ひのもとうみさんのレビュー一覧

Chocolat bunko After Story collection vol.1 グッズ

番外編13作品

アフターストーリーコレクションというだけあって、文庫の「その後」である番外編13作品でした。いずれも幸せそうで良いな!って思いました。

浅見茉莉『星模様恋模様』より「引っ越し騒動」
彰史の部屋に、引っ越しに来た垰。コンドームを発見して浮気を疑い…。

伊郷ルウ『愛してはいけない』より「今日も愛してる」
休日くらいは料理をしようと思い立ったけれど…甘い休日の一日。

石原ひな子『狼…

2

chocolat bunko after story collection vol.5 グッズ

番外編ショート16作品

ショートなんですが、後日談ということで甘い話ばかりでした。

尾上セイラ「ジンの鍵と三つの願い」 (「千の夜とジンの鍵」より)
「三つの願い事」を考える仁の話。そして、ただ一つの願い事を叶えるユクセルの話。

さとむら緑「恋のない国」(「魔法のない国の王子」より)
イリアがヨアヒムに心を許していく様と、静とヨアヒムの山桃かけヨーグルトの話。

「vital signs」凪良ゆう(「…

0

君は明るい星みたいに 小説

ひのもとうみ  梨とりこ 

可愛い顔して男前

大好きな梨先生の挿絵で個人的マストバイ。ひのもと先生は初めましてでした。
帯が秀逸。「お前が好きだ。すげぇ待たせてごめん。」カッコいい。

人間関係構築するのが難しそうなイケメン営業(営業できんのか?)を
毛嫌いしていたけど、あることがきっかけとなって、ワンコのように
懐かれてしまって・・というお話。

カプたちは同期入社で勤め先はなんと造園工事会社。
四大卒のイケメン営業と、ちっ…

7

遠くにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

受けがもう少し魅力的ならば…

ひのもとうみさん、多分この作品が初読みです。
三人称で、攻め受けの視点切り替え。

これはね〜、攻めのタイプがタイプなので好みの分かれそうな作品です(苦笑
恵まれすぎてニブチンとなった男性×自己評価が恐ろしく低い青年。
なんというか、夢やら希望のキラキラBLとは真逆の作品となっています。

**********************
家具会社の製造部で働く26歳の治樹が受け。

2

遠くにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

切ない片思い

この作品は、攻めをひどくする代わりに切ない展開を書いています。ちょっと精神的に痛いなというシーンがいくつかありましたが、だからこそ、感動しました。攻めに傷つけられた受けは、ますますネガティブになります。自分を傷つけるような思考回路が悲しいです。ネガティブ受けは、好き嫌いがわかれると思いますが、これはかなり重症なネガティブです。そんな思考を読みたい人におすすめです。ここまで、痛い作品は、なかなかない…

6

嘘とホープ 小説

ひのもとうみ  御景椿 

いまいちスッキリしない

建築会社の設計と営業のお話です。中学時代の元同級生で、攻めは受けの初恋の相手、という関係性。

別支社に異動になった受けが、担当を組むことになったのが攻め。初恋の相手であり、誤解されて疎まれたことのある因縁の相手です。そんな攻めと同僚になり、ショックだし困惑するのですが、攻めにはまったく忘れられていてダブルの衝撃。
昔は赤面症で人とまともに話せなかった受けが、社交的になれ、営業職につけるまで…

6

嘘とホープ 小説

ひのもとうみ  御景椿 

ライバルではなく、相棒タイプのお仕事BLです。

再会モノの、お仕事BLです。
中学で同級生だった二人が、同じ職場で同僚として再会し…というもの。
男同士の仕事に懸ける熱い姿を読めるのが魅力の作品。
しかし、展開が失礼ながらありがちで、もう先の先まで読めちゃうのですね…。それこそ定番のパターンなので、面白くは読めるのですが、目新しさは無いかも…。
ある意味、定型で安心しては読めるので、このパターンが好みの方にお薦めです。


本店営…

2

青くて、甘い 小説

ひのもとうみ  金ひかる 

どこがいいの?

充彦にずばり聴きたい。神田のどこがそんなにいいの?

これは充彦が自分の性指向に気づくための初恋物語で、数ヶ月後には終わって、いつかちゃんとした相手とのちゃんとした恋が始まればいいな…と思ってしまいました。それぐらい、神田がどうしようもなかった。

人間としてどうしようもないって程ヒドい男ではないのだけど、人と深く触れ合ったことのない18歳の充彦の恋人には向いていないと思います。12歳差と…

1

ソネット 小説

ひのもとうみ  金ひかる 

芸術はよくわかりませんでした。

ひのもとうみさんの作品が好きなので読了しました。

主人公仁科は芸大の文芸学部で詩作をする少しエキセントリックな学生。
担当教授島村の甥っ子でフランス留学帰りの広尾と心を通じ合わせます。
最初は広尾から仁科にしかけますが、誰とも恋愛したことがなかった仁科はそのはじめての愛欲に溺れてしまします。
大学も休みがち詩作もスランプで一行たりとも書けない…
それでも、仁科は広尾がいればよかったの…

2

それが愛だとするならば 小説

ひのもとうみ  小椋ムク 

ひたすら追いかける受け様

ひのもとうみさん
遠くにいる人、隣りにいる人、青くて甘いを読んでおります。

そして、この作品は、ひたすら健気な受け様透に一票!
攻め、哲也は能力が高くてぎりぎりまで頑張っているのでしょうね。
あまり余裕がなく透のことも顧みないところもあって。
だけど、あて馬、奥園にかっさらわされそうになって
あわてて、引き戻すような…(^^ゞ
奥園、懐が深くていい男なんだよね〰
透と哲也がこじ…

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