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16/79(合計:784件)
秀良子
大吉さわ子
ネタバレ
よくBLの主人公にある設定で「過去に大きな悲劇アリ」とか「トラウマ持ち」とか。そんな彼が作中で出会った人に払拭してもらう・・・というストーリーがありますが、 この4巻はその主人公である日高の過去の話なんじゃないかな。コウは日高にとって過去のオトコになるのかな。そういう所にスポットを当てたこの話が凄いと思った。 コウはただのチャラ男じゃないから難しいよね。ノンケかゲイかって事ではないんでしょ…
まぎぃ
このカバーの笑顔。ながかった氷河期がついに?を予感させます。 前巻の最後でゆうじ陥落か?がにおわされたラストのまま、この巻へ突入。 みるみるかっこよく成長し、テニス一筋の駛人。一人だちしつつあり、テニスへの非凡な才能をみせる彼を意識するゆうじ。 翻訳業をするゆうじは、アメリカについていくんだろうなあ、と思っていたら裏切られました。 家は売られ、いったん家族はばらばらに。。 もう自…
ささみかつ
4巻のレビューなのであらすじは割愛させていただきます。皆さん分かってらっしゃる方々だと思うので! いきなり個人的で申し訳ないですが、この作品の私の最推しは日高くんです!「お前は俺の、すべて」帯にもありましたが、ほんっとにこの言葉が日高くんにぴったりすぎます。日高くんのコウくんに対する、表には見せない忙しない重すぎるくらいの純粋な想いが、その短い言葉に詰まっているように感じました、、。 …
葵居ゆゆ 秀良子
トキハ
イラストが秀良子先生だったので表紙に惹かれて購入。 初めて読ませていただいた作家さんでした。 3Pものに今までも何度か手を出して挫折してきた腐女子です。 なんか違う……と途中で読むのを辞めてしまうこと数冊……初めて最後まで読みきることができたのがこの「やがて恋を知る」でした。 読了後、ああ、いいものを読んだ!と手放しで幸せな気分になれた。こういう物が読みたかった! ずっと好きだっ…
Sakura0904
プラトニックラブを描きたかったという初心を、秀先生が最後まで持ち続けていたというのが伝わってくる最終巻で、安易に一般的なBLらしい展開に持っていかなかったことに感謝したいです。もちろん、BL要素は多々ある。駿人と優士の関係性はBL以外の何物でもないし、この最終巻では濡れ場もある。けれど、ここに至るまでの経緯は本当に長かったプラトニックラブで、やっと名実共に恋人になり体の関係を持った今でも、プラト…
さくらもち123
最初から日高さん推しでした。 髪の毛切ったのかっこいい。 日高さんのモノローグがすごくいい。切なくて、心に響く言葉ばかりでした。 普段は口数少なくてクールな感じなのに。。 10年片思いで大好きで大好きでコウが俺のすべて。 そんなコウと体を繋げることができるようになりますが、フラれてしまいます。 「何も知らないで知らないで100年生きるより これでよかった」 泣きました。。。 読み終…
あさだ2枚
◾️駿人(inアメリカ)×優士(叔父) 優士の人となりがやっと紐解かれました。いつの日にか運動会で家族以外の中に居る学生の駿人をカメラ越しに新鮮に見つめた優士でしたが、友人の中に居る優士はあぁこういう人なんだなと。そして1人になるとこうなってしまう人なんだなと。コウのモノローグがまさにです。これ、モノローグなくても読者は察せられると思うんですけど、モノローグを秀良子先生がわざわざ入れた意味よ。よ…
秀良子先生の10年分のペーパーワークが詰まった、デビュー10周年記念本的、ステイゴールド完結記念本的1冊。 ファン必読といいたいところですが、あれ?意外と見たことあるものが多い…そう、秀良子先生ファンだと逆に集めちゃってるから見たことあるんですね〜。小冊子や特典など収集しない自分がそうなのですから、恐らく結構そういう方も多いのでは。 本編の解釈に影響を与える話も、「世界の終わりのなつも…
もこ
完結!!!ということで、さっそく読ませていただきました。 巻数としては6冊とそんなに長い印象はないのだが 始まりから今までがどれだけ長かったことか! 待ち遠しかったことか! まだ子供だったハジマリ。 家族であり、同性であり、年の差もあった相手を好きになって 日々の中で薄れていかなかった想いが ようやく(´;ω;`)ウッ… 実はもっと激しい感情があったのかもしれないが 読み手として…
ももよたん
題名通り、金持ちの明治と貧乏の三崎のお話です。 なんともストレートでありますな。 その2人のお話ではありますが、明治の祖父と三崎の祖父のお話でもあり。 実は祖父達のお話がメインなような気もする、不思議な感覚のするお話でした。 時代柄のせいかどうかはわからないけれど、伝えられなかった気持ちが切ない。 お互いに想いあっていたのだと分かって、さらに切なさが増しました。 月が綺麗という言葉…