成瀬かのさんのレビュー一覧

獣の理 小説

成瀬かの  円陣闇丸 

カッコイイもふもふ

カップルがとても良かった。
すぐに続きが読みたくて二巻目も購入しました。

異世界から来た獣耳をもつ人種グレンと、人間の聖明が出会って恋をするというお話ですが、舞台は普通の現代社会です。
異世界から来たグレンの、もといた世界の説明もふれられてはいるのですがごく最低限という感じで、あんまりイメージがわかなかったのが勿体無い気もしました。
しかし、あくまで普通の会社に通う聖明のご近所を舞台に…

2

珊瑚の骨 小説

成瀬かの  六芦かえで 

南の島へ行ってみたくなりました。

腹違いの兄から精神的・肉体的に暴力を受けている瑛の物語です。
出版社に勤める瑛は、人気小説家・木津へ執筆依頼のため、彼の滞在先である南の島を訪れます。
瑛は兄の暴行による傷を木津に見られているため、木津が自分に興味を持ったのは次作の小説の題材にするためではないかと疑っています。
しかし、木津と彼の甥っ子の優羽、南の島の自然に触れるうちに、兄から逃れたいと思うようになり・・・というお話です。

2

獣の理 Ⅱ 小説

成瀬かの  円陣闇丸 

三匹の欠食児童に爆笑

前作が神!だったので、楽しみにしてました、ようやく読めましたー
相変わらず美麗な円陣先生の挿絵、超うっとりさんです。
お話は他のお姉さま方がレビューいただいているので、私は絵の方を。

カラー口絵は、聖明がキスちょーだいって言ってそうな絵。
着衣なので、問題なし(笑)
モノクロは、NEWカプの絡みシーン1あり(丸耳、丸しっぽ!!!!!!)
とグレンたちの絡み複数(笑)
いちばん好き…

0

ショコラ文庫2016もふもふフェア おて本(表題作 sweet holiday) グッズ

人の生活に慣れても

本品はショコラ文庫2016もふもふフェアの
特典小冊子で三作の番外編を収録しています。

『獣の理Ⅱ』番外編
グレンを訊ねて元部下がやってくるお話です。

聖明の恋人・グレンは
異世界からやってきた狼族の騎士です。

グレンは最初こそ
生活環境の違いに戸惑いますが
今ではすっかり慣れて外出も
一人でできるようになりました。

グレンの元部下で魔法使いである
リュドヴィ…

1

竜王は花嫁の虜 小説

成瀬かの  宮城とおこ 

びっくりするほど何もしていない主人公

成瀬かのさんの作品を読むのは数作目ですが、たまに「この作品の萌えのピークはどこだったのだろう…」と思ってモヤモヤする作品に出会います。大雑把にBL作品のテンプレとしてはクライマックスのセックスシーンがそれに当たるとして、それとは別に(そのシーンに繋がるための)精神的な恋愛の盛り上がりがある作品が個人的には感情移入しやすく萌えやすいのですが、この作品では大したロジックもなく主人公(受)が攻に対して「…

4

愛がない 小説

成瀬かの  三尾じゅん太 

受けさんが切なかったです

多分かの先生の本を読み漁ってたころにgetした本。
整理中に本棚の奥から発掘したので再読。
読んでて、ぷつぷつ っと切れる感あります。
(WEB発表作品を加筆修正したものだからかも)
また、受けモノローグ、攻めモノローグ双方が出てきます。
特徴ある文章になってるので、
事前に確認できるなら確認した方がいいかもです。
そういう特徴を踏まえても 萌2.やっぱ好きだわ、これ。

1.攻…

4

憂える天使~アンジェロ~ 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

イヤ=もっと

『僕の悪魔』も良かったですが、今作の方が私は好きです。
というのも、前作で里玖は確かにクラウディオの心を射止めたものの、彼がマフィアのボスである事と容姿端麗なイタリア人であるということに一抹の不安を感じていました。里玖を抱く前は多くの女性を侍らせていたし、甘い言葉を囁き、相手を陥落させる事は彼にとっては息をすることの様に容易いんじゃないかと。
でも、クラウディオは本当に里玖を愛しているんだなぁ…

5

残念な情熱 小説

成瀬かの  雨澄ノカ 

かっこ悪い攻め

面白かったです。自分は攻めはカッコいいほうがいい!と思うタイプなのですが、この作品の攻めは非常にカッコ悪い。
それが、だんだん、どんどんカッコ悪くなっていくんです。
タイトルの「残念な」って、何が残念なんだろうと思ってましたが読んで納得。

攻めの太獅は最初は非常にかっこよくて、完璧に近く、正直少し怖いです。
主人公の葵竜はお箏の家元の跡継ぎですが、大好きな親戚の太獅と跡継ぎあらそいをす…

2

気がついたら幽霊になってました。 小説

成瀬かの  yoco 

楽しい幽体離脱

絵師買い。
yocoさん、こういうポップな絵柄もなかなかいいな、
タイトルはラノベ風……と、ポップなコメディを想像して手に取ったら
あら、ちょっと違いました。
内容は結構シビアなものを含むのだが、
あっけらかんとした幽体受けのキャラがなかなか楽しく
想像していたコメディとは違ったけれど、軽快でコミカルなテイスト。

ストーカーに殺されかけた水葵は、幽霊というよりは幽体離脱し
高校…

4

気がついたら幽霊になってました。 小説

成瀬かの  yoco 

「シリアス」と「コメディ」の、バランスがとてもいい

初読みの作家さま。ちるちるさんでレビューを拝見して、面白そうだなと思って購入してみました。

絵師さんのお名前を見てちょっとびっくり。yocoさんだったんですね。今までのイメージを覆す絵柄で、思わず二度見しました。軽めのタイトルに、ポップな表紙。いい意味で裏切られた作品でした。この内容に、あえてのこのタイトルと表紙だったのかな。ギャップ萌えしました。

内容はすでに書いてくださっているので…

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