栗城偲さんのレビュー一覧

おにいちゃんといっしょ 小説

栗城偲  サマミヤアカザ 

ほのぼの&甘々な兄弟もの

義理の兄弟ものです。
しっかり者の弟×やや天然でお人好しの兄で、ちょっとしたすれ違いなんかがありますが、基本はほのぼの&甘々です! 
兄弟としての背徳感や葛藤はほぼゼロなので、そちらに期待されると肩すかしをくうかも…。
ちなみに、表紙の右側、茶髪で優しげな方が兄で、左側の勝ち気そうな方が弟です。

このレーベルでイラストがサマミヤアカザ先生なので、ショタシリーズか!?と思いきや、…

7

まじかる漢の娘 小説

栗城偲  中井アオ 

びっくり変化球で、すんげー面白い

ありえねー というのが読み始めた最初の感想!
本当にぶっ飛んでて、読み終わった今は表紙見ただけで笑える。
栗城先生のお話と中井先生の挿絵の合わせ技で、萌2!
(せつないきゅんものじゃないので神には至らず)
休日、ちょっと変わった変化球もので爆笑してみたい という方には
めっちゃおススメです!

攻めがピンクゴリラですよ、ピンク。(ほんとはプラチナピンク!)
戦隊もので、レッドならま…

1

君しか見えない 小説

栗城偲  木下けい子 

後半の攻め視点が泣けた

栗城さんのホラーテイストBL。
と言っても、怖さはまったくありませんので苦手な方でも大丈夫ではないでしょうか。
ただわたしは受けちゃんと同じで、そういう怖さをほとんど感じないタイプなのですが(苦笑

**********************
受けの哉(なお)は童顔で小動物系。
車の整備士で性格は顔に似合わずハッキリした強気タイプ。
蓮司が初恋の相手です。

攻めは、現在は美容…

2

鬼の棲処 小説

栗城偲  コウキ。 

「特別版」を読むべし

電子書籍版を購入。
挿し絵あり、あとがきあり。

表題作とその後の二人を兄殿下視点で描いた「幸ひ人」、島の村長の息子視点でその後の島の様子を描いた「特別版」が収録されています。

「特別版」は、電子限定なのでしょうか?
これが、切なくて、私的には一番萌えました。

村長の息子。
当て馬ですらない少ない出番ながら、存在感があり、本編で一番気になっていました。
「幸ひ人」でも、ちら…

2

後輩が目を合わせてくれません 小説

栗城偲  石田惠美 

全体的に軽い

ストーリーはまあまあ面白かったです。内容はかなり軽め。先の展開が容易に分かってしまうのが残念でした。
あと痴漢設定を推している理由が上手く掴めませんでした。個人的には痴漢の下りがなかったらもっとスッキリしてて面白かったんじゃないかと思います。
あと、攻めの名前がキラキラネームとは違うと思うけど、明らかなあて字という感じでモヤモヤしました。どうしても「主税(しゅぜい)」って読んでしまうので所々萎…

2

君しか見えない 小説

栗城偲  木下けい子 

1番怖かったのは

中編2話+手紙

「君しか見えない」哉視点

整備士の哉(受け)は2丁目のスポーツバーで中学の時の初恋の人蓮司(攻め)と再会します。蓮司は昔から怖がりでそれをネタに同級生によくからかわれていました。大人になってもそれは変わっていないようで、今も霊が怖いので家に泊めてほしいと言いだします。結局しばらく居候することになります。

哉はオカルトの類を全く信じておらず、またその被害にもあったこ…

3

君しか見えない 小説

栗城偲  木下けい子 

最強なのは

中学時代の同級生との再会ラブ。
木下けい子先生の、かわいらしい中学生のカバーイラストとあらすじからは、ちょっと予想外の「どきどきホーンテッド・ラブ」でした。
後書きでは作者様曰く「うっすらホラー」。
でも、ちゃんとハッピーエンドなので、その点はご心配なく(そして、多分誰も死んだりしていない、はず)
べったりと一緒に過ごした中学生の頃、それぞれ、相手に対する感情が恋愛感情だと気付いていながら…

2

君しか見えない 小説

栗城偲  木下けい子 

視える人×視えない人

中学の時に片想いしていた親友と再会した受け。その相手・攻めは、幽霊に取り憑かれていると動揺していて、受けの部屋に泊まらせてくれと頼み込んできます。
実は受けにはまるっきり霊を寄せ付けない体質で、攻めは逆に霊を引き寄せる体質。受けのそばにいると霊が寄ってこないので、攻めが居着いてしまい…という展開。

ホラーテイストのお話でした。個人的に実際にありそうな系統の怖い話が苦手なので、夜中に読んでい…

3

ちょっと並んで歩きませんか 小説

栗城偲  北上れん 

恋愛部分の展開がちょっと駆け足

とってもキュートな3人の子どもたちに★1つプラスかなー。子育てBLが好きで、それだけで甘めの評価になりがちなのですが、今作は最後までそんなに萌えを感じませんでした。

育児周りの描写は多くて、苦戦している様子は結構リアルなのかもと思います。その分、恋愛部分の展開が駆け足になっているように感じました。久保田が積極的に口説いてくるタイプであることを差し引いても、桜町はちょっと簡単に絆されすぎじゃな…

5

美味しいオカズをいただきます。 小説

栗城偲  駒城ミチヲ 

受けのオカズと攻めのオカズ

フィールドエンジニアの受けは、ある日飲食店のレジの修理に行ったところ、空腹のあまりふらついてしまい、そこの店長にご飯を食べさせてもらうことに。それ以来、美味しい料理目当てに店に通うようになったが、タチで美青年好みのはずなのにガッシリ系の店長に見とれてしまい、果てはオナニーのオカズにしてしまうようになって…。


フィールドエンジニアと横文字ですが、顧客の元を回って機器の修理などをする、いわば…

5
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