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24/40(合計:396件)
ミナヅキアキラ
ひみた
まず表紙をめくって次に出てくるカラー絵! 椅子に座ってうたた寝の和服草羽さんが美しすぎます。 書家とパン屋さん、専門的な表現は特にされていないのですが佇まいや存在感がしっかりしていて、設定がお話に溶け合っていたのがすごく良かったです。 内心臆病でがっかりされたくない佳永と、自信家で動じずグイグイ迫る草羽の組合せもすごく良い… 作品全体は黒とトーンを抑えた白っぽい画面なのですが、そこ…
アンジー
ネタバレ
『なかないひばり』に続いて読んだミナズキアキラ先生の作品です。 こちらは、表題作の他に同時収録作品があります。 1『めくるめくハイライト』『溺れて 背伸び』 2『おもいで話は秘密』 3『まよってあいして。』 4『自慢のきみ』 『めくるめくハイライト』 会社員の野島 遥介と専務の甲斐谷 迪のお話。 ゲイの野島くんは日々穏やかに過ごしたいので仕事も恋も冒険はしません。 で…
もさもさ0308
初めての作家さんでした。表題作は短かったけど良かったです。 大学のサークルの飲み会で酒の勢いで関係を持った芳川と和有希。社会人になってもその関係は続くが、だんたんつらくなっていく和有希。 和有希の気持ちが切なく、心に染みました。 それゆえに、最後の展開には驚き、感動しました。 最後は程よい甘さで、癒されました。何度も読み返してます。
おラウ
施設育ちの高校生ひばり。唯一の肉親だった兄を事故で亡くし、兄の親友、清澄が親代わり兄代わりとなって早数年。本当はずっと彼に片想いをしている。だけどこの気持ちを伝える資格なんてなくて……。 拗れてます。 逆説的ですが、こういう拗れ系の話って、この拗れをどう解消していくのか一点にのみ注目していけばよいので、バラエティ色の強い作品よりも読みやすいことが多いです。 特に本作は拗れシリアスの中…
碧雲
理想の愛は「小鳥のような純愛」だそうです。猟で鳥をしとめるなら雌を先に撃つと、雌の傍を離れない雄も同時にしとめることが出来ると言われていて、オシドリ夫婦もそんな意味の言葉。 このお話のチカさんは、小鳥のような純愛をしていた人みたい。恋人を失ったあと、ずっと蹲って動けなかった人。物語の真の主人公は死んだチカの恋人、真人。取り巻く人達が回想する形で展開する綺麗な恋物語でした。 ▼人物 真人:…
雀影
デビュー当時から絵の上手な作家さんだったけど、絵が凄く洗練されて読みやすくなったなぁって、まずそこに感心した。 凝った画面構成とか、アップになった表情とか、凄くいい。 更に、そこに作画のデジタル処理技術の進歩とか向上とかが加わって、ほんと、凄くいい。 お話としては、ほとんど二人だけの世界にお話を絞った、切なくてとっても内向きな、BLのためのBLみたいな展開ではあるんだけど、だからこそ、よりい…
丁寧な美しい絵と構図(といっていいんですかね?カメラワーク的な)や配置、演出でドラマを何倍にも盛り上げて語り、ページをめくるのが惜しいほど見惚れるのが楽しく、一コマ一コマにハッとするような煌めきとドキドキがあります。 完璧過ぎて、夢で理想の漫画を読んでいるのではないかと思うくらいでした。 私の読んできた数少ないBLコミックの中でここまでグイグイ引き込まれたものはないかもしれません。買ってよかっ…
フランク
ミナヅキアキラさんの新作、ほんとーにほんとうに嬉しい!!! それだけで感激してしまい、噛みしめるように読みました。 あらすじ読んだだけで「切ない」の確定、お久しぶりの新作嬉しい!の高揚状態でのレビューです。 あらすじからてっきり清澄<<<<ひばりかと思ったら、清澄もめーーちゃくちゃひばりを想ってて、両片思いなんですね。 だけど…… 責任ある大人だから、手をださない。 ず…
たべみ
横顔のひばり。どこか遠くを見つめる表情。とんでいってしまわないように抱きしめる清澄。手放したくない思いが伝わる表紙です。 高校生のひばりは、写真家の清澄と暮らしています。ひばりの兄は清澄のアシスタントでもあり親友でもあったのですが事故で亡くなります。天涯孤独になってしまったひばりを引き取った清澄は自責の念とひばりへの想いを抱えています。 ひばりが眠ったフリをする清澄にキスをする場面はド…
はるつき
ひばりは本来、よく鳴く鳥なのに。 「なかないひばり」だなんて。 なんとも切ないタイトルに惹かれて購入しました。 表紙もめちゃくちゃいい。 相反するものだと思うのですが、儚さと、凛とした印象の両方が感じられて、ひばり(受)の性格にぴったり。 亡き兄の親友・清澄(表紙右) × 親友の遺した弟・ひばり(表紙左) 互いに思いを寄せながらも、罪の意識から恋心を伝えられないふたりの物語…