カワイチハルさんのレビュー一覧

百貨店恋愛事情 小説

宇宮有芽  カワイチハル 

何気ない日常に潜む恋愛

普通に仕事して毎日を過ごしてそこについてくる恋愛、という感じでした。
激しい愛やハラハラするストーリーではないですが、個人的にはこういう雰囲気のお話があらゆる作品の中で一番好きです。

もともと何でもない日常を上手く書かれる作家さんですが、その中でもこの作品は特に大きな紆余曲折もなく、うまくまとまっています。悪く言えば地味だ、と作者もどこかのあとがきて言っていた気がするんですが、私は恋愛モノ…

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不器用なプロポーズ 小説

真先ゆみ  カワイチハル 

あたりまえの存在。

家族愛から恋人愛へと…

子供の頃、法隆が引っ越して来てから側にいるのが当たり前の2人。
毎朝の日課で法隆を起こしに合鍵で部屋に入ると、そこには裸の男が2人。
もちろん一人は法隆、そしてもう一人は…
今までお互い付き合ってきた人はいたし紹介もされた。
男もOKといういう噂は耳にしても、結局は信じていなかった。
ですが目の前の現実を見て心に何かがモヤモヤと。
で、またこの相手が牽制し…

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好きとキライの間には 小説

御堂なな子  カワイチハル 

幼馴染の俳優とパン職人

攻めは受けのことが好きで付き合いたい。
受けは攻めのことが幼馴染として好き。

俳優と、パン職人の幼馴染ものです。

今の関係を崩したくなくて幼馴染から恋愛の好きへと気持ちが認められない瑞樹
かわいかったです。


裕也は完ぺきな男じゃなくていい感じでした。
瑞樹に執着して周りに嫉妬したりして、受けのことが好きなのが伝わってきました。
仕事に私情を持ち込むのはよくありませんが…

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もったいない! 小説

凪良ゆう  カワイチハル 

ドタバタコメディ

話が佳境に入ってからは楽しめましたが、そこまでは退屈でした。元々私が誘い受けを好きじゃないというのもありますし、その上この主人公(受)がポジティブで悩まないタイプ。攻もサッパリした性格で、幼馴染みの二人は気心が知れている。早々に互いの恋愛対象が同性であることを告げ合い、障害となる人も事象も無いようなもの。こんな二人なので共同生活は緊張感がなく、もう始めから結ばれた後の二人の関係・生活が容易に想像で…

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もったいない! 小説

凪良ゆう  カワイチハル 

コメディタッチなのに甘酸っぱい

シリヤスものや重いもの、切ないものが最近多いですが、いやいや凪良さんのコメディものも最高ですよ?w

初恋相手の王子様のような圭吾と同居することになった日向。だが、同居早々、倹約家すぎる日向の行動に圭吾は王子の仮面がはがれ、わがまま俺様いじわるな素を見せる。初恋が崩れてしまった日向だったが、その後圭吾の様々な面を知り再びひかれ…というお話です。
まず2人のキャラクターがイキイキと輝いています…

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もったいない! 小説

凪良ゆう  カワイチハル 

笑わせてくれました。

とても楽しく、気持ちよく読み終えました。

受攻双方が、どっちもどっちのいい勝負で面白い。

カワイチハル先生のアクのない絵もこのお話にぴったりです。

攻が多少残念な性格でも、最後まで萌を維持し続けられたのは、カワイ先生の描かれる、かっこいいイラストの力が大きいと思います。

あとがきで、もっと面白くすることもできたようにおっしゃっている凪良先生、ここのところシリアス路線が続いて…

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もったいない! 小説

凪良ゆう  カワイチハル 

テンポがすばらしい

凪良ゆうさん、初読だったんですけど、個人的に大ヒットです。ほかのも読んでみたくなりました。

特筆すべきは話運びのテンポの良さ、的確で気の利いた比喩でしょうか。ものすごく文才ある方だなあと思いました。
コメディが上手なのかな?浮世離れした主人公の家族はそれこそありえないかんじですが、この話にはなじんでいます。

キャラクターも魅力的ですね。最近読んだやつは受けか攻めどっちかの存在感が薄い…

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いぬとねこ。 コミック

カワイチハル 

ふわふわ心温まる物語です。

新刊チェックで表紙絵が公開された時から、
相変わらず綺麗な絵だなと気になっていました。
粗筋を読んで人外モノのようだったので、
初めは古本で購入しようと思っていたのですが、
いつもの書店で特典ペーパーが付くということで、
予約して新本で購入しました。

台詞の無い漫画で始まりましたが、直ぐに台詞が入った通常の漫画に
なるだろうと思いながら読んでいても、ずっと台詞の無いままで、
5…

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いぬとねこ。 コミック

カワイチハル 

いっそバッチリ擬人化希望!

や、可愛いんですよ。可愛いんですけども、何かこう、何つぅかこう……
うーーーーーん!まどろっこしいのですよ~(汗)

フキダシのセリフ無しで進行する為、状況や心情をあれこれ考える作業の必要に迫られまして。
察しの悪い自分には結構手間のかかる作品でした…。


細かい事ですけど、おなかを空かせたチビねこにアメ玉1個って!と思ってしまったり(いやまぁ、その気持ちが嬉しいのはわかりますけどもね)、
チビ…

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もったいない! 小説

凪良ゆう  カワイチハル 

もったいない…?

う、うーん。
なんだろう、自分の好みに合わなかったってことなのかな。
それとも「凪良さんだし…」みたいな期待値が大きかったのか。

キャラの性格が極端といえば極端なせいなのか。
ころころと表情とか思考が変わる様子とかが「?」ってなっちゃう部分があったり。
攻の方が受の涙についドギマギして優しくなっちゃうとことか甘やかしちゃうとことかは嫌いじゃないんですけど…。

やっぱりキャラの設…

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