total review:280904today:31
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1/1(合計:5件)
手塚治虫
晃子
ネタバレ
(1、2巻まとめてのレビューです。) 「同性愛を話の主軸に置いた作品ではない」ので ちるでは非BLタグが付いてますが、れっきとした男性同士の愛が、これでもかとしっかり描かれています。 この時代(70年代)で同性愛をホ◯だオカ◯だなどと(どちらも差別用語です。みなさん使わないで。)バカにせずにここまで、つまり性的"嗜好"でなく性的"指向"なんだ、と(←…
能天気
手塚治虫が、この作品で人間の邪悪の執念をBLで表現しています。 社会生活で絶対あるであろう権力者の力、それに群がっている愚かな者達の滑稽な働き。 現代社会を真正面から、手塚治虫は切り込んでいます。 男が男を動かす世界。(女はコマとして登場しています) 男女ではなく、なぜに男男なのか・・・。 キーワードは、世界が『男ふたり』であること。 【賀来】と【結城】運命共同体。 秘密を分かち合っ…
1巻・2巻まとめて、★★★★★星5つ【神】。 作家の花村萬月さんが帯の言葉を書いてます。 『しかし、いつのころからか、漫画は冗談な絵ではなくなっていた。 先駆者は、もちろん手塚治虫だ。 手塚には大衆に向けた紋切り型の表現である単純な二元論を克服しようという明確な意思があった。 その意思に支えられて、男女の境界を平然と踏み越えて結城美知夫(主人公)は悪の道を疾駆する。』 手…
修行中
贅沢ですが、あと少しだけラブ(というか感情の露出)があったらな…というのが感想です。もちろんあのラストが崩れない程度の分量で。彼の葛藤や後悔は無くていいけれど悲嘆をもっと見たかったです。 …全編通してもヘリの中のあの場面でしか泣いてないから、深い悲しみは有ったんだろうけど。あと半ページぐらいでいいから悲しんでる絵がもっと有れば…でもやっぱり愛がメインじゃ無いからいいのかなぁでもなぁー…(堂々…
ごく最近に映画になったのでタイトルは知っているという方も多いんではないでしょうか。(ちなみに私は映画観てません) 社会派、そして人間の本質を問う作品なので開くにはちょっと心構えが要るかもですが、一度は手に取って欲しい本です。 日本のある島で起きた、闇に葬り去られてしまった事件。その復讐に燃える美男子(歌舞伎俳優系)でヤリ手の銀行員・結城と、彼とはただならぬ関係である賀来神父(ガチムチ系)の…