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30/40(合計:400件)
ミナヅキアキラ
冬草
ネタバレ
表紙は、まるで額縁から出てきたような近くんを 菱田さんが抱きとめようとしている構図で、 まさに物語を象徴しているように見えます。 色気ある繊細な絵柄が魅力的なミナヅキさんの今作は ふたつの素敵なお話が収録されています。 ○待ち合わせは額装店で 他人との関わりに距離を置く額装店の職人・菱田さん(攻め)と、 人との距離感が近い珈琲店勤務・近くん(受け)の話。 過去の苦い経験から…
宮原きの子
ちょっと、予想してなかった展開です。 佑大さん、優しすぎっていうかヘタレっていうか……恋愛において告白もせずにキューピッドにまでなってフラれるのは、そこまでの感情だったってことなんですかね。 予想してなかった展開は佑大がフラれたあとです。 塾講師仲間の真中にフラれてしまったと泣いて……二人でで家にやって来たかと思えば真中も一緒に住むらしく……。 真中は佑大狙いだったのか? この先…
詩雪
職場設定が面白いな、といつも思います。 収録された2つのストーリー、表題作の方が長いですが 同じぐらいのボリュームに感じました。 作者の描く、涙が溜まってきてあふれてしまう絵がとても好きです。 涙が大粒というか、大きいのが。 これは後半の話だけど 相手を思いやって決心したつもりが間違えていた、 でもそこに温かな人柄をみました、切ないけれども。 だから私は後半のメガネの彼が、…
草履
こちらのコミックスには、 ・気難しい額職人×人懐っこい青年 ・インテリヤンキー×一途クール の二編が収録されています。 表題作の職人×青年は、正直、最初読んだ時にはそこまで心に響くものはありませんでした。 淡々と進んでいき、最後はハッピーエンドだけど読者の想像に任せている部分もあり、何だか消化不良な印象が強かったです。 しかし、レビューを書くにあたり再読してみると、最初の印…
ミナヅキアキラ先生の作品は面白いですね。 女にモテモテな芳川が女は飽きた、小宮がじゃあ男はどう?的な感じから始まります。 「小宮がこんなにエロいなんて知らなかったわ」 「だって誰にも教えてないもん」 セックス最中の会話です。小宮が小悪魔過ぎます。 二人はどちらかに恋人出来るまでのセフレとなって2年がたちます。いつの間にか小宮が芳川へ恋をしちゃうんですね。 もう終わりにしよう…
yuki
独特な雰囲気を持つ作家さんですよね。 内容はちょっと切ないけれど重くなりすぎない良作でした。 すごくドラマチックなストーリーでしたよ。 なんか偶然という名の運命の出会いだったような・・・そんな内容です。 ストーリーの展開もいいですし間の取り方とかも好きですね。 あとがき漫画みたいのがあったんですけど この気持ち「 」って言うのかな? いやいや恥ずかしい・・・でもやっ…
むぼち
しっとりとした読み味の、シリアス寄りのお話にとても、引き込まれました。 ミナヅキ先生の単行本は、ここ数冊、軽やかな明るい作品が続いていましたが、私が先生に惚れたのは、命懸けの恋を描いた『この夜のすべて』でしたから、それらの楽しい漫画に先生の様様な魅力を教えられる一方で、物足りなさも感じていたところでした。 かつて信じた人に裏切られ、他人との係わりを避けるようになった者と、自分が傷付くの…
楓花
『知らぬはおまえばかり』が非常に良かったので、内容も確認しないで作者買い。 表紙から勝手にリーマンものだと思い込んでいたので、読み始めて即「??(@△@)??」状態になりましたw カバーのあらすじ読んで納得。 スーツに日本刀って良いですね(*´Д`*)♪ 絵柄も話の雰囲気にしっくりときて…! 七青と葵には是非幸せになって頂きたいものです。 どうか二人の逃避行が上手くいきますよう…
栗城偲 ミナヅキアキラ
拓海
鵺って何?とネットで調べてしまいました。そこには、お世辞にも可愛いと言えない、妖怪が載っていました。でも、このお話の鵺は純粋で健気で可愛いです。 鵺には仲間がいないし、姿形のせいで他の妖から避けられていて、孤独を感じています。脚を射られたことで知り合った人間の寛慶も、出生さえ望まれなかったような悲しい生い立ちで、孤独と共に生きてきました。そんな二人が一緒に暮らすようになって、ゆっくりと育まれ…
イサヲ
3匹の仔豚だと思ってたら3匹とも狼だったという比喩が面白い。祐大が親友の那智と同居生活をしているところへ途中から参加してきた幼馴染の凛太郎。那智に対する過剰なスキンシップや、甘い空気を醸し出している凛太郎に、祐大はいちいち驚いているくせに、何も言えないというとこが歯がゆい。那智に対する自分の気持ちにも気づいたあとも、争うことをせず身を引いた祐大に地団駄でした。なぜか祐大の同僚の真中が、このシェアハ…