カズアキさんのレビュー一覧

エデンの初恋 小説

朝丘戻  カズアキ 

二人の長い恋路

朝丘先生初めましてでした。「胸が痛くてたまらんのでは」と避けていたのですが、こんな風なお話を書かれるんだ!と分かって嬉しいです。まあなんて長い二人の恋路。読み応えたっぷり「4編に分かれている本編380Pほど+あとがき+カズアキ先生のあとがき」でした。リアルな大学生や会社員のもだもだ話がお好きな方なら間違いなしだと思います。あちこちに胸がきゅーとあま痛くなる言葉があったので萌2.

レンタルショ…

5

パラスティック・ソウル(3) 購入特典・書き下ろしペーパー グッズ

本編のカードのお話

本編で八尋にB.A.とだけ書かれたカードが届くエピソードがあったと思いますが、あのカードはどうやって入手され、八尋の元に届いたかというお話でした。
以下盛大にネタバレあり。


スペイン地区のホープタウンに逃げて、汗水たらして稼いだお金で、中古のホログラムPCを購入。ライヴァンは仮想通貨を使って稼ぐようになり、様々なものを工作して作り、生活環境をどんどん改善していきます。この日も買い物して…

1

エデンの初恋 小説

朝丘戻  カズアキ 

意外に獣な透さん、

毎回泣かされてしまう朝丘先生の作品ですが、今回もまたドキドキきゅんきゅんさせていただきながら、ほろりと涙してしまいました。

健気だけど男らしい受け要と真面目で優しいけどかなりエッチな攻め透。
お互いがお互いを思いやるがゆえに起こる勘違いと思い込み。相手を思ってついたちょっとした嘘から焦ったくもすれ違う2人。
だからこそ、2人にある限られた時間、その中にあるありふれた日常をとても大切に過ご…

7

パラスティック・ソウル(3) 小説

木原音瀬  カズアキ 

芭亜斗とライヴァンの長い長いお話

辛いかもと手を伸ばしにくかった3巻。「おおー到達した!」という達成感があるので神。まとめ読み予定の方にも「この3巻までで一度読んでもいいかも」と言いたくなるぐらい、一区切り感あります。というのも四六版2冊がこの3巻までで全て収録されたからで、それに今回2編の書き下ろしが入っていました。良かった。色々ガツン★と殴られた気分になる箇所もあるけど、それでも良かった。そして最後はやっぱり少しイタイ。のでそ…

2

エデンの初恋 小説

朝丘戻  カズアキ 

健気な受けさんに萌える

作家買い。

朝丘さんの作品は、ぽわぽわしていて性的にまっさらさん、に見えて、実は一本筋の通った受けさん、って定番な気がしますが、新刊もそのイメージを損なうことのない(性格的に)男前な受けさんのお話でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。








主人公は大学生の要。
中学生の時にゲイであるという自身の性癖を自覚するが、同じ中学の先輩が「ゲイである」ことから…

10

パラスティック・ソウル(2) 小説

木原音瀬  カズアキ 

BL色は薄め、だけど面白い!

とにかく面白いです!
ですが、Bl色は薄いので、BLを期待して読むとちょっと物足りないかもしれません。約半分は少女と青年のお話です。

でもとにかく面白いです!
ストーリーがよく練られているので、BLを抜きにしても1つの作品としておすすめしたい作品です。

1巻を読んだときも思いましたが、「願いが叶う薬」という一見すると幸せなイメージのものを木原先生が書くとこんなに痛いお話になるのかと…

2

パラスティック・ソウル(3) 購入特典・書き下ろしペーパー グッズ

実はリスペクトしていたのかも

追手から逃れ、スペイン地区のホープタウンで暮らし始めた芭亜斗と恋人・ライヴァン。
見た目は子どもでも知能が桁違いに高いライヴァンは、貧民街の不便なアパートを快適に作り替えていきます。さらに仮想通貨でも稼ぎ、中央都市で暮らせるほどの蓄えができますが、追跡者の目を逃れるため、二人はホープタウンで暮らし続けています。

あるとき、ライヴァンは、防犯セキュリティ装置を作るからと、芭亜斗にお使いを頼み…

2

パラスティック・ソウル(3) 小説

木原音瀬  カズアキ 

深い愛情に萌える

『パラスティック・ソウル』の3巻目。

旧版は「はじまりの章」と「おわりの章」の2巻完結ですが、新装版は4巻まであります。旧版は未読なので、そちらとの比較はできませんが、3巻の収録内容を一応記載します。

・god child
・parasitic soul
・単行本版あとがき
・next age(書き下ろし)
・文庫版あとがき(書き下ろし)
・stay close(書き下ろし)…

6

パラスティック・ソウル(3) 小説

木原音瀬  カズアキ 

心から愛したら

“願いの叶う薬”の正体、ハイビルアの謎、タイトル「パラスティック・ソウル」の意味。全てが明らかになります。
1巻、2巻と、いろいろと推測してきたのですが、思いもよらないものでした。
物語の核心部分なので、これらについてなるべく触れずに、本作の主役、芭亜斗(バート)とライヴァンの“愛の成就”について、感じたことを書きたいと思います。

芭亜斗とライヴァンが惹かれ合うのが、唐突だけれど、とても…

6

夜明けの嘘と青とブランコ 小説

朝丘戻  カズアキ 

澄んだ空気が、文章から伝わる素晴らしい作品

私の中で、一番のBL小説です!

あらすじは上記を見てください。

表紙に惹かれて購入し、始めは読みやすい作品だなぁと思いながらページを進めました。
次に、ただ可愛いだけでない志生の性格が徐々に見えてくるので、私も聡士目線で「こんな可愛い彼氏たまらない!」と言ってしまいそうになりました。
二人の交換日記を挟んで、聡士目線での話も順にあるので、お互いが相手をどう思っているのかがわかり、イ…

7
PAGE TOP