栗城偲さんのレビュー一覧

美味しいオカズをいただきます。 小説

栗城偲  駒城ミチヲ 

冬瓜のあんかけ食べたい

ご飯やさんのおいしいお料理の「おかず」と、独り寝の右手の友の「オカズ」をかけた、胃袋掴みラブ。

自分では、ずっとタチのつもりでいた天羽が、作元に出会って、餌付けされて、やさしくされて、作元を自慰のオカズにしていくうちに、だんだんと…。

天羽の、迷いつつも快楽に素直なところがいいな。
この辺までは、おいしそうな料理に、天羽と一緒にうっとりしながら楽しく読んでいたんだけど、それだけじゃ、…

2

恋人代行、八千円 小説

栗城偲  有紀 

恋人代行は八千円ではありませんでしたがw

大学の講師に密かに憧れを抱いている幹太は、
叔父の手伝いをするべく、便利屋のバイトをしています。
家事全般をこなし、お金にシビアな面を見せつつ
お客さんの為を思って、つい無理をしてしまうこともしばしば。
ある日、年間契約という異例のお客さんの話を叔父から聞くと
それはなんとあの大学講師の柳で…。

幹太が、若いながらも頑張る姿は尊敬に値します!w
いくらバイトだとは言え、金勘定だけ…

2

stand up, please! 小説

栗城偲  街子マドカ 

可愛いラブコメです!

テンポの良いサクサク読めるラブコメです。
元AV男優×モザイク職人という変わりダネでもあります。AV男優はありがちですが、モザイク職人は初めて読みました。世の中には色々な職業がありますね…。受けが仕事に没頭するタイプなので、お仕事物としても楽しめる感じですかね?
この作者さんは、モザイク職人だったりフィールドエンジニアだったり、果ては屋台のおでん屋さんだったりと身近なのですが、なかなか主人公は…

2

美味しいオカズをいただきます。 小説

栗城偲  駒城ミチヲ 

面白かった!

栗城偲先生の作品が大好きでいつも新刊を楽しみにしてますが、今作も大変面白かったです!!
強面のオカン系攻め×やんちゃで豪快な美人受けの日常系ごはんものBLです。受けの視点で進みます。

フィールドエンジニアをしている天羽(受け)が、「食事処・野菜亭」にレジスターの修理に出向き、そこで店長をしている作元と出会います。ちなみにフィールドエンジニアとは、パソコンやコピー機、レジスター等を保守点検、…

6

てのなるほうへ 小説

栗城偲  小椋ムク 

コンプレックスは魅力になり得る!

中途失明者の巽は、いつもお昼を一人で食べている公園で、風に飛ばされたお面を拾ってくれと頼まれます。
それがきっかけで、巽はその狐面の持ち主・草枕とランチタイムを過ごすようになり、ちょっと浮世離れしてるけど真直ぐで優しい草枕に惹かれていきます。
そんな時、自分以外いないはずの部屋で物音がしたり、物の位置がずれていたりするようになり・・・と書くと何だかホラーかサスペンスものみたいですが(笑)、ほん…

5

鬼の棲処 書き下ろしショートストーリー小冊子 グッズ

本編では語られない逸話

本品は『鬼の棲処』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、
村長の息子視点で村の様子が語られています。

村長の息子は
たびたび黒鬼がさらわれた時の夢を見ます。

得体のしれない男たちに捉えられ
黒鬼は今にも泣きだしそうな顔で
連れ去られてしまったあの日の事。

あれは村長の息子にとってだけでなく
村の誰にとっても悪夢のような出来事であり
未だに…

5

鬼の棲処 アニメイト限定SSペーパー グッズ

完璧な兄を変えた人

本品は『鬼の棲処』の
アニメイト限定特典ペーパーです。

弟王子視点で
兄王子に対する葛藤と考察が語られています。

血の繋がりがある兄弟だからと言って
全てを知りつくしている訳はなく
相手を完全に理解する事は不可能ですが

弟王子にとって
兄王子はひどく好ましい存在でした。

見た目の美しさは勿論
小さい頃からやんちゃだった弟王子に比べて
立ち振る舞いも頭の良さ…

3

鬼の棲処 発売記念ペーパー グッズ

夜は誰のもの?

本品は『鬼の棲処』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、夜視点で
四年後のある日を描いた後日談になります。

唇に柔らかな感触を覚えた夜が
そっと瞼を開くと天使のように美しい
顔が頬杖をついて夜を見つめていました。

昨日は少し無理をさせてしまった
と言われた夜は頬を染めてします。

恋人関係になっも既に四年が過ぎても
2人の間には倦怠期も訪れず
二日と…

3

鬼の棲処 小説

栗城偲  コウキ。 

いろいろ気になる

不吉な黒髪であることから、島で迫害を受けていた受け。薬師として生活していましたが、名前もつけられず、人間扱いされず、しかも薬草を盗んでいった島人が使用量を誤って死んだせいで幽閉され、殺されかけていました。
そこに島を討伐にやってきた國の第一王子攻めが、殺されかけていた受けを見つけ、戦利品として國に連れ帰ることに…というお話です。

人として扱われず、名前すらなかった受けが、キラキラ金髪の王子…

4

鬼の棲処 小説

栗城偲  コウキ。 

魔女狩りからのシンデレラ

王道のシンデレラストーリーですね。
他の方があらすじを書いて下さってますが、恐らく皆様が想像している通りの流れと結末です。

私は、コウキ。さんの挿絵も含めて結構好きな一冊です。
攻めの第一王子は、金髪碧眼で物腰が柔らかく一途で、我儘も滅多に言わない絵に描いたような、まさに王子らしい王子。
一方受けの夜は、下層の平民出身で、村八分にされていた過去があり、可哀想なくらい自己評価が低く初心。…

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