イシノアヤさんのレビュー一覧

隠し事ができません 小説

海野幸  イシノアヤ 

受の髪型がロングじゃなければ・・・

髪が長くてひ弱な男の人が好みじゃなかったようです。まだまだBL歴が浅く、自分の好みがはっきり確立されてません。なので、表紙を見たときにちょっと違和感があったのですが、読んでいくうちにはっきりと髪長くて結んでたりするひ弱な受けは苦手なんだと自覚しました。
お話自体は、大学の先輩と後輩のスクールラブで、好きな分野なはずなんですが。受がロン毛でひ弱じゃなければ、もっと楽しめたかな。ごめんなさい。なので…

1

トリガー コミック

イシノアヤ 

自己肯定の分かれ道

初読み作家だったのですが、表紙の絵が苦手なタッチだったので合わないかなと思いつつ、試しにサンプルを読んだら先が気になる感じだったので購入。
攻めの三井は読んでいて西田東さんの「君が僕のすべて」の武田を思い出させました。エリートなのに奥さんに離婚されるところとか、プライドが邪魔して人生損してるところとか。

最後の最後まで三井がそういう展開になると全く思わなかったので驚きましたが、逆に全てが腑…

3

それはおまえが童貞だからです 小説

凪良ゆう  イシノアヤ 

童貞・30歳

たまーに見かける「30歳で童貞だと妖精(魔法使い?)になる説」ってこういうことかー!と得心いたしました。

軽く読めるコメディーで面白かったですが、凪良ゆう作品のイメージとはちょっと違ったかな。本編中盤、二人の高校生時代の回想まではぐいぐい引き込まれて読んだのですが、後半はちょっとワチャワチャしてしまった印象です。あとイラストがあまりマッチしていないように感じました。全体の雰囲気には合っている…

2

隠し事ができません 小説

海野幸  イシノアヤ 

乙女

夏目が可愛くてね。少女マンガ的すれ違いがもどかしくて、楽しく読みました。

無口な攻めも大好物なのです。イシノアヤさんのイラストも素敵でした。

1

椿びより コミック

イシノアヤ 

スーツリーマンイクメンは萌えるんだぜ

イシノアヤ先生を知るきっかけになった本です。

ジャケットもとても可愛く、デザインも好きです。
キャラクターも大好きで、コミカルなようで
憎めないひ弱そうで、しっかり自立している主人公。

そして何と言っても
イクメン。


スーツリーマンのイクメンには俺は目がないので
もう妄想がとまらんかった。


男同士の友情って紙一重なんっすよね。

きっと…多分、ずっとこの…

1

椿だより コミック

イシノアヤ 

読み終えたらギュって抱きしめたくなる一冊です。

こんなに心温まる作品はありません。
ラストの描写は何故か涙が溢れてくるし、
エッチとかなくても純粋に人を思う気持ちの大切さを教えてくれる俺にとってとても大事作品です。

俺自身、作品を制作していて
エッチとかよりも、人間関係や心の状態、変化を大切に描いていきたいので
この作品は、時々読み返して自身の心の洗濯をしてしまいます。

友人にあげるならまずこの本を思い浮かびます。

男…

3

それはおまえが童貞だからです 小説

凪良ゆう  イシノアヤ 

タイトルでコメディと気付くことが必要です

凪良さんの作品だ~!と何も見ずに購入しました。
今まで凪良さんの作品はシリアスしか読んだことがなかったので、題名で??とはなったのですが、すごくテンポの良いコメディで、とてもおもしろかったです!!

童貞のまま三十歳の誕生日をむかえた二ノ宮は、瞬間移動の超能力が使えるようになってしまいます。そこから始まるドタバタ、再会した初恋の相手・世取とのやりとりが、読んでいて楽しくて楽しくて!
初恋時…

3

トリガー コミック

イシノアヤ 

エリートが踏み外した道

心の奥底に押し込めた「ぜったいに認めたくない」欲求。
三井の分厚い化けの皮が剥がれ落ち、自分自信を騙し続けた男の縋るモノが何もない虚しさが、落ちぶれていく過程の中でじっくりと語られていきます。
曽根が脅しに屈する理由も、関係を続ける理由も語られないまま。
憂さを晴らすためだけに曽根を嬲り続ける日々。
同情とは別な所で三井をサイテーな男と蔑むことができました。
けれど全てを失って、曽根にす…

1

それはおまえが童貞だからです 小説

凪良ゆう  イシノアヤ 

もしも魔法が使えたら

こういう悩みのないBL大好きです(≧◇≦)ノシ
もちろんシリアスな胸にぎゅっとくる作品も大好きなのですが
あほで可愛いくてwな作品がもっと増えればいいと思う。

さて、お話はタイトルの通り
童貞にお悩みの30歳がヒロイン。
眉目秀麗。女にモテる。のに童貞w
それは誰にも言えないコンプレックスがあるゆえに。
そのコンプレックスを刺激された経験からさらに踏み出せなく
なってしまったが…

4

トリガー コミック

イシノアヤ 

相変わらず困り顔がツボ

結構狡かったり卑怯だったりするキャラの心理を描いていらっしゃる作家さんなので、決して一筋縄ではいかない作風だと思っていましたが、本作のように人間の負の部分を一つのお話で全面に出されちゃうと、予期しなかったのもあってなかなかキツかったです。最後の描き下ろしで温かさを残してくれていたにしても、読後はズシッと来ました。

己の性的指向を自覚しながら受け入れられず、抵抗し続けてきた三井。かつて告白を受…

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