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3/4(合計:34件)
柴田よしき
甘食
ネタバレ
「聖なる黒夜」は一般小説ですが、刑事・麻生×男妾あがりのヤクザ・練との関係性は限りなくBL風なので、そこに焦点を絞った感想です。 ⑤所轄刑事・麻生龍太郎(麻生と元彼・及川登場) ④聖なる黒夜(麻生×練+及川) ⑥私立探偵・麻生龍太郎(麻生×練・お付き合いから別れへ) ①RIKOー女神の永遠ー(麻生と練の登場は無し) ②聖母の深き淵(麻生と練・別れても未練たっぷり) ③月神の浅き夢(…
「聖なる黒夜」の続編。麻生×練のカップリングが気になりその目的のみで読みました。捜査一課のエリート警部だった麻生は色々あって私立探偵に転職しました。彼の新しい仕事の事件簿という形の短編集。2人は相変わらず付き合ってるようですが、麻生の「俺は警察やめたんだからお前もヤクザやめろよ」みたいな論法はちょっとな、と思う。練は麻生のせいでヤクザになっちゃったようなものだから、「そうしないと別れるよ?」みたい…
ちるちるの一般小説だけどBL風味?みたいな最近のニュース記事で教えてもらった作品。好みのどストライクでした。ちるちるさんありがとう。 分厚い上下巻だし、ミステリーとしても重厚だし、魅力的な女性もたくさん出てくるし、男女の絡みもあるしBLとは決して言えないんだけど、主役は麻生龍太郎と山内練で2人の愛憎溢れる複雑かつ皮肉な運命の関係がこのシリーズの主題だと思うのでそういう点では立派なBLだと私に…
カラフル
不朽のBL小説100選に選ばれていたので、期待し過ぎました。 個人的にはストレスフルな小説でした。BL部分以外の内容(ミステリー)がお粗末で自分には合わなかったようです。一般小説でBL的な要素を楽しめる事に何より重きを置く人にはいいでしょうが、それ以上のものを求める人にはオススメしにくいです。 上下巻合わせて1300頁とかなりのボリュームで、「こんなに長いからには何か得られるものがあるはず…
昆布味
上下巻合わせてレビューさせていただきます。 図書館で手に取った分厚い本。普段読書の嫌いな私が寝る間も惜しんで読み尽くすほど、引き込まれる作品でした! もちろん非BL作品なのですが、男同士の愛がが物語の本筋となりすぎていて、BL作品のつもりで読んでも何の違和感もありません。上質な刑事・ヤクザモノを浴びるように摂取できます! ここからは読んだことのある方に語りたいことなのですが、及川さん………
まぎぃ
ミステリとして始まった上巻。下巻では、むしろがらりと変わって二人の愛の物語の様相を呈してきます。 長回しの科白が増え、作者の言いたいことが登場人物の口を介して切々と語られます。決して読みにくくはありません。が、そのセリフの奥に作者の言葉が透けて見えるところがやや残念。あくまでも生きたキャラとして動かして欲しかったな、と思います。 謎解きの方は、キーとなる人物は上巻である程度予想できます…
これは読み物として、いわゆるBLの1段上にある、本格ミステリーでした。構成、描写、文章力、どれもこれまで読んだBLノベルとは一線を画しています。 読み進むほどに、これまで読んできたBL小説は”ライト”ノベルのレベルなんだなと思わされました。 本作の評価は、ランク外、星6つ以上です。 しかし、上巻後半になってくると、どんどんとこれはBLだ、いやBLでなくしてなんであろう、と思えてきます。こ…
霧笛丸
「聖なる黒夜」の後、私立探偵になった麻生の短編集です。練は所々出てはきますが全然足りない、もっともっと出て欲しかったです。このもどかしさは非blならではでしょうか、これはあくまで麻生が主役の地道なミステリーになりますから。ですが私もちるちるユーザーの端くれです、以下麻生と練に的を絞りレビューします。 第一話目「our house」 玲子のためにローンを組んで買ったマンションを引き払い、探偵事務…
「聖なる黒夜」は非bl作品です。なので男同士の関係はサラッと、匂わせる程度なのかと思ってました。濃いめの友情な感じかな、なんて予想してたのですが、全然違うとすぐに分かりました。 この作品は「匂わせる」を越えてしっかりそこのところが描かれています。 ☆ここから激しくネタバレしますので、ご注意ください☆ まず、主人公の麻生龍太郎。彼は初めは妻に一方的に離婚された男として出てきますがたまげまし…
blの沼に浸ったこの一年、読んだ本と購入した本はほぼ全てblでした。「聖なる黒夜」は久しぶりの非bl作品でして本当、圧倒されました。 ストーリーの詳細は控えますが、大物ヤクザの韮崎が殺されたところから始まります。捜査に当たるのは警視庁捜査一課の刑事、麻生龍太郎、そして運命的に再会する山内練。 この山内練が実に魅力的なのです!インテリで男娼上がりで韮崎の企業舎弟、練は前科者であり、ここが物語の大…