ミナヅキアキラさんのレビュー一覧

地角の衆生 小説

栗城偲  ミナヅキアキラ 

ああ、こういうの好きだ~!

もともとファンタジーBLが大好きなんですが、これはまさしく私の好みにピッタリでした。

いやもう、鵺がこんなに可愛くていいのか?というくらい柚丸(受)が可愛かった。さすがに身体のパーツはともかく『顔は人間』でしたしね(もとは猿の顔らしい)。

ストーリーとしては、別に山も谷もなく淡々として、あっさりすんなりという感じです。これはもうキャラクターがすべてかなあ。
純粋で幼いくらいの柚丸と、…

6

地角の衆生 小説

栗城偲  ミナヅキアキラ 

ただ、ただ、一緒にいたくって

人と妖の時代物ファンタジー。

もともとBLってジャンル自体が須くファンタジーだったりしますが、
更にその上に、
人と鵺という性別の他に種をも超えた関係で、
時代も何時とは知れない昔話の世界でと、
ファンタジーの上にファンタジーを重ねて、
そこに表れたのは無垢な恋でした。

物語ってたいていの場合、子供と動物には勝てないものですが、
この世にたった一人だけの鵺は、
純粋無垢な…

6

地角の衆生 小説

栗城偲  ミナヅキアキラ 

たった二人の一人ぼっち

日本の妖モノになるファンタジーでありますが、まさか「鵺」とは!?
栗城さんとミナヅキさんの手によってとても可愛らしい鵺が誕生しました♪
鵺といえば、顔が猿、胴が狸、尻尾が蛇、その鳴き声は不吉をもたらし、平安の都に禍をもたらすとして、鵺退治の話を平家物語に読んだ覚えがあります。
また某映画のキャッチコピーに「鵺の泣く夜は恐ろしい」なんていうのもwww
その存在が不吉というだけで、特にこれとい…

6

地角の衆生 小説

栗城偲  ミナヅキアキラ 

愛と萌えが交錯してます

ファンタジーです、ケモノ系です、鵺と聞いて1番に思い出すのが鳥だったのですが、
読み始めて直ぐに、『平家物語』に登場する想像上の妖を思いだしました。
姿顔は猿に似て、胴は狸、足は虎、尻尾が蛇、そして「鵺のような声で鳴いた」と言う
かなり不気味としか言いようのないものですが、それが栗城ファンタジーだと
何やら愛らしい生き物に思えてしまう。

鵺と破戒僧の恋なんて、かなり奇抜ですよね、普通…

5

のぼせるからだ コミック

ミナヅキアキラ 

こちらものぼせそう…

外見が良いというのは、良くない側からすると
武器以外の何でもないと思ってしまうのですがw
良ければ良いで、自分の内面をちゃんとわかってもらえない、
「思っていたのと違った」と、勝手に色々想像され、失望されてしまう。

そんなコンプレックスを払拭してくれた、
イケメン番台(本職・結構有名な書道家)の草羽さん。
本当に自信家で、駆け引きを楽しみ、
「狙っている時が一番楽しい」とまで言う…

6

知らぬは おまえばかり コミック

ミナヅキアキラ 

タイトル通り

表題作品はタイトル通りって感想がピッタリな作品でした。
ちょっとしたきっかけで、大学時代の同じサークル仲間の攻め様と関係を持ち
その後、恋人でも友人でも無い、セフレみたない状況で2年間週末にホテルで
抱き合うだけの関係が続いている。
受け様は元々ゲイで、攻め様と関係を元前に付き合っていた男たちとの関係に
諦めにも似た、所詮遊び止まりみたいな付き合いに終始していて、男同士の
本気の恋愛な…

2
二次創作

同人作家コレクション 131 ミナヅキアキラ コミック

ミナヅキアキラ 

10年の軌跡

水墨画を想像させるような絵柄と、淡い色彩で和風な印象を与えてくれるミナヅキ先生。
某有忍者漫画が元ネタで、和風な題材のためか、本作の世界観のためか、先生の絵柄がすごく馴染んでいる気がします。

原作を読んだことがありませんが、本作は、じんわりしっとりが伝わってきます。切ないお話なのです。

CPとしてはマイナーらしいです。
前述通りなので、もちろん知らないキャラでした。
原作を知って…

5

のぼせるからだ コミック

ミナヅキアキラ 

この二人は最高!

はっきり言って、ここまで設定が生かされてるBL漫画、久しぶりに出会いましたよ。
受けが何故パン屋をしているのか、何故壁を作っているのか。
本当に一言一言、自分が登場人物になったかのように苦しくなる。
そんな心に壁を作っている受けを素直にさせるのが、イケメンで自信家で押しまくる攻め。
攻めの一言で一喜一憂する受けに対して、こちらも中々首を縦に振らない、煮え切らない態度に苦しむ攻め。
裏切ら…

8

綺麗なお兄さんは好きですか? 小説

榊花月  ミナヅキアキラ 

ヘタレ同士の恋の行方

年の離れた幼なじみ同士の再会ラブで、受け様は12歳の時に隣に住んでいた8歳年上の
綺麗で優しい攻め様に一世一代の告白をして男はダメの一言で玉砕していたのです。
そして、告白して玉砕した時に緊張の糸が切れた受け様は盲腸で緊急入院。
退院した後には、お隣は家族で海外へ引っ越しをしていたのです。

そんな別れをした初恋の相手の9年ぶりの帰国、お隣で再会した時の攻め様の言葉は
受け様の9年前の…

2

のぼせるからだ コミック

ミナヅキアキラ 

策略化な肉食系攻め?

絵的に好みが出る作品だと思いますが、
攻受の動き・変化に重点を置く方は読んでみてもいいかも。
2カプ分収録されてるのですが、短編なのによく出来てると思います。

まずは、表題作のカプから。

攻めサマは元バイ。
こういう風にしたら、受けサマはこう出るだろう。
ここで、もう一押し。
と、グイグイ。
計算しながら狙った獲物を落としていこうとしますが、なかなかウマくはいきません。

5
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