Sakura0904
◆睨めば恋2(表題作)
2巻まで来ても、やはり私にはテンプレ感の抜けない展開に感じてしまいました。ブラコン兄に志摩がすんなり受け入れられてしまうのも、竜之介が料理上手で志摩にキャラ弁を作るのも、志摩がその弁当をぶちまけてしまって竜之介に許されるのも、全部読めてしまう展開。1巻同様発売時の2014年に読んでいたら、もっと新鮮味を感じられたのかもしれないけれど、志摩も竜之介も次はきっとこんな反応を…
◆睨めば恋(表題作)
ギャップのあるヤンキー受けの王道、を感じる作品でした。なんというか、王道過ぎて、気恥ずかしさすら感じるような…。あんなに睨みが凄くて喧嘩も強くて、なのに実は優しかったり少々抜けていたりするところもあって、そのギャップにやられる攻め。その描き方があまりにもテンプレートで、いまいち乗り切れなかったです。ただ、それはあくまで私がそういう作品をたくさん読んできたから感じることであ…
お堅い職業の執着系攻めと、ヤクザの若頭の受けという組み合わせ。キャラ設定も、大事な存在だからこそ相手を遠ざけようとする若頭も王道ではあるけれど、弁護士の白樺の絶妙な喰えない表情や、落ち着いてるように見えて結構感情が分かりやすい黒井の甘さが面白かったです。中盤に挟まれる2人の過去の話も好きで、特に幼い頃から黒井がどんな風に成長してきたのかを見れるのは楽しかったですね。ビジュアルも、白樺への接し方も…