四ノ宮慶さんのレビュー一覧

准教授と依存症の彼 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

愛について考える

愛を知らぬ子供が愛を感じるまでの過程をジックリ読める作品です。

『依存症の彼』である受けは、母親からの暴力・監禁、そして連れてきた男からの性的虐待という過去を背負っています。彼にとって性的虐待は暴力を振るわれてた時間より穏やかに過ごせた「幸せな時間」と位置づけられていて、保護され劣悪な環境から離れた今も、その影響が色濃く残っています。
「セックスしないとご飯が食べられない」
という受けの…

2

編集者は見た!~ある日の喜多川邸~「溺愛ボイスと桃の誘惑」番外編 グッズ

約束を忘れてはいけません

本品は『溺愛ボイスと桃の誘惑』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、休載している雑誌社の担当が
2年ぶりに喜多川家を訪れた日のお話です。

喜多川は2年の沈黙を破り
まさかのぶっ飛びファンタジーで
復活の狼煙を上げました。

小出版社ながらも自社雑誌で
喜多川が休載したままの朴ノ木出版でも
執筆再開を依頼する為に
担当者を喜多川邸に向かわせます。…

1

溺愛ボイスと桃の誘惑 小説

四ノ宮慶  水名瀬雅良 

尻フェチ×声フェチ!

あらすじ:
人気作家の喜多川(攻め・37歳)は、書くことに情熱を見出せなくなり、2年ほど休筆中。
ある日、自宅の庭の手入れにやってきた植木職人・貴悠(受け・20歳)の尻に一目惚れ。
筋金入りの小尻フェチである喜多川は、理想の小尻をもつ貴悠を「小桃ちゃん」と呼び猛アプローチをかけるが、貴悠にはドン引きされ…

小尻フェチの残念イケメン・喜多川のキャラが大変良い味を出しているコメディ。
最…

8

FOOT FETISH 小説

四ノ宮慶  笠井あゆみ 

足って口に入れるもんじゃないと思うんだよね

笠井先生イラストたどりで購入。
笠井先生というだけで買ってしまって、届いてから「あ、しまった、BLACKだった・・・」
BLACKさん、苦手なのが多いんです。
結局こちらも色々あって、苦手だった・・・・それで中立。

1.攻めさんのキャラが今一つ自分的に分類がはっきりしなくて、
  よくわからーん!という気分・・・
  面倒見のいい、任侠目指してました 兄貴分!(ほぼ寅さんイメージ)…

0

形代の恋 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

ガク少年の過去(´•̥ ω •̥` )

「玩具の恋」のスピン。
あのガクの恋はどんなかな〜♪とゆるっとページを捲って撃沈しましたorz
(あらすじを読まずにスピン買いだった)

ガクの過去が想像以上に苦しい。
男娼に落ちた理由もガクに落ち度はなく、
なのに、人生を諦めたように淡々と騙された借金の為に体を売るガク。
客にまで騙され薬漬けにされ性的暴行を受ける姿。
前作で爛漫な姿を知ってるだけに、読むのがキツかった…。

0

玩具の恋 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

石の上にも半年?

所々ツッコミつつ、ラストの攻めの変わりようにポカンとしつつ。
それでも所々で泣きながら読んでました。

受けが攻めから拒絶されても"諦めない!頑張る!"
って一途といえば聞こえはいいけど、無理やり過ぎてちょっと萎えました。
苦手だとキッパリ拒絶してるのに追いかけ回される方の身を考えるとなぁ。

攻めも前半と後半でガラリと変わりすぎて…。
なぜ変わったのかという部…

1

玩具の恋 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

大人と子供の恋の割には、「大人」が子供っぽいかも?

ゲイバーで襲われかけた主人公が、助けて貰った相手に恋をする、というストーリー。二人の歳の差はかなりあって、主人公の圭吾は20歳と嘘をつきながらまだ高校生。

普段は歳の差もの大好きなのですが、これは出だしはとても好みの展開だったものの歳の差というところにはあまり萌えを感じなかったかな、と思います。
コンセプトは「大人と子供の恋」なのに、意外と攻めの草加も子供っぽい性格だと思ってしまったので、…

1

狐の嫁取り雨 小説

四ノ宮慶  高星麻子 

もふもふ尻尾にくるまりたい

もふもふが好きなので手に取りました。初めての作家さんです。

子供の時のいたずらによる事故で天罰として雨男になってしまった拓海(受け)がそのいたずらによって持っていた鍵を無くし力を失いつつある狛狐、佐古路(攻め)と神の怒りが解けて番になる話です。

昔からガキ大将で、でも下の子供たちの面倒をよく見る兄貴分だった拓海は、神罰のせいで雨男になり自分が楽しみにすると雨が降るので周りに迷惑を掛けな…

3

優しくしないで、ただ抱いて 小説

四ノ宮慶  兼守美行 

やっと読めた…!!んですが…

実は発売された当時、
切なそうで読みたいなぁと思いながら
見送ってしまった作品でした。
タイトルすら覚えておらず(すみません)
真面目攻め×ビッチ受けしか自分の中でキーワードが無くて
こちらで検索をかけても見つけられず
こうなったら質問させてもらうしか…と思っておりました。
ようやくご縁があって、
見つけた時の高揚感はなんとも言えないものでした!

という私の事情は置いといて、…

4

銀の竜使いと藍のカナリア 小説

四ノ宮慶  緒田涼歌 

おしいっあとちょっとで神なのにー

初めての先生でした(たぶん)。
ファンタジーあさってて、この本に到達。
緒田先生の絵はそんなに好きではないですが、攻めの優しい笑顔は素敵でした。竜の絵はちびっと一部分とかだけだったと思います。
受けはほぼ姫。

読みやすい、いらっとしない、丁寧な話運びだと思いました。
(途中まで)
言葉一つ一つを拾うぐらいな愛すべき文章ってほどではなかったですが、
いらっとはしなかったです。

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