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9/11(合計:102件)
あむり
ネタバレ
ショコラ文庫13作品の後日談がつまった1冊。 勿論13作品の本編をすべてを読んだわけではありませんが、 好きな作品の後日談を読めるというのは、なかなかのウホウホであります。 ただ、あまり愛着の無かった作品については、 「この本編読んだのに、覚えてないや~」ということが生じてしまうのが 何とも切ないところ。 13ある後日談の中で、お気に入りは、 「僕のかわいい狼さん」「コタのお…
ひのもとうみ 金ひかる
ユッキ
読み終えて、やっぱりひのもと作品らしいビターな感じは多分にありながらもこれまでとは違う世界観を感じる事が出来ました。西江彩夏さんの長距離初恋を読んだ時にも感じた初恋の暴走が自らの夢や矜持を意図も簡単に捨て去ってしまう痛さ、相手が大事だからこそ才能や夢を捨てさせてはいけないからこそ一度別れざるを得なくなってしまう若さと稚拙さがありました。広尾の辛辣さはキャラとしても苦手なんだけども、しかし、ひのもと…
茶鬼
この番外ペーパーを読んで本編の評価が上がったほどに、主人公達を見守っていた先生であり、広尾の叔父である島村の視点が入ったことで、彼等の姿にとても共感が得られる形になったと自分は思いました。 SSにしては裏も表もあるぎっしり7ページ分の短編。 それだけでも、何か嬉しい♪ 何となく思いつきで柾史に仁科を紹介した島村だったが、それがこんな事になろうとは、叔父としても島田には嬉しい誤算だったので…
marun
攻め様の叔父であり受け様の担当講師が二人を綴るショートです。 二人が出会うきっかけを意図的に作った経緯が描かれていて それが思っていた以上に二人を強く結びつけてしまったことを 感慨深く思っているのです。 甥っ子の複雑な家庭環境の為に同じ年頃の子供よりも早く大人になって しまった甥っ子が受け様に対する時だけは年相応な様子を見せることを 良かったと思う肉親の情が感じられるんです。 そして…
するっと心に入り込むような感じがしなかった作品です。 そもそも、詩をテーマにした繊細な心の表現者のような詩というものに 個人的に馴染みがないのでハマれなかったかも知れません。 何も意識しないで詩を書いていた受け様が、詩を投稿して批評を受けたり 大学のゼミでのレポート作成だったり、卒業後の己の身の振り方だったりと 詩を書く事自体に何かを見いだせなくなり始めた時にかなり強引マイペースな …
ひのもとうみさん3作目は、大学生が主人公。 初雑誌掲載の作品だったものの単行本化だそうで、それに書下ろしでその後が一本入っています。 主人公達の情熱のベクトルがすれ違ってしまった為に起きたちょっと切ない展開、受けとなる人物の恋愛にのめり込む不器用な生き方の姿が少し痛さを感じさせる、 全体的に淡々とした、しかし舞台が大学であるだけに、自分ノイメージする芸大=季節イメージは秋~冬・熱くなくて少し…
ひのもとうみ 小椋ムク
雀影
刷り込みのように一途に想って、思い続けて、とうとう成就するお話。 それを、思い続けられている方の視点で綴られています。 哲也は、世間的な常識や出世欲にに囚われて、透の思いに気付きながらも、傲慢にはぐらかし、上役の娘と婚約することで透を切り捨てたのに、事故にあって、いろいろなことが崩れて、ようやく透に想われ続けていた事の僥倖を認識します。 ここへたどり着くまで,哲也のずるいいいわけが延々綴…
クレタコ
帯『傷つけなければ気付けない-』 ちょいブサ受だった「遠くにいる人」が面白かったので、続けてこちらも購入。 鈍くさいけど可愛くて健気な受と、身勝手で自分本位な攻な話なんですが、このタイプの話では珍しく攻視点で書かれてます。 哲也〔攻〕は気まぐれに透〔受〕が苛めっ子に苛められている所を助けてやってから懐かれて弟的な存在として可愛がっている幼馴染同士。 けれど哲也が大学進学で上京し…
橘盾
忘れた頃にやってくる応募者全プレ小冊子、ショコラのアフターストーリー集は豪華版でした! ショコラ文庫創刊から前半期発行のうちの13作品のショート集。 うち本編7作品は、橘には珍しい新刊オンタイム既読のタイトルで、それらのちるちる評価は“萌え”以上ばかり^^ その評価を1ランク上げても良いと思えるショートもあったし、本編未読だけど、このショートから購入を考えている作品もあるんです~! ま…
ひのもとうみ 松尾マアタ
帯『この手が決して届かないことを俺は知っていた-』 松尾さん挿絵でちょいブサ受!!と来れば買いますよー読みますよー!!はい!! えとですね、オフィスモノで上司×部下。 治樹[受]はゲイで、地味で不細工まではいかないけどパッとしないちょいブサ受です。 その引け目があるせいか、録な男に引っかからない。 そんな治樹の幼馴染みであり同僚で良き理解者が三津。 彼は治樹とは対照的に美形で人…