ミナヅキアキラさんのレビュー一覧

シーロストラタスの種 この夜のすべて番外編二 コミック

ミナヅキアキラ 

晴天に成り切れないシーロストラタス

商業誌『この夜のすべて』の番外編。
葵くんの敵討ちに加担した七青さんと葵くんは逃亡の道を選んだ。
いつ追手が報復に来るか分からない、
そんな状況の中で確かな愛情を育むふたりと、
彼らの元仲間である椎名さんと椿くんについて描かれた作品。

”cirrostratus”とは”巻層雲”という意味で、
通常、白いベール状のうす雲のこと。その薄さから、
晴れている時は空に雲がかかっていないよ…

3

のぼせるからだ コミック

ミナヅキアキラ 

その表情エロいです。

表紙の受けである鈴見の表情がエロいです。
シャワーで濡れたのかシャツも肌に張り付いていて、乳首の位置がわかります。

パン屋と銭湯の設定ですが、普通に考えたら思い付かないような気がします。
(パン屋はハードな仕事なのはわかります。夏だとよけいね。)

銭湯で一っ風呂浴びてぇな~って考えたらガテン系のお仕事してる人が出てきます。

草羽さん大人のくせに凄くズルいんです。
そんな求め…

3

めくるめくハイライト コミック

ミナヅキアキラ 

背の高いネコ

表題作がすっごく可愛かった……!

出会い系で会ったのは、会社のパーフェクトな上司。この上司、甲斐谷さんが表紙の背の高いほうです。背が高いことがコンプレックスなネコなのですが、そこが可愛い…!会った時、甲斐谷は野島が会社の人間だとは気付いてないので、逃亡を図る野島。けど甲斐谷が可愛すぎてやることやっちゃいます。

けどその後、心に悶々としたものを抱える野島はH中の写真をエサに甲斐谷を脅し、…

3

待ち合わせは額装店で コミック

ミナヅキアキラ 

向き合い、踏み出すこと

表紙は、まるで額縁から出てきたような近くんを
菱田さんが抱きとめようとしている構図で、
まさに物語を象徴しているように見えます。

色気ある繊細な絵柄が魅力的なミナヅキさんの今作は
ふたつの素敵なお話が収録されています。

○待ち合わせは額装店で
他人との関わりに距離を置く額装店の職人・菱田さん(攻め)と、
人との距離感が近い珈琲店勤務・近くん(受け)の話。
過去の苦い経験から…

3

3LDKおおかみ付き コミック

ミナヅキアキラ 

狼がいっぱい。

ちょっと、予想してなかった展開です。

佑大さん、優しすぎっていうかヘタレっていうか……恋愛において告白もせずにキューピッドにまでなってフラれるのは、そこまでの感情だったってことなんですかね。

予想してなかった展開は佑大がフラれたあとです。
塾講師仲間の真中にフラれてしまったと泣いて……二人でで家にやって来たかと思えば真中も一緒に住むらしく……。
真中は佑大狙いだったのか?
この先…

3

待ち合わせは額装店で コミック

ミナヅキアキラ 

深煎りコーヒーを片手に

職場設定が面白いな、といつも思います。
収録された2つのストーリー、表題作の方が長いですが
同じぐらいのボリュームに感じました。

作者の描く、涙が溜まってきてあふれてしまう絵がとても好きです。
涙が大粒というか、大きいのが。

これは後半の話だけど
相手を思いやって決心したつもりが間違えていた、
でもそこに温かな人柄をみました、切ないけれども。
だから私は後半のメガネの彼が、…

4

待ち合わせは額装店で コミック

ミナヅキアキラ 

じんわり

こちらのコミックスには、
・気難しい額職人×人懐っこい青年
・インテリヤンキー×一途クール
の二編が収録されています。


表題作の職人×青年は、正直、最初読んだ時にはそこまで心に響くものはありませんでした。
淡々と進んでいき、最後はハッピーエンドだけど読者の想像に任せている部分もあり、何だか消化不良な印象が強かったです。

しかし、レビューを書くにあたり再読してみると、最初の印…

7

知らぬは おまえばかり コミック

ミナヅキアキラ 

ベタベタ

ミナヅキアキラ先生の作品は面白いですね。

女にモテモテな芳川が女は飽きた、小宮がじゃあ男はどう?的な感じから始まります。
「小宮がこんなにエロいなんて知らなかったわ」
「だって誰にも教えてないもん」
セックス最中の会話です。小宮が小悪魔過ぎます。

二人はどちらかに恋人出来るまでのセフレとなって2年がたちます。いつの間にか小宮が芳川へ恋をしちゃうんですね。

もう終わりにしよう…

1

待ち合わせは額装店で コミック

ミナヅキアキラ 

良作です

独特な雰囲気を持つ作家さんですよね。
内容はちょっと切ないけれど重くなりすぎない良作でした。

すごくドラマチックなストーリーでしたよ。
なんか偶然という名の運命の出会いだったような・・・そんな内容です。
ストーリーの展開もいいですし間の取り方とかも好きですね。

あとがき漫画みたいのがあったんですけど

この気持ち「    」って言うのかな?
いやいや恥ずかしい・・・でもやっ…

2

待ち合わせは額装店で コミック

ミナヅキアキラ 

こういうお話を、待ってました!

しっとりとした読み味の、シリアス寄りのお話にとても、引き込まれました。

ミナヅキ先生の単行本は、ここ数冊、軽やかな明るい作品が続いていましたが、私が先生に惚れたのは、命懸けの恋を描いた『この夜のすべて』でしたから、それらの楽しい漫画に先生の様様な魅力を教えられる一方で、物足りなさも感じていたところでした。

かつて信じた人に裏切られ、他人との係わりを避けるようになった者と、自分が傷付くの…

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