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ひのもとうみ 松尾マアタ
はねっかえりのりーさん
攻めが酷いんです。 いえ、一概に酷いとは言えないのですが、間違いなく人でなしの部類の人間です。 けれど、その人間らしさや傲慢さが、この作品のスパイスであって、話を展開していく中ですごく物語をもり立てていたと思います。 小田島の傲慢さや、不意の優しさは、自分に自信がある人特有といいますか。 だからこそ、優しさもスマートで、佐倉にとっても読み手にとってもいちいち言動にきゅんとさせられてしま…
ふばば
ネタバレ
「ソネット」番外編ペーパーとなります。 7ページもの。 以下、内容となります。 ↓↓↓↓ タイトル「ノスタルジック」 本編内「無垢な詩人に告げる愛のことば」の時の時間軸で、視点は広尾と仁科のゼミの担当教員であり、広尾の叔父でもある島村です。 広尾と仁科がいよいよフランスに一緒に留学する事が本決まりとなり…という場面。 広尾に仁科を紹介したのはほんの思い…
ひのもとうみ 金ひかる
表題作と、その後を描いた続編の2中編収録。 「ソネット」 受け視点。 主人公は芸大の大学生・仁科。 詩人志望。 人付き合いが苦手で、内向的で、ネガティブで。 俺の書く詩なんて… 就活もしないで詩なんて… どうせ才能もないし……みたいに自己肯定感が低い。 そんな仁科と、休学してのフランス留学から帰国した同じゼミの広尾が出会う。 広尾は自立心が強いリアリストで、心の強い男。 …
ひのもとうみ yoco
kurinn
「遠くにいる人」「隣にいる人」を読んでから、こちらの作品を読みました。 大好きな不憫受けものでした。 高校生の時に優吾に放たれた言葉が、呪いのように蒼を縛りつけていてとても痛々しかったです。言った方の優吾は蒼との事を後悔しつつも、細かい点は覚えてないんですよね。理不尽だわ。 そして優吾だけが再会を喜んでて、蒼との温度差に気が付いていないのです。 だからちょっと忙しくているうち…
「遠くにいる人」の続巻です。 恋人同士になってからの小田島と治樹のその後のお話でした。 これを読んで小田島への見方がガラリと変わりました。 漸く優しい恋人を得たのにどうしても心から喜べていない治樹、それは過去の小田島の行いというよりは治樹の心のあり方の問題でした。 ここで一番効いたのが治樹が教育係になった新入社員の水野でした。 ヤンチャでどうしようもなかった彼がある出来事をキ…
Kindleで「遠くにいる人」を購入したら、こちらの番外編も収録されてました。 治樹とは幼馴染みで兄的存在の三津視点のお話です。 小田島が最初に狙っていたのはこの美形の三津なんですが、本編では上司の小田島への態度が虫を見るが如く酷い物でした。 治樹を1番理解してて大事にしてるが故に、小田島と治樹が恋人同士になってからは小田島に嫉妬されるようになってて面白かったです。 三津は…
ひのもと先生の作品は初めて読みました。 こちらの本はデビュー作ということですが、治樹が不憫で苦しい恋をしていて、忘れかけていた私の性癖を刺激してくる内容でした。 BLにハマりかけた時にこういう作品を好んで読んでました。 辛くて苦しい恋をしている受けの感情に同調して、酷い攻めの態度や台詞に胸を痛めて浸り切るんです。 そして、その先に攻めを振り向かせたハッピーエンドが待っていたら極…
ももよ
yoko先生の挿絵がぴったりの作品でした。 お金持ちが通う高校に編入してきた蒼はクラスの中で浮いていたが、クラスの人気者優吾が自分の絵を褒めて話しかけてきてくれたことで、友だちの輪が広がる。夏、学園の保養所に四人で泊まりにいくことになったが、アクシデントで優吾と蒼はラブホに泊まることに。。。 主人公は自己肯定感が低く、垢抜けてない高校生。自分の気持ちが恋であることにも気付かず、部活の先輩に…
ひのもとうみ Ciel
いるいる
好きか嫌いかで言えば、好きです。 が、レビューを書こうとすると感想が難しいなぁ…と。 萌えセンサーが反応しまくりシーンもあったんですが、 「ん?」と何度か躓いた印象も大きく残る(;´Д`) 個人的に冒頭にシーンがドチャクソに好きです…!!! 刹那的な時間、今だけ、今しか、と貪るシチュがツボで ドキュン(゚◇゚///)ズキュン♡萌えたー!!! (pixivノベルで試し読みも有…
ぴれーね
なんと2年ぶりの新刊になります。待ってましたーーー!! で、こちら、従兄であり初めての恋人であり、何故か理由も分からず突然捨てられた相手でもある、攻めとの再会ものになるんですよね。 テリオラ公国の国家元首(当時は公世子)・アルマンと日本人留学生である母との間に生まれた彰信。 隠し子として幼少期以降日本で暮らす彼には、忘れられない相手が居るんですね。 それが、幼少期に共に過ごした従兄…