はねっかえりのりーさん
2000年代〜2010年代にかけてのちょっと古いBLというのがものすごく好きなんですが。
何パターンかある王道展開に少し影が残る作品の雰囲気、耽美やJUNEに近い精神的な繋がり、etc
スピンアウト元の僕の悪魔、憂える天使が正にそれなんですね。
そんな中、この作品は名脇役、しかも元敵役のフェランドの物語でした。
フェランドは、本編中でも割合好きの部類に入る人物であったのですが、…
前作に続けて一気読みしました。
個人的には前作よりも、より面白くて緊迫感があってとっても好みでした。
この作品、リクの影と光のアンバランスさがまた絶妙で、わかりやすいシンデレラストーリーなのに、作家さんの思うつぼがごとくいちいちキュンキュンしちゃって悶えてしまいました。
殺し屋役のフェランドですが、この人も影があっていいですね〜〜
こういうキャラ本当に好きだなぁ笑
電子でスピンオ…
不憫で不憫で仕方ない受けが、権力も金も地位もある攻めに救われる、The王道のシンデレラストーリー。
こういうの本当に好き!笑
言葉が通じないので、すれ違いが切なくて(もちろん美味しい)、リクに落ちた後のクラウディオのゲロ甘さったらない。
そもそもクラウディオはリクにゲロ甘なのに、それを必死に隠して自分でも見ないようにしてた感じもたまりませんでした。
リクはリクで不幸な生い立ちのせい…