ミナヅキアキラさんのレビュー一覧

待ち合わせは額装店で コミック

ミナヅキアキラ 

絵が、ますます洗練されて

以前から作者さんの絵は好きだったけど、ほんとに読みやすくなりましたね。
多彩なアングル、ポーズ、トリミング、人物の絵にどこにも破綻がないのがほんとに素晴らしい。
コマとコマを仕切る枠線の間隔にまでちゃんと意味とリズムがあって、膨大な情報量をストレスなく読ませてくれる。
コミックでこの情報量はただ事じゃないです。
それが、紙に印刷されたとき、それもこのサイズのコミックスになったときにこれだけ…

4

知らぬは おまえばかり コミック

ミナヅキアキラ 

ほどよい切なさと甘さ

まず書店で表紙に惹かれ購入。
ミナヅキアキラ先生の作品はこれが初めてでしたが、絵がとても好みでした。
受けが女々しすぎず、男っぽさもあり理想的。

表題作はゲイの小宮のひょんな誘いから始まる小宮と芳川の体の関係。

自分の今までの恋愛経験から恋に臆病になっているも芳川への想いが募る小宮と
ノンケだったはずがいつの間にか小宮に恋をしていた芳川のすれ違いが切ない作品です。
芳川に自分と…

3

今夜はテイクアウトにて コミック

ミナヅキアキラ 

二人が作ったハンバーガー食べたい(º﹃º)

【業績トップの店長×本部の企画部/薬師×雪女(男)/美大の学生×有名な芸術作家】の3CP

初めてのコミックスだったそうで…「初めてでこの出来?!」と思っちゃう。
やっぱこの人の話好きだわー。


■本日はイートインにて/今夜はテイクアウトにて/食後■
岩切 清司(業績TOPの店長・30歳)×松本 景(本部企画部勤務・26歳)

ファーストフード店を展開する会社の企画部で働く松本…

2

シーロストラタスの種 この夜のすべて番外編二 コミック

ミナヅキアキラ 

晴天に成り切れないシーロストラタス

商業誌『この夜のすべて』の番外編。
葵くんの敵討ちに加担した七青さんと葵くんは逃亡の道を選んだ。
いつ追手が報復に来るか分からない、
そんな状況の中で確かな愛情を育むふたりと、
彼らの元仲間である椎名さんと椿くんについて描かれた作品。

”cirrostratus”とは”巻層雲”という意味で、
通常、白いベール状のうす雲のこと。その薄さから、
晴れている時は空に雲がかかっていないよ…

3

のぼせるからだ コミック

ミナヅキアキラ 

その表情エロいです。

表紙の受けである鈴見の表情がエロいです。
シャワーで濡れたのかシャツも肌に張り付いていて、乳首の位置がわかります。

パン屋と銭湯の設定ですが、普通に考えたら思い付かないような気がします。
(パン屋はハードな仕事なのはわかります。夏だとよけいね。)

銭湯で一っ風呂浴びてぇな~って考えたらガテン系のお仕事してる人が出てきます。

草羽さん大人のくせに凄くズルいんです。
そんな求め…

3

めくるめくハイライト コミック

ミナヅキアキラ 

背の高いネコ

表題作がすっごく可愛かった……!

出会い系で会ったのは、会社のパーフェクトな上司。この上司、甲斐谷さんが表紙の背の高いほうです。背が高いことがコンプレックスなネコなのですが、そこが可愛い…!会った時、甲斐谷は野島が会社の人間だとは気付いてないので、逃亡を図る野島。けど甲斐谷が可愛すぎてやることやっちゃいます。

けどその後、心に悶々としたものを抱える野島はH中の写真をエサに甲斐谷を脅し、…

3

待ち合わせは額装店で コミック

ミナヅキアキラ 

向き合い、踏み出すこと

表紙は、まるで額縁から出てきたような近くんを
菱田さんが抱きとめようとしている構図で、
まさに物語を象徴しているように見えます。

色気ある繊細な絵柄が魅力的なミナヅキさんの今作は
ふたつの素敵なお話が収録されています。

○待ち合わせは額装店で
他人との関わりに距離を置く額装店の職人・菱田さん(攻め)と、
人との距離感が近い珈琲店勤務・近くん(受け)の話。
過去の苦い経験から…

3

3LDKおおかみ付き コミック

ミナヅキアキラ 

狼がいっぱい。

ちょっと、予想してなかった展開です。

佑大さん、優しすぎっていうかヘタレっていうか……恋愛において告白もせずにキューピッドにまでなってフラれるのは、そこまでの感情だったってことなんですかね。

予想してなかった展開は佑大がフラれたあとです。
塾講師仲間の真中にフラれてしまったと泣いて……二人でで家にやって来たかと思えば真中も一緒に住むらしく……。
真中は佑大狙いだったのか?
この先…

3

待ち合わせは額装店で コミック

ミナヅキアキラ 

深煎りコーヒーを片手に

職場設定が面白いな、といつも思います。
収録された2つのストーリー、表題作の方が長いですが
同じぐらいのボリュームに感じました。

作者の描く、涙が溜まってきてあふれてしまう絵がとても好きです。
涙が大粒というか、大きいのが。

これは後半の話だけど
相手を思いやって決心したつもりが間違えていた、
でもそこに温かな人柄をみました、切ないけれども。
だから私は後半のメガネの彼が、…

4

待ち合わせは額装店で コミック

ミナヅキアキラ 

じんわり

こちらのコミックスには、
・気難しい額職人×人懐っこい青年
・インテリヤンキー×一途クール
の二編が収録されています。


表題作の職人×青年は、正直、最初読んだ時にはそこまで心に響くものはありませんでした。
淡々と進んでいき、最後はハッピーエンドだけど読者の想像に任せている部分もあり、何だか消化不良な印象が強かったです。

しかし、レビューを書くにあたり再読してみると、最初の印…

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