カズアキさんのレビュー一覧

パラスティック・ソウル -はじまりの章- 小説

木原音瀬  カズアキ 

モフモフ

この本は何度も読んでいるのですが 何度読んでも
人間の幸せとはなんだろうと考えさせられます。
コノハラ先生のとんでもない発想が 毎回度肝を抜かされます。
モフモフですよ~。しっぽがたまらなくエロチック。
人間の世界と 
人間とイヌを掛けあわせたワクチンによってできたビルア種の世界があります。
もしかしたら未来はこんな事が起こる可能性だってありえますから。
読み始めたら止まりません。

1

雨は悄然と降っている 小説

さとむら緑  カズアキ 

共依存の二人

辛口レビューが多いですが私は好きな作品でした。
明るくて社交的だけど寂しがり屋の受けと、一人きりで生きられる攻め。

お互いに会わなければ全く違う人生を歩んでいたんだろうなあ、というカップリングと
「共依存」の関係のカップリングが好きとしては二つ合わさったこの作品はすごくツボでした。

文章も読みやすく物語に入っていきやすかったです。

2

虎王の祝祭 小説

神楽日夏  カズアキ 

またまた運命なのですね

同時発売された「魔神の婚姻」文庫化再販シリーズのスピンオフ的な続編2作目です。
前作から1年が経過している設定で、今回のカップルはまだまだ幼さの残る若い二人。

1年前に王が亡くなり王族の奴隷制度も廃止されて1年が過ぎたことろの話です。
受け様は日本人なのですが、野生動物の研究者である両親に連れられて色々な国を回り
そして動物保護区で落ち着いた両親と共に暮らしていたが、両親はいつも研究が…

0

魔神の婚姻 小説

神楽日夏  カズアキ 

運命の相手に出会うための試練

文庫化再販、シリーズ1作目で書下ろし付の作品。
関連シリーズとの2冊同時発売ですので、2冊目にはこのカップルも登場してるので
合わせて読みたい作品です。
内容は元モデルで、駆け出しカメラマンの受け様が、長く鎖国が続いていたアラブの国へ
師匠の代わりに隠された砂漠の奥にある王宮の写真を撮る許可を受けて来たのですが
王宮へ行く砂漠の途中で、全身黒づくめの男に引き返せと忠告を受ける。
しかし…

1

雨は悄然と降っている 小説

さとむら緑  カズアキ 

ちぐはぐ感がぬぐえない

作家さんの初単行本です。
親が転勤族で、ひとところに長くいないために人付き合いを諦めて、内向的な男。
父親が失踪、妹は病気でその入院費用を稼ぐために働く母の元、妹を励ますことで、周囲の人に好かれることで、人に必要とされたいと願ってきた男。
こんな二人が高校で出会って友達になって、進路が別れた大学で音信不通になり、偶然の再会を果たし、住むところを追い出された男が小説家として自立している男の部屋…

4

雨は悄然と降っている 小説

さとむら緑  カズアキ 

需要と供給の関係かもしれないね

高校時代の最後の年に友人として常に一緒にいた二人、卒業後も連絡をと言ったのに
守屋からは何の連絡もなく、自分からしてもいつもいなくて・・・そしていつしか
付き合いが無くなった二人は、三島が婚約者からマンションを追い出された事から
偶然の再会をし、半分強引に頼み込み作家をしてる守屋の所へ押しかけ居候する三島。

とにかく、守屋が分かりにくいのです。雨男みたいで、いつも彼がいると雨で
そし…

5

偽りの歌姫 小説

神楽日夏  カズアキ 

歌姫

シリーズも3作目になりましたね。
このへんで打ち止めなのかしら。
とはいいつつ、このシリーズ前2作がわりと好きでありまして
挿絵もカワイクてですね。楽しみに読ませていただきましたw
感想としては、まずまずかな~というところ。

歌姫~と呼ばれていた受が、歌を披露し、その歌に惹かれ~な展開からの作品なのであります。
前回までは、あんがい事件だのなんだの~でバタバタした印象があったのです…

1

楽園のうた 小説

鈴藤みわ  カズアキ 

イラストが❤

まず、イラストの話を。
絵師さんがカズアキさんということで即購入を決めました!!
乙女ゲーム・Starry☆Skyのイラストも手がけている方がBL?!
とか思って見てみると、表紙はなんと…!!
スタスカでおなじみの「宮地龍之介」君まんまの外見のキャラ(攻)がぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!
…げふんげふん。
そして、受けの子も頑張れば…

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no reason -恋に堕ちる- (表題作 no reason) 小説

可南さらさ  カズアキ 

ユズ、それでいいのか?

とにかく柚木(受)がよかったんですよ。天然記念物クラスのピュアな箱入りちゃん!

ただ、どうしても気になるのは、2人の過去。間違いなく一成のせいで、柚木は孤立してしまい、結果従姉の真弓としか付き合えないほどになったんですよね?それに対する反省が薄い!
もともと『好きだから』何でも許されるっていうのは、ちょっと違うんじゃないかと思うんですが、結果が重大すぎですよ。これは単に柚木の被害妄想ではな…

1

パラスティック・ソウル -おわりの章- 小説

木原音瀬  カズアキ 

予想以上の面白さ

おわりの章の発売が遅れて、まだかまだかなんて待っていたので期待が膨らみ過ぎて
でも、その期待を裏切ることが無い内容で満足の1冊になっていました。
前作のキーマンである天才科学者のブロイルスが作った薬によって
運命が大きく動き出した前作の主人公たち、最終章は前作に引き続き翻弄される
主人公たちと、ついにキーマンのブロイルスが登場します。
その一辺倒でないストーリーの内容に度肝を抜かれそして…

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