櫛野ゆいさんのレビュー一覧

孤独なゴブリンは王子の愛から逃れたい 小説

櫛野ゆい  石田惠美 

誤解と思い込み乗り越えた先に

今回は人の国の第2王子と人とゴブリンのハーフのお話です。

受様が怪我を負った攻様を助けた事をきっかけに
外の世界へと踏み出し攻様の大切な人になるまで。

今から30年前、この世界は魔王によって混乱を極めます。

魔王は強大な魔力で魔物達を操って人を襲わせ
人は魔物に怯える日々を送っていましたが、

勇者によって魔王が倒されると
魔物達は理性を取り戻して元の暮らしに戻り
勇…

1

孤独なゴブリンは王子の愛から逃れたい 小説

櫛野ゆい  石田惠美 

逃げる受けとカンスト包容力で追う攻め

一時的に視力を失った王子様と恋に落ちるものの、自分は半魔のハーフゴブリンだから受け入れられる筈がない……と逃げる受け、最高だ〜〜〜!!!
〝逃げる受〟スキーにとってはご褒美すぎるシチュエーションでした♡

森の奥深くでひっそりと過ごす王子様との暮らしは質素で地味ながらも、幸せそうな2人にホッコリ癒されます。
そして、王子の看病を通して少しづつ惹かれ合う2人…

人間により迫害されたトラ…

2

孤独なゴブリンは王子の愛から逃れたい 小説

櫛野ゆい  石田惠美 

泣いた…人間とハーフゴブリンの間に芽生えた恋の行方

泣きました……人間の王子様×ハーフゴブリンの間に芽生えた恋。

表紙をめくって、口絵のページにリュイのお顔のイラストがあるのですが。
美しくて見惚れちゃったよ…作中にある通り、顔の半分が緑色で、尖った耳に、左右で色が違う青×金色の瞳。
そこから流れ落ちる涙を拭うレオンの手。

読み始めた時に一度見て感激して、読後あらためて眺めてじーんとしました。


主人公は人間の父とゴブリンの…

2

孤独なゴブリンは王子の愛から逃れたい 小説

櫛野ゆい  石田惠美 

先入観で殴られる

評価は神寄りです。評価悩み中。。。
ゴブリン受けに2度見して購入に至りました。

ゲームなどをやらない私が知るゴブリンは
転○ラor異世界放○メシのイメージなんですよね;

前者はとっても穏やかで可愛いんですが
後者は怖い顔をした典型的なTHE魔物!でした。
(がっつり駆逐されてたし…)
(耳も削ぎ落とされてたし…)

そんなゴブリンがBLになるとは ( ゚д゚)!?
石田…

3

孤独なゴブリンは王子の愛から逃れたい 小説

櫛野ゆい  石田惠美 

怖いのは私利私欲にまみれた醜い心

なんて可愛いゴブリン!
ゴブリンっていうと、ハリー◯ッターに出てきたりする緑色の小さい妖精(妖怪?)のイメージが強いですが、この作品の主人公のゴブリンはBLのフィルターが掛かってるせいか、美しくて可愛い…それに健気でとても優しい。
…つまり、ゴブリンだけどゴブリンらしくない主人公の魅力がたーーっぷり詰め込まれたお話ですψ(`∇´)ψ


人間と魔物が共存する世界…だけど魔物は人間を襲うと…

3

孤独なゴブリンは王子の愛から逃れたい 小説

櫛野ゆい  石田惠美 

No Title

初読み作家さんでしたが、読みやすくて他の作品も読んでみようかなと思いました。
ゴブリン受け(といっても人間とゴブリンのハーフ)ですが、こちらも問題なく萌える事が出来ました!

異世界転生ものも好きなんですが、ガッツリファンタジーもいいですね。ドラゴンとかゴブリンとか魔法とかが沢山出てきて、やっぱりこういうの幾つになっても好きだな〜と思いながら読んでました。

攻めのレオンが受けのリュイの…

3

孤独なゴブリンは王子の愛から逃れたい 小説

櫛野ゆい  石田惠美 

読後、心がほっこりします。

櫛野先生は人外ものを多く描かれる作家さまのイメージが個人的に強いのですが、今作品はゴブリンが主人公。ゴブリン、というか、ゴブリンと人間のハーフが受けちゃん、という設定のお話です。





森の奥深くで、ひっそりと一人で生活しているリュイが主人公。
表紙の右側の彼です。

22歳の彼が生まれる前の30年ほど前のお話。世界には魔王が魔物を操り、人間たちを恐怖に陥れていた。が、一人の…

5

冥府の王の神隠し 小説

櫛野ゆい  円陣闇丸 

失ってしまった記憶とは



冥王の王と考古学者

所属する教授の付き添いで新たに発見された古墳の調査に来た助手の伊月(受け)は落盤事故に巻き込まれ、気がついた時には冥府にいました。
冥府の王ルイ(攻め)に悪霊が現世に影響を与えたための落盤事故なのでこちらで治療してから現世に帰すとので、それまでひと月冥府の城の中で暮らすように、そしてルイとは関わりらないようにと説明されます。
城の中は昔やったゲームと同じだった…

0

白虎と政略結婚 小説

櫛野ゆい  笹原亜美 

溺愛保証の文言に偽りなし!

宣伝文句に溺愛保証という文言を見つけてから読むのをとても楽しみにいました!

溺愛攻めのBLに登場する受けは基本的に不憫と相場が決まっていると思っていますが、こちらも例に漏れず実の親とは死別し、特別な能力を持っているがゆえに義理の父親から虐げられているという現状があり、利用価値がなくなったと判断され政略結婚のコマにされるという不憫な状況に立たされている受けとそんな受けの政略結婚相手である獣人の…

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白虎と政略結婚 迷子の仔虎と新婚夫婦 小説

櫛野ゆい  笹原亜美 

新婚夫婦が家族へ

前作が面白かったので、第2弾が拝読できて嬉しい。

甘々ラブラブ夫婦は健在、帝夫婦にも覚え目出度く順風満帆。だからこそ足を引っ張る輩が現れる。
櫻宮に侍従として仕えるも先輩に目をつけられたり、高彪を父と呼ぶ子供(コタ)の登場。特にコタの登場は琥珀には辛いなぁと。高彪を信じたくても中々難しいですよね。
そんな中で妊娠と自分の死の予知。妊娠したからこそより強く生きたいと思う気持ち、よく解ります…

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