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10/30(合計:296件)
木原音瀬 カズアキ
えすむら
ネタバレ
らしくない甘さです(笑)一方でとても木原先生らしい”奇跡”の描き方だなと思いました。設定はSF(未来)だけど、ベースは非常にクラシカルなラブストーリーだと思います。 周囲に偽りの人生を強いられてきた攻(ヨシュア)と、自分を偽ってきた受(ケイン)が奇跡的に出会い、自分自身の人生を取り戻す物語でもあります。 おそらく、これ単体で読んでも楽しめるとは思うんですが、はじまりの章からここに至ったスケ…
せつこex
パラスティックソウル最新刊です。 現実的で生々しいを得意とする木原先生(主観ですみませんw)がSFをどう書かかれるのか気になって読み始めついに5作目です。 今回も世界観を引き継ぎつつ、前回までと違う舞台でまた面白い展開をさせるのはさすがだなと思いました。 本当にご本人がおっしゃっているように、今回は甘さが強めなので、このはらーの方じゃなくても読んでいただきたい一冊です!
星形のハゲ
作者様が好きでこちらの作品は1番好きなシリーズです。 ネタバレありに致しましたが ネタバレはあまり書きません〜 このシリーズ前作が悲惨すぎてダメだった!と言う方も、こちらの作品は薄暗さより切なさが強いと思いますので読んでいただきたいなとおもいます。 前作を読んでいない方は私は初めから読んでいただきたいと思います!ちょっと先程の文章と矛盾してしまいますが、私は前作があってこそと思うからで…
まりぽん812
刑務官のケインと、犬耳・犬尻尾を持つ囚人H3の、もどかしく切ないピュアなSF恋物語です。 木原さんには珍しくハッピーエンドです。木原さんの痛い話が大好きな私ですが、読後はじんわりと幸せな気持ちで大満足です。 ケインは職場では明るく振舞っていますが、スラム街出身であることやゲイであることを隠しているため、心の中では孤独を感じています。担当した囚人H3は精神体が寄生しており、その人格は宿主のも…
ポッチ
作家買い。 「パラスティック・ソウル」は2012年に上下巻で刊行され、2018年に新装版として『パラスティック・ソウル(1)(表題作「fake lovers」)』、『パラスティック・ソウル(2)』、『パラスティック・ソウル(3)』、そして完結編である『パラスティック・ソウル endless destiny』の4冊が連続で刊行されました。 『パラスティック・ソウル endless des…
いおかいつき カズアキ
渋茶
見た目ゴツい絵本専門出版社の営業×子供向け番組の司会者。 主人公・裕真の仕事は平日15分の子供向け番組一本ながらも、6歳以下の子供達に絶大な人気を得ているおにいさんなのだ。 大型書店の絵本コーナーで子供達に親しげに囲まれている裕真を偶然見かけた塩崎は、自身の営業が行き詰っている解決の糸口として彼に声をかけ、相談に乗ってもらうのを快諾してもらえた。 最初はパッとしない印象の塩崎だったが、裕真の…
kurinn
本編後のお話でした。 雪華と焔と志之介は順調に旅を続けながら、清祓師としての仕事もしているようです。 そして志之介に取り憑いた狸の存在にも慣れて来たようです。狸はもう志之介の体から出れないし悪さも出来ないので、志之介を見守るもう1人の保護者のような存在になっていました。そして志之介におたぬと呼ばれているようです。www 雪華と焔にお礼がしたいと言う志之介に、デエトを提案してみたり…
村崎樹 カズアキ
まずデビュー作である事に驚きました。とても面白かったです。 まあ読み進めていれば雪華の誤解とか、焔の真意とか鈴蘭の最後の願いとかは想像の通りでした。その辺りがちょっと甘かったかな? それでも呪術師を生業とする実家を飛び出してからの雪華はようやく世の中を知ることが出来て、呪詛払いで人々を救おうとする姿には目を見張るものがありました。 特に志之介と出会ってから雪華と焔の関係が好転…
てんてん
本品は『清らかな雪は白金の狐の愛にとける』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 本編後、志之輔視点での旅の出来事になります。 志之輔は萩原の家では 機嫌のいい時に旦那様が遊んでくれるくらいで 大好きだった母は空に帰ってしまいます。 一緒に旅する雪華と焔にいつも優しくしてくれて 2人とも男だけれど志之輔にとっては親代わりであり 2人お礼がしたいと思いつきます。 しか…
今回は金狐の両親から生まれた高い霊格を持つ白金の妖狐と 呪術師の家に生まれた霊力の低い跡継ぎのお話です。 受様が定められていた攻様との関係を超え 新たな絆をつくるまで。 八尾家は人間に仕える妖狐を管狐として使う呪術で 占術を用いた縁談や商談への助言、失せ物探しから 呪詛の祓いや特定の相手に呪いをかけて欲しいという 願いまで広く請け負っています。 受様は八尾家の嫡子なが…