下條水月さんのレビュー一覧

モブと王子様 ~ちょっとえっちなお手伝い~ コミック

下條水月 

このサブタイトルに期待してはいけない。とってもピュアっピュアな恋物語。

陽一は、姉二人の影響で、物心ついた頃から少女漫画を読んで育ち、少女漫画の様な恋を夢見る、ピュアっピュア男子。だが、そのルックスは少女漫画に登場する様なものでは無く。自身でもモブと自称する至って地味で、クラスでも埋もれてしまう様なルックス。
そう、いつも女子に囲まれている、天野の様な、キラキラ男子にはなれないのだ。
ある日、陽一が、雨の日に困っている天野に傘を差しかけた事をキッカケに。
天野は…

0

臆病作家はそれを欲しがらない コミック

下條水月 

攻めがあまり好きじゃない…。

大学時代からのつきあいの友人で現在は、担当編集と小説家という関係。そしてノンケに片思いし続けているゲイという王道な設定です。
ただちょっと違うのが、ゲイの小説家は片思いを成就させたいという欲がないことかな。
出すぎた欲を持つと不幸になると自分に言い聞かせているのは、かつての恋人にちょっとしたお願いをしたことにより(夏休み中1日だけでもいいから会いたいというごく普通の願い)恋人が事故に巻き込まれ…

2

この世は神との恋次第 コミック

下條水月 

あやとりとられてどうなるか

あくまで私見ですが、BL作品に出てくる神様は
概ね人間よりも人間くさい様な気がします。
考えてみれば人間は社会にもまれている内に
色々学習して抑揚を覚えたり致しますが神様には
そう言う学習手段がない。最初から完成形として
世間に放り出されている。
だから失敗を知らないでドジっ子化したりする。
そう言う神様とこれまた少し天然な人間との
恋模様です。
初版帯の文句はネタバレに直結しま…

2

ロマンチッカーズ・ハイ コミック

下條水月 

読みやすいリーマンもの

リーマンものの、読みやすくてスタンダードなタイプのお話でした。
サラリーマンで同期のライバル…というわかりやすい関係です。

ライバルと言っても主人公の皆藤が一方的にライバル視しているだけなのですが。
皆藤が成績も顔もよいエリートぽいナルシストなのですが、どんなにすごいかが冒頭でたたき付けるような文章で説明されているだけなので、もっと行動で見せてほしかったかも。
この人のどこがそんなにモ…

0

この世は神との恋次第 コミック

下條水月 

ファンタジーでした

神様との恋愛 ファンタジー❤︎
幼少の頃から好きだった幼馴染みの毅彦に失恋しても、毅彦を想い続けていた環、ある時環を嫁にしようとする神様が現れて‥といった内容。ほんわかした可愛らしいお話でした、神様は綺麗系で、環は可愛らしい系、幼馴染みの毅彦はカッコいい系、恋敵?の毅彦の奥さんの桜織ちゃんも可愛らしく、環の同僚の先生や生徒も、まあまあの顔立ちで見た目がいい人ばかりで眼福でした(笑)。
神様の嫁…

2

臆病作家はそれを欲しがらない コミック

下條水月 

耳をぎゅっとされると

丸々一冊、真山と篠宮カップルのお話なのできゅんとくる瞬間とか篠宮がどんな風に真山を好きになって、どんな風に気持ちを抑えているかなど丁寧にかかれていました。個人的な嗜好で欲を言えば、篠宮が男の人のデリヘルを使ってるというのがちょっと残念。人嫌いなのだから、そんな一見さんとエッチできる勇気とかいらなかったですね。

1

臆病作家はそれを欲しがらない コミック

下條水月 

超王道なお話。

ノンケ編集×メガネ作家なんて、天国以外の何物でもないじゃないですか!と購入。
とても王道なお話でした。
こういう展開ですよねという予想通りに話が進んでハッピーエンド。
安心して読めるのですが、何か物足りなかったかも。
前半の民話絡みはよかったです。
王道なだけに、はるぽんさんがおっしゃっている些細なひっかかりが気になってしまって。
献本は他社からということなのかしら。
そんな簡単に…

0

臆病作家はそれを欲しがらない コミック

下條水月 

丁寧に描かれた片恋物語

小説家の受けは、大学時代からの友人であり、現在担当編集者である攻めに7年間ものあいだ片思いしている。
結婚も考えている恋人がいる攻めには何の期待もしていなかったし、想いを伝えることさえ考えていなかった受けだったが、受けの性生活を偶然知った攻めは受けを意識しはじめ、友人関係は崩れ始める。

ノンケの攻めに長年片思いしている受け、というありきたりな設定ですが、受けが民話好きで、そういうタイプの話…

3

ロマンチッカーズ・ハイ コミック

下條水月 

表紙買いしてみたけれど

表紙が可愛らしかったので手に取ってみました。

う~ん、なんだかなあ…。
短編集で、お話が3つ収録されています。どの話も可愛いと言えば可愛いのですが、何というか、さらっと話が進んでしまって心に引っかかるものが何もない、というか…。

どのCPも、恋愛感情を抱くまでの気持ちの変遷がさっぱり分からないし、どの子もノンケさんだと思うのだけれど「男同志」という点についても何の葛藤もなくあっさり体…

1

ロマンチッカーズ・ハイ コミック

下條水月 

ほのぼの

雷が怖くて抱きついちゃう男って、どうなんだろ?とは思いますがリーマンの同期でライバルと言う設定は好きでした。と言っても、勝手に片方がライバル視してただけで、向こうはそんな風に思ってなくて、むしろ飲みに誘われて嬉しいと素直に言うとことか好きですね。

表題作の他に軽めのお話が二つ。
ラジオのリスナーと常連の話とか、ほのぼの、しかも一途な感じで良かったです。

0
PAGE TOP