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栗城偲 Den(den)
ももよ
ネタバレ
うーん。自分の想像と挿し絵のギャップなのか、受が若すぎる気がしてずっと違和感を持ちながら読み進めました。 高校生で出会いを求め、出会った人に尽くしひどい仕打ちを受け、それからもろくな男に出会わず、まるで遊んでいるように見られてきた椎名。 最初の失恋の時に泣きじゃくっているのを見つけた征海は当時小学6年生の幼なじみ。 そんな征海が二十歳になり、いきなり椎名に迫ってきた。 そんな2人が友だちか…
栗城偲 高緒拾
ちゅんちゅん
「玉の輿ご用意しました」から続くシリーズのこれからを二人を取り巻く人たちの視点で書かれています。 完全に続きなので、前作3作を読了後に読むことをお勧めします。 前作までで、会社社長の印南(攻め)と元当たり屋の青依(受け)がいろいろあって恋人になり、スキャンダルやら新たな挑戦やらを経て、青依がはっきりと印南の助けになりたいという目標を声に出して宣言し、大学に進み再び戻ってくるという一…
栗城偲 みずかねりょう
fandesu
読む本を電子で物色している最中に目にとまり購入しました。 読み終わってから確認したらこのお話、2014年の出版なのですね。 5年前なら暁の『ヤマトナデシコ』ぶりの方がBL界でも普通だったかもしれませんが、最近のお話は屈託なく同性同士で恋に落ちてしまうものも多いので、かえって新鮮な印象を受けました。 もうひとつ。 主人公の暁が書家、それも『書道の先生』というだけではなく、本の装丁に使う字…
栗城偲 小椋ムク
タテ
栗城先生初読みでした。 妖怪モノが読みたくて、先行くお姉さま方の評価を当てにして購入しました。 よかった・・・よかったです・・・。 障がい者であっても決して気弱ではなく、社会生活を普通に送ろうとしている姿勢の 主人公に好感がもてました。 最初は会社の人たちに冷たいなあ・・・でも現実ってこうなのかなあ・・・ と悲しくなりましたが、 途中から心強い若手wが現れてから、会社内で…
私、こういう構成の短編集、大好きです! 『主人公2人の周りの人達が彼らについて語る』形になっているんですよ。 酒匂から、新田と大槻から、誉から、資料室に新しく入った阿部から、そして物語の語り手にはなっていないのですが諸星から、それぞれが見た青依と印南が語られます。 こんな構成なので、青依と印南が、その二人の関係も含めて立体的に浮かび上がってくる様に感じるんです。 栗城さんが、雑誌掲載のまと…
栗城偲 陵クミコ
いるいる
表紙の可愛さが内容とマッチしま♪ 食事風景のシーンが多いし、受けは美味しそうにモリモリ食べてるし、 読んでるとお腹が空くッッ(›´ω`‹ ) グルルル~ ←そこかい 大人と子供の組み合わせなんですが、大人である攻めが基本恋愛に真面目なタイプだったのが安心材料になったのかもしれません。受け視点だと"恋愛に手慣れたエッチな大人"っぽく映るけど、攻め視点だと受けの気持ちを…
栗城偲 カワイチハル
kurinn
栗城先生の作品ということ、同級生再会ものということでかなり期待して読み始めました。 けれどもあまりの受けのウジウジさに、受けが好きになれませんでした。 プロデューサーにセクハラを受けて攻めに助けてもらった後に、注意されてその言葉に過剰に反応して喧嘩になります。 攻めが無神経ってよりは、受けがたんにしつこく面倒くさいだけで読んでて疲れて来ました。 どこに魅了があるのかが分かりません。 受け…
まりぽん812
私がこのシリーズで一番好きなところは、青依が印南を恋人としてだけでなく仕事でも支えられる人間になろうと頑張っていること、そして印南もその日を信じて待っていることです。それは恋愛を抜きにして相手の力を認め、信頼し合っていなければできないことだと思うのです。恋愛でも仕事でも良きパートナーであろうとする二人は、24時間365日、お互いの全部が好きなのだなあ、と感じます。そこにすごく萌えます。 だから、…
栗城偲 コウキ。
作者様買いです。ただ、この作者様のオメガバースの話(私が読んだ中で)はオメガが不憫なことが多く、別レーベルの作品では不憫すぎてハッピーエンドだったにもかかわらず読了した際のダメージが酷かったため、ちょっとびくびくでした。 実際、とても不憫な受け様だったのですが、今作は酷い目に会っていた時期が現在進行形ではなく過去の出来事として語られるにとどまっていたため大丈夫でした。 アル…
麗音
このシリーズは地味に好きです。 地味にというとヘンですが、大きな事件も劇的な展開もないのですが青依の行く末が気になって読みたくなる作品です。 印南さんと同じ目線で青依の成長が楽しかったような気がします。 当たり屋だった青依と、青依を元カレを見返すための恋人役に雇ったイケメンでセレブな会社社長の印南氏。 やがて二人が本当の恋人となり、年下の恋人が成長していく様子を見守りときに手を貸し愛を…