栗城偲さんのレビュー一覧

たちまち、おちる 小説

栗城偲  街子マドカ 

再会もの 育ちすぎたプードル

「stand up, please!」「美味しいオカズをいただきます。」の関連と、あとがきに有ったので読んでみたい。

昔、食事を奢った元ネコ役アルバイト 叶夢・・と、数年後に舞台の仕事で再会。長身の美形の通訳になっていた。

間野は、佐藤の攻めを断り切れず、絆され落ちてしまう。
ノンケの筈が何故?、と自分の今に納得いかない間野の葛藤が面白かった。
悪党が登場しない、気持ちよく読めるラ…

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家政夫とパパ 小説

栗城偲  Ciel 

陽だまりのようなあたたかさ

初恋の人との再会もの。
Ciel先生のカバーイラストから受ける印象通りの、ぽかぽかとしたあたたかい雰囲気の中で育まれる、大人のむずがゆい恋のお話でした。

ハウスキーパーとして偶然にも初恋の相手・昴の元で勤務することになった千尋。
まず、千尋のハウスキーパー…家政夫さんの仕事っぷりが読んでいて気持ちが良かったですね!
お仕事なので当たり前と言えば当たり前なのですが、細やかな心配りが見られ…

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ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした 小説

栗城偲  篁ふみ 

Dom/Subなんだけど

ちょっと積読してたんですけど、読んだら面白かったー。Dom/Subなんだけど、リーマンものテイストが強くて、もだきゅん★でした。いつまでも覚えてるかどうかはちょっと自信なかったので萌2よりの萌にしました。雑誌掲載された本編240P弱+後日談6P+あとがき。篁先生の挿絵が最高によろしくて♡

品質保証部に異動し夜遅くまで働いていた幹人。突然後頭部に殴られたような痛みを覚えたかと思うと意識を失い、…

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呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

可もなく不可もなく不可もなく

作家買い。
「萌」評価です。

可もなく不可もなく。
悪くはないけど、期待値が高かっただけに、
少し、中途半端。
いうならば、序章といった印象。

もっと、怖くても良かった。
もっと、攻めと受けのLoveがあっても良かった。
もっと、当て馬とのあれこれがあっても良かった。
もっと、先祖との確執があっても良かった。
もっと、エロがあっても良かった。
もっと、受けの生い立ちに…

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呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

”呪い”ってそういうものなのか〜の不思議系

先生買いです。
BLというか、ちょいオカルト系読みものとしてとてもおもしろかったです。
攻め受けに対しての萌というより小説の面白さのほうが上回ったので萌度は低いのですが、BL好きで不思議なお話が好きな方にオススメしたいです!(オカルト、だとは思うんですがそんなに怖くはなくて、”ホラー”っていうより”不思議”という感じ。)
松基先生のイラストがとーてもいいです。

”呪い”っていうものを情…

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呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

夏の終わりにぴったりな1冊

オカルト・ホラー・謎解きエッセンスがそれぞれ少しずつ入った、夏の終わりに良さそうな1冊でした。
呪いや、人ではないなにかが登場したりもするけれど、栗城先生の文章が読みやすいので混乱せずにするっと入って来やすいかな?と思います。

人々にかけられた強い呪いを、人ではないなにかを介して解呪することが出来る「いとし子」と呼ばれる存在である愁。
神社の宮司を務める叔父から声をかけられた時にのみ解呪…

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呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

もっと怖くても良かった

今月のキャラ文庫さんはホラー系が2作あったんですが、こちらも含めてライトホラーでした。

栗城偲先生の前回のキャラ文庫の「はぐれ銀狼と修道士」の方が私的には好みでした。個人的にはもっと怖くても良かったんですが、こちらの作品は「解呪」が主なので霊の形態としては登場せず対象者への呪いが靄や人の形を取って見えたりしてました。呪いをかけた人物が死んでも呪として残ったり、また無意識に呪をかけてしまったり…

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呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

長く縛られ続けた関係を断ち切るのは

今回は民俗学部の大学生と見習い神職のお話です。

秘儀を行う受様が攻様との出会いで人と関わる事を知り
自信の望んだ道を歩き始めるまで。

受様は児童養護施設に預けられた赤子でしたが
黒沢神社の宮司一族の家に養子として引き取られ
その後に神社の祝福を受ける"いとし子"となります。

受様は黒沢神社の神職見習いをしていますが
受様ただ1人のいとし子として特別祈祷…

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呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

怖さ度

栗城先生買い。現代日本和風ファンタジーで、怖いの苦手な私でもするっと読めたので、怖さ度は低いのでは。二人の恋話云々よりかはお話の方が気になったのと、いつまでも覚えているかどうか自信なかったので萌にしました。本編280Pほど。終わり方が良き♡

神社の宮司を伯父に持つ愁(しゅう)。シュマという、普通の人の目には見えないまっ黒な大きなものをパートナーとして持つため「いとし子」と呼ばれ、神社で特別な…

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呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

ちょっぴりオカルト風味。

作家買い。
栗城先生の新刊はファンタジーもの。ファンタジー、というとちょっと語弊があるかな?「人ならざる者」が登場する、ちょっぴりホラー要素が加わったお話です。とはいえ、すごく怖い、というお話ではなく、夏にぴったりなマイルドなオカルト、といった体の一冊かと思われます。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





神社で、神職見習いとして働く愁という20歳の青年が主人公。

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