成瀬かのさんのレビュー一覧

僕の悪魔-ディアブロ- 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

やっぱりメロメロになるんですねぇw

マフィアものが読みたくなって、応えて姐さんのコーナーを見てたら皆さんがおすすめしてたので読んでみました。
やっぱり健気受け!いいですね!
設定はよくありがちですが、リクがうじうじしてるだけの暗~い子ではないのがよかったです。家族の愛情に飢えてて、マンマや他の面々の優しさを感じて、ここにいたいの、とリクが訴えた場面ではホロリときました。
そのあと好きなクラウディオのため、優しくしてくれたファミ…

8

憂える天使~アンジェロ~ 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

男の色気ムンムン攻めと健気受け、理想的な年の差作品♪

『僕の悪魔 ディアブロ』の続編です。
こちらのシリーズは同人誌の方でも続きが書かれていて、わたしも大好きですが他にも愛している方がいらっしゃるんだなあと実感します。
だってもっと読みたいですもんね!

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受けは日本人で、元々は義父に売られイタリアへやってきたリク、17歳。
そのせいでパスポートすら持たないリクは、現在シチリアで暮らし、前作でク…

8

end-all 小説

成瀬かの 

殺して欲しい

『僕の悪魔』と『憂える天使』の番外編同人誌です。
『僕の悪魔』シリーズは大好きな作品です。
ああ、もう、皆さまにお読み頂きたいのに!本編は新品では手に入れるのが困難なんですよね…電子では買えるのに。

仕事で日本へ行くクラウディオに着いて行くこととなった里玖。
本編で里玖は売られるために二年前日本を離れていましたし、プロポーズされている自分がまさか帰されることはないと思いつつ、不安を抱え…

5

砂の国の鳥籠 小説

成瀬かの  三枝シマ 

こんな鳥籠なら経験してみたいかも

成瀬さんのファンタジー…ではなく、アラブ〜物です。
成瀬さんがアラブ…不思議な感じです。

まさかの一人称。
ただ『僕』なので、個人的にはホッとしています。そして、記憶喪失物です。

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受けのハルは日本人ということだけで、あとの記憶はなくしている青年。
気づくと体の筋力は衰え、一人では着替えもままならない体となっていました。

攻めは…

4

愛がない 小説

成瀬かの  三尾じゅん太 

意外な視点切り替え

もっと「攻めザマァwww」な展開を期待していたので拍子抜け。
最初、受け視点で話が進むの?と思ったけど、それはプロローグとエピローグだけでした。
というか後書きを読んで知ったのですが、元々は達哉パートだけで完結予定のWEB連載作品だったのですね。
思わずプロローグとエピローグだけ読み返しちゃいましたw
何か携帯小説とかWEB作品っぽいと感じていたので納得です。

おまけのSSが当て馬……

1

異界の王 小説

成瀬かの  鳶谷あい 

悪びれない自由奔放受けは珍しい

異世界ファンタジー物。
しかも傍若無人の王を御させるために異世界の神が桜貴を選んで呼び寄せたという、変わり種設定です。

**********************
受けは、人目を惹く容姿に格闘技で鍛えた引き締まった肢体を持つ桜貴。
酒に酔ったら誰とでも寝てしまうモラルに欠けた一面も。

攻めの冬宗は、蛮族と蔑まされてきたダリアを一目置かれる立場へと引き上げた若き国王。
金髪碧眼…

1

異界の日々 小説

成瀬かの  鳶谷あい 

バイオレンスな二人

桜貴のダリア王妃となってからの、ある1日です。

すっかりラブラブとなった冬宗と桜貴
起床してすぐからイチャイチャして、将の岩曹に

「朝は遠慮していただけませんか。」

なんて言われる始末(笑)

桜貴なりに、ダリア王妃として国の事を理解しようとしてたり
鍛錬や乗馬の練習と頑張っています。
なんてけなげな王妃になったんだろうと思われましたが、
相変わらず、エッチも昼間から…

0

異界の王 小説

成瀬かの  鳶谷あい 

奔放な男前受

成瀬かのさんの異世界物、大大好きです (≧∇≦)
読み始めると一気にその世界に引き込まれて最後まで読んでしまいます

この作品の受の桜貴は、他作には出て来ないような豪快さで
攻のダリア国王様である冬宗を躾て虜にしていきます(笑)
相手が王様であろうが、桜貴には関係ありません
殴る蹴るは当たり前
初夜は夜這いで、浴室なのに攻の冬宗を後ろ手に縛って
無理矢理事に及びます(笑)

こ…

3

珊瑚の骨 小説

成瀬かの  六芦かえで 

情景が思い浮かばず

年の差、万歳!
今回は10歳差です。(イラストではもっと離れているようには見えますが)
30代後半の攻めはひじょうに好みですが、出来れば受けはもう少し年若が良かったなあ。
ただ、精神的には若いですね。
時が止まってしまっています。

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受けの瑛は兄と二人暮らし。
3つ違いの兄には心も体も支配され、生傷の絶えない生活を続ける、28歳の文芸本編集…

2

砂の国の鳥籠 小説

成瀬かの  三枝シマ 

閉ざされた世界

作品が持つ雰囲気と世界観が、とてもとても好みな小説です。

主人公のハルは、ある日気付くと美しく緑豊かな鳥籠の中に居た。
傍らには、まるで海賊のように片眼に眼帯をした褐色の肌の美情夫がいたが、眠りから目覚めたハルは彼のことはおろか自分のことも忘れていたーー
記憶がないまま、友人だというその男ーイドリースと鳥籠という狭い空間の中で幸せに暮らしていくが、ふとした瞬間、イドリースの自分を見つめる…

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