栗城偲さんのレビュー一覧

てのなるほうへ 小説

栗城偲  小椋ムク 

自分のバカヤロウ

実は栗城偲さんの作品はこれまでの実績から相性が良くない印象があって、こちらの本も積んだままになっていたのをようやく読みました。

…何故もっと早く読まなかった自分のバカヤロウ!と壁ドンする勢いで、大好きな作品になりました。小椋ムクさんのイラストがまた素晴らしくマッチしていて、妖怪と人間、のっぺらぼう、視覚障害者、男同士…などのやるせない事実がありながら、全篇にわたってとにかく優しくて温かい物語…

5

後輩が目を合わせてくれません 小説

栗城偲  石田惠美 

ム、ムッツリえっち…!?

大学三年で映研に所属している航海(わたる)は
一年下の主税(ちから)と仲が良いと思っていたのに
いつしか会話もままならなくなり
自分にだけ素っ気ない態度が気に入りません。
11月の川べりのロケでふざけられた際
びしょ濡れになってしまい寒さに震える時
さっと毛布を持って来てくれ、
毛布が足りない為一緒にくるまると
抱き締められ「好きです」と告げられます。
その後アクションを起こさな…

4

カフェオレ・ランデブー 小説

栗城偲  藤たまき 

攻めに癒されました…!!

栗城さんのお書きになる年下ワンコ攻めに
今回もうっとりさせていただきました!!
明るくて人当たりの良い年下ワンコ、
ほんっと可愛いなぁ!!

5年も交際してきた笹野という恋人が実は既婚者で
それを自分の29歳の誕生日にホテルで知らされ
どうしようもなく傷付いた久能ですが
家にすぐ帰りたくなくてふと目に入った純喫茶に
ふらりと入ってみると
そこにはギャルソンの恰好をした若い男が……

3

愛のコロッケパン~恋する商店街~ 小説

栗城偲  駒城ミチヲ 

コロッケパンの縁結び

精肉店の陽介とベーカリーの麦は、地元商店街のお隣さん同志で幼なじみの間柄。
一時期は家庭の事情で離ればなれになっていたものの、戻ってきて精肉店を再開したのをきっかけに、陽介はお隣さんのベーカリーで家業を切り盛りしている麦の気を引こうとアピールを続けるのだが…。

話は、地元商店街を盛り上げようというイベントを企画していく中でのアットホームな暖かみを背景に、二人がいい大人になっても始終じゃれあ…

2

stand up, please! 小説

栗城偲  街子マドカ 

世話焼きの心地よさ♪

帯の“本当に勃たないか、俺と試してみます?”が
がっつり目立ちながらも
ちゃんと(?)おねえさんのレジで買った私は
創丙のように多少麻痺しているのかもしれませんww

主にゲイビのモザイク処理を行うモザイク職人の創丙は
忙しさのせいもあり、食事をきちんと摂らず
睡眠時間も短い毎日です。
人間の三大欲のもうひとつ、性欲も無く
仕事柄そのテの動画を観すぎて催さなくなってしまったのです…

7

後輩が目を合わせてくれません 小説

栗城偲  石田惠美 

ベッタベタの王道だが、ニヤニヤする

作家さん買い…ということと、表紙が可愛かったので
ポチリして予約買いしました。
内容は、前作とは打って変わって「王道」!!です。
きっと誰でも安心して読むことができるのでは
ないでしょうか。
王道過ぎて、ところどころ「えええーっ、そんな!」と
思わないでもないですが、物語は期待通りに
進むと思います。

◆◆◆

≪CP≫
体育会系で不器用な大学生 × 小さく可愛いツンデレ…

4

stand up, please! 書き下ろしSSペーパー グッズ

恋人達の専任アドバイザーにされて

本品は『stand up, please!』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編と続編の狭間、
和田視点で覚馬の恋愛相談するお話です。

創丙と恋人同士になった覚馬ですが
20歳からAV業界で働いているにもかかわらず
一般成人男子並みというより
以下の知識しか持っていないに感じられます。

今日は昼食を食べている最中に

「放尿」と「潮吹き」って同…

1

後輩が目を合わせてくれません 小説

栗城偲  石田惠美 

表紙が内容にぴったり

最初から最後までタイトルのとおり「後輩が目を合わせてくれない」のが一貫してテーマとなっていてアッパレ。後輩が片思いしていることを示しているのかと思いきや、両想いになっても「目を合わせてくれない」状態なのに驚き。これで話が進むのかと心配するもちゃんとラブラブに落ち着くのが素晴らしい。
ワンコ後輩×天然先輩の作品。先輩の天然ぶりがかなりのレベルで社会人になって生活していけるか、ちょっと心配になってし…

4

stand up, please! 小説

栗城偲  街子マドカ 

「勃て! 勃つんだ、ジ●ー!!」

受けの職業設定が、なかなか斬新です。
モザイク職人……と、一言で言われてもよく分からないのですが、
説明されると「あ~~…、なーる…」って感じです。
そのせいで、ED(勃起不全)かぁ…、うーん、分からなくはないけど、
ワーカホリックも理由の一つではないかなーと
冒頭から思ってしまいました。
本のタイトルはなかなかに笑えて、これからのコメディ展開に
ワクワクしながらページをめくりました…

2

stand up, please! 小説

栗城偲  街子マドカ 

AV業界といえど、ほんわかライトに楽しめます

表紙&帯買いです!
本当に勃たないか、俺と試してみます?って、どんな場面で言ったのか想像するだけで楽しくなっちゃいます。
受けがAVのモザイク職人という仕事の設定が面白かったです。
AV業界の話と言っても全くハードな内容ではないので、ほんわか読めました。
EDってそんなに簡単に治るものなのか?と思いながらも家事を完璧にこなす理想の嫁(攻め)を手に入れることができて羨ましい限りでした…

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