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14/20(合計:195件)
四ノ宮慶 小山田あみ
にのにの
小山田さんの美麗なイラストに惹かれて購入。 こ・・・これは・・・ ものすごく読む人を選ぶ内容だと思います。 自傷他傷を繰り返す病み系の受け鉄二と、鉄二の病んだ愛を丸飲みするように受け入れてしまう攻め一鬼。 奪われる不幸と、与えられない不幸は、よりどちらが不幸か――。 冒頭にそう問いかけられますが、鉄二に与えられたのは母の負の愛情なんですね。 何も与えてもらわなかったわけ…
ポッチ
ネタバレ
小山田さんの美しすぎる表紙につられ購入してみました。内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。 夫の関心を引くためだけに、幼い息子の体を傷つけ続けた母親。 それでも、そんな母親に愛してほしくて、自分に笑いかけてほしくて、自ら進んで自傷し続けた息子の鉄二。 自分に無関心な父親、狂った母親から体を痛めつけられ続けた鉄二は、自分の存在価値を見いだせずにいます。そんな彼が唯一安心で…
四ノ宮慶 奈良千春
薄雲
エリート社会人とエセ学生のお話です。 子供に興味がないという攻の気をひきたいが為に、年齢詐称しちゃった高校生の受が、ひたすら一途に攻にアプローチするんですが、うぅん……普通です。 これといった山場もなく、身体だけの関係が淡々と書かれるのですが、受けの一人称の語りで進行していくので、なぜ攻が受のことを好きになってくれたのかが全然理解できませんでした。 そして受も一途でもの凄く健気なのですが…
四ノ宮慶 宝井さき
宮原きの子
…。 晴矢は組の存続のために体を差し出すと決めたのに。 幼い頃から一緒にいて橘は晴矢の何を見ていたのか。 晴矢が自分の性癖とかで悩んでるのも気付いていたんじゃないんだろうか。 見守るってただ見てるだけじゃ駄目でしょ。 晴矢の為に出来ることあったんじゃないんだろうか。 橘は二代目の為にって言ってるけど晴矢の為とは思えないし。 二人の間に愛があるとも思えない。 後悔…
四ノ宮慶 有馬かつみ
まぎぃ
初読み作家さんでした。先生ものに惹かれて呼んでみました。 受けの小児科医、千住はツンながらも抱かれると乱れまくってしまうと言うある意味典型で、ストーリーは基本的にはあまあま王道。でも、攻めが節操なさすぎるのがちょっとのめりこめなかった理由かな。 テイストは下町人情もの風で、攻めは近所のお好みや店主。患者の保護者な近所の人があつまるお店はいつしか千住の心の家に。でも体から入った二人の関係…
かん衛門
スピンオフ作品だと知らずに読みました。 未だに「玩具の恋」は未読です。「形代の恋」だけでも支障無いと思います。 前半。 借金を背負わされたガクはヤクザが経営する店で男娼として客を取らされています。過去に辛い振られ方をしたガクは、セックスに愛なんて必要ないと強っています。客に薬を使われてバッドトリップしたガクを雇われ支配人の鈴木が助けたのをきっかけに、ガクは鈴木に惹かれていきます。 後半…
四ノ宮慶 笠井あゆみ
ふゆき
Kindle版が割引だったのでつられて購入してみました。 これが!たいへん面白かったです。 ヤクザの姫澤と足フェチ靴職人の英人のおはなし。 百貨店の紳士靴売り場で勤めていた英人が靴職人として独立して店を持つが、地域の再開発の波に押され商店街は閑古鳥でなかなか商売に結びつかない。 そんなある日、師匠から紹介されたとお客がやってくるが、ヤクザの姫澤だった。 ヤクザとなんかと関わり合い…
kumachi7
奈良千春さんの表紙だとついふらふらと惹き寄せられてしまうのですが。 性行為しないとごはんを食べられない子という設定にも興味をひかれ購入。 こういう設定に興味をもつというと眉をひそめられそうですが、BL、小説の中のお話ということで許してもらえれば。 恭平の「愛している」の意味がわからない舜とわかってもらえない苦しさに思い悩む恭平。 なかなか心苦しいお話だけれどもわりとすんなり読めました。…
霧島伊都
新刊チェックの時は特典が無かったので、古本で購入しようと 思っていましたが、いつもの書店で特典つきフェアがあり、 その機会に新本で購入しました。 読んでみて、9割以上が濡れ場、もう濡れ場しか書いていないのではないか という感じでした。 例えば、ジュネットのような漫画であれば、物語性が無くて濡れ場が重視の 作品が多く、あらかじめ分かっているので特に何も感じませんが、 小説でジュネッ…
茶鬼
思わず花丸ブラックかと思うような表紙にエロの濃さ。 まさに題名のフェティシズムがかもすエロスがそそる1冊でした♪ しかしながら内容はとても解りやすくコンパクトにまとめられ、好意のきっかけはフェティシズム嗜好とその変態性への興味ではあるけれど、しっかりとそれが「愛情」であると裏付けしていくストーリー展開で、未来ある幸せなハッピーエンドであったのではないでしょうか? 主人公は普通に大学を…