いちかわ壱さんのレビュー一覧

あしたあさってそれからいつか コミック

いちかわ壱 

いい人ばかりで癒される

いちかわ先生らしい穏やかでじわじわと染み入る作品ですね。

攻めの大学生駿介は爽やか好青年と言う言葉がぴったり!誰からも好かれる人懐っこさと、好きな人にはストレートに気持ちをぶつけてくる男っぽさもあり、ゲイとかノンケとか年上とか年下とか関係なく信頼できるキャラでした。

それに引き換え秋さんは年上なのに、こんなに愛されてるのに何を不安に思うことがあるの?ってくらい心配性で、別れを切り出した…

0

あしたあさってそれからいつか コミック

いちかわ壱 

不安も仕方ない?

秋は九州のとある町の古民家カフェで働くゲイの青年。ゲイであることに罪悪感を持っていて…。

バイト志望で現れた駿介はひとなつこっくてイケメンで愛想もよく働き者で秋はひかれてしまう。

二人はなんとか結ばれるものの秋の罪悪感が影を落としますね。あと夏休みが終わったら、駿介が元の生活に戻ったらと不安要素がいっぱいで。

元カレも秋がゲイだと父親にばらしたり、その日に父親が事故にあったせいで…

0

きっと僕ら恋人になる コミック

いちかわ壱 

梶くん幸せになって

主人公 まこ
想い人 野田
当て馬 梶
傍観者 白雪

当て馬がいると大体「君は受けよりもっといい子と付き合って幸せになって!」と思うんですが、梶くんほどそう思うキャラもいないです。
それほど主人公より梶くんを応援したくなる。

野田にバスケで負け、まこを取られ、情けないと落ち込む梶くんに、白雪くんが「お前だけが勝つために戦ったんだから お前がMVP」と言うセリフがすべてを表してい…

1

Chara Collection EXTRA 2018 グッズ

薪さんに、武士先輩に、佐藤くんにまた会えた♪

封筒を開けた瞬間、分厚さにうれしい悲鳴をあげました♪
これを小冊子と呼ぶのは申し訳ないぞ。
作品アソートの冊子は、好きな作品の番外編が読めるのはもちろん嬉しいけど、読んだことない作品も雰囲気を知れて読むキッカケになるのが好きです。
早速2冊ポチりました^^


表紙は鯛野ニッケ先生!
『キスしてシュガーくん!』の武士先輩と佐藤くんが指で合わせハートを作ってるのがかわえぇ!


3

ただいま、おかえり―またあした― コミック

いちかわ壱 

3巻にしてようやくオメガバース『らしさ』の不穏さもはらみ。

これまでのその、ある意味オメガバースらしからぬ平穏で愛に溢れたほのぼの感を急激に揺り戻す、新たな展開。一度番ってしまえば、Ωにとっては番いのαにしか反応しないが、αの方は違う。他のΩのフェロモンに当てられてしまう。(という残酷な設定。)ここに来てようやくオメガバースらしいというか。輝にとって、初めての同世代の友達・満の父がΩだった事で、弘さんはそのフェロモンに当てられてしまう。この時の弘さんの対処…

2

ただいま、おかえり―かがやくひ― コミック

いちかわ壱 

赤ちゃんはコウノトリが運んで来る⁈否、赤ちゃんは太陽そのもの。

この物語が続くにあたり、弘と真生の大恋愛に遡る過去編かと思いきや、こちらの想像を軽く超えて、真生がΩで生まれたことで、「可哀想な子供」とされて息苦しかった、もっとずっと過去の物語。真生は弘と家族を作れたことで。輝という(妹も後に生まれますが)子供に恵まれたことで、その過去を捨てるのでは無く、乗り越えて行く強さを持てるようになる。まだ2歳で、言葉もおぼつかない輝が、今回も大人たちの醸す空気を敏感に感…

2

ただいま、おかえり コミック

いちかわ壱 

子供という、その無垢な愛らしさはまさしく神が遣わした者に違いない。

Rentaの無料連載を少し読んでから購入。
私もオメガバース特有の、激しく切ない運命の〜という設定が好きな方なので、最初からこれは私の好きなジャンルでは無かろう。と決めつけていたのですが、少し読んだだけで引き込まれてしまいました。冒頭のシーン、「まーあーちゃっ」「はーあーい」「らいしゅき♡」という、真生と輝のほのぼのした愛らしさに泣き出す夫、弘。子供が機嫌のいい時には良くあるシーンだと思いますし…

2

ただいま、おかえり―またあした― コミック

いちかわ壱 

世界でいちばん大好きなBL!

ただいま、おかえりシリーズ。

コミックになる以前から触れていて、もうずっと、ずっと大好き…

世界でいちばん大好きなBLです…!
もしかしたらBL、という域すら越えてたりするのではなかろうか…というくらいめちゃくちゃ考えさせられるし、暖かい気持ちになります。これが癒しBL

人と人との関わりあい
大好きな人にきちんと愛を伝える大切さ
分かってたつもりで忘れていたことをこの家族は…

9

あしたあさってそれからいつか コミック

いちかわ壱 

家族の物語でした

いちかわ先生らしい丁寧な作品だったと思います。
実は駿介が初めから秋の事が気になって店に現れたのは終盤になってからわかりますが、ゲイの秋がノンケの駿介に告白されて戸惑いながらも、駿介の隣が居心地が良くて離れがたい気持ちになるのも分かります。
元カレ登場によって掻き回されますが、結局は秋自身の問題だったんですね。駿介は若いのに良い男でした。秋の両親の心もガッチリと掴んでるし、いつでも入り婿OKな…

1

あしたあさってそれからいつか コミック

いちかわ壱 

いちかわ先生作品の持つ、魅力の結晶。

いちかわ先生のお話は、どれも胸が締め付けられ、その後じんわりと温かくなって……
「この作品に出会えて良かった」と思わせてくれる為、大好きです。

「普段 ちょっといい気分になるくらい上手に甘えてくる そのくせここぞって時 俺の一番欲しい言葉をくれる」
帯にもある言葉ですが、駿介くんの人懐っこさと頼もしさを、端的に表現した場面だと感じました。

秋さんが別れ話を切り出したとき、心の声を絞…

3
PAGE TOP