成瀬かのさんのレビュー一覧

獣の理 小説

成瀬かの  円陣闇丸 

大人同士の支えあい

前にこの導入部分っていうのかな?それを読んでいて本になったら買おうと思っていたのです!しかも、イラストが円陣さんなのでなおさら♪

成瀬さんの本は何冊か読んでいるんですがそれぞれ作風がちょっと変わって面白いんですよね
受けも可愛い、男の中の可愛さってやつ?もろさですかね(子供は子供のかわいさ)

異世界からけも耳・しっぽつけた大男が現れますがそんなファンタジー色は濃くなく、2人は違和感な…

2

珊瑚の骨 小説

成瀬かの  六芦かえで 

暗がりの先の楽園。

あらすじや他の方のレビューを読んで、痛いのか…DVなのか…性的虐待なのか…とかなり躊躇してましたが、面白かったです!

最初から痛いです。うわぁいきなりかぁと思いましたがでもこれはプロローグと書いてある。プロローグなら枚数そんなにないはずだし、むしろ導入としては必要なこと。頑張れ私!読み進めるんだ!と言い聞かせて読もうとしたところ、そんなに言い聞かせることなくすいすいと…むしろ止まらなくなりま…

3

騎士が愛でるは籠の鳥 小説

成瀬かの  六城ポコ 

この異世界は怖いな

現代日本から異世界に飛ばされて苦難と哀愁を抱えながらも主人公が異世界で
第二の人生を歩む設定的には異世界ファンタジーとしてはありふれた題材です。
でも、異世界に飛ばされた主人公がいきなり色町の娼館で男娼させられていると言う
内容はあまりなかったかも知れませんね、異世界に飛ばされただけでも大変なのに、
何も知らないままに身体を売らせられて、ゲイでもないのに男相手はキツイの一言。

そんな…

8

甘えない猫 小説

成瀬かの  高星麻子 

情の深さを感じます

シリアス気味のラブストーリー、受けになる葵のたった一人の身内だった母親を
亡くしてしまってからの葵の生きているのに全てに無気力で死に急いでいる、
そんな精神的に壊れているような、まるで野生の野良猫以上の行動が悲しく感じます。

母親を事故で亡くし、その車に同乗していたことで大好きな人の体温が奪われていく
瞬間を傍で見ていることしか出来なかった葵、そしてその事故が自分のせいだと思い込み

7

残念な情熱 小説

成瀬かの  雨澄ノカ 

成程これは残念ww

今までの萌えを返してくれ!!
そう叫びたくなるほど前半と後半で
キャラや作品への印象がガラリと変わる作品でしたw

前半は、
伝統芸能(箏曲)のシビアな世界や
葵竜(受)が年上の従兄弟・太獅(攻)に箏曲の指導を受けつつ
募らせていく恋心、すれ違いの切なさ…など、
ややコミカルながらも美しく奥ゆかしい情緒があり、
あぁこの世界観好きだなー、純愛だなーーなんて
浸っていたのです。

7

獣の理 小説

成瀬かの  円陣闇丸 

もしかして、もしかしなくても、自分モフモフ好き?!

もっと早くにレビューしたかったんですが、ウチの腐海にに飲み込まれ、何処へ行ったのか…?昨日ようやく発掘しました!再度読み返し「やっぱ、いいわ~!」異世界の冷徹で無敵の戦士が、日常の食卓でちんまり「食べてよし!」を待ってるとか、つんつるてんの浴衣の端を持ち上げるたくましいしっぽとか、円陣闇丸先生のリンとして重みも味わいもあるイラストも眼福です!!あまりにも異常な聖明のお家の状況とともに、最後までハラ…

4

騎士が愛でるは籠の鳥 小説

成瀬かの  六城ポコ 

デオドラントは大切だ

急に知らない時代の何処かに飛ばされた、現代日本人青年の異世界トリップものです。
こういうの特に好きではない橘ですが、作家読みの「成瀬かの」とあらすじの「筆下ろし」が気になって、ポチ。

主人公・楓月(かづき)が飛ばされた先の世界観は、中世ヨーロッパみたい。
身分制度が厳しく、下層民は法律・道徳・清潔(←ここ重要です!)とは無縁な暮し。
飛ばされてきた人を“迷い人”と言うこの世界で、言葉も…

3

騎士が愛でるは籠の鳥 小説

成瀬かの  六城ポコ 

表紙買いして・・・

表紙買いしました
六城ポコさんの絵素敵ですね(*´∀`*)

受け様が異世界に飛ばされて、生きていくために
イヤイヤ体を売り生活をしていて、貴族の王子様的攻め様に拾われ
愛される・・・という感じです

異世界設定なので、あまり読んだ事がなくどうかと思ったのですが
いろいろ設定が小難しい感じではなくてすんなり読めました
とにかく受け様が飛ばされた世界はみんな体格が大きいという事

3

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「従者にあらず」・「くろねこ屋歳時記」番外編

プラチナ文庫&CannaComics応募者サービス小冊子「ANNIVERSARY BOX」です。小説11編、漫画19編を収録。そのうち、本編既読の『従者にあらず』と『くろねこ屋歳時記』の番外編を読みました。

【小説】『従者にあらず』番外編「魔法使いと小さな呪い」椹野道流
疫病の流行から半年後。パン屋のホルガ―と魔法使いのロテールは毎日のように夕食を共にしています。しかし今日のロテールの様子…

3

愛がない 小説

成瀬かの  三尾じゅん太 

なかなか面白かったな。

プロローグとエピローグが受視点で、本文は攻視点というなかなか珍しいかもしれない作品。
あとがきを見てたら、元々は受視点のみの短いお話だったようで。
それを膨らませて今回のお話になっているのですが…。

思いを募らせて告白した達哉。
てっきり玉砕で終わると思っていたのに、ひょんなことから酔っぱらいなだれ込むようにベッドへ。
そのまま、関係はずるずると続くが、どういう意図なのかよくわからな…

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