鈴倉温さんのレビュー一覧

夢から醒めた恋人は 小説

杏野朝水  鈴倉温 

攻めの記憶喪失

設定が面白かった!に尽きるお話でした。

良は、愛人としてパトロンを渡り歩いているのですが、
「雇い主」である傲慢で、仕事人間な鳴海が、
記憶喪失により、性格が誠実に良のことを見てくれるようになります。
そんな鳴海のことが気になるようになるのですが、
記憶が戻ってしまったら、以前のように自分のことを
何とも思っていない人になってしまうと思い、恐れ・・・

というものでした。
な…

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きみの知らない恋物語 小説

李丘那岐  鈴倉温 

諦められない恋の行くへは妄想の作品に

学生時代に告白されながらも常識に捕らわれ、友人として好きだと思っていた攻め様に
恋愛で応える事は出来なかったが、その気持ちだけは戸惑いながらも嬉しいと感じていた
しかし、付き合いたと思った女性が現れた事で、受け様は攻め様にけじめとして
女性に交際を申し込むことを伝えるが、攻め様の最後に1度だけ抱かせてくれと・・・
その後は受け様が幸せならいいと、二人はいつしか離れてしまい友人としての
付…

6

夢から醒めた恋人は 小説

杏野朝水  鈴倉温 

記憶喪失で変わる関係

記憶喪失と愛人設定が面白そうで読む前から期待しすぎて、後半は若干物足りなさを感じたかな。でも最終的には満足できる終わり方だったので良かったです。

ちなみに記憶が戻ってからの鳴海が一番好きです。不器用ながらも良に気持ちを伝えるのが萌え。
記憶喪失中はやっぱり全くの別人な気がしてしまうので。
良に対しては実はそんなに思い入れがなかったりします(笑)好みの性格かと思ったんですけどね。なんとも気…

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INVISIBLE RISK(3) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

3巻。というか番外編集!

完結編というより番外編集的な短編4作が収まっています。
シリーズ1巻より3巻まで通して読んで「萌」から段階を踏んで「神」という意味
での評価させていただきました。

番外編ではデビュー2年目・5年目・スキャンダルもの(芸能人ならでは)20年後
と2巻で本編のその後のストーリーが楽しめます。
汐野は汐野だし、杉本は杉本のまま。
様々なことがあったふたりですが、最高の締めだったんじゃない…

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INVISIBLE RISK(2) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

2巻。

タイトルに「2」と表記されている通り「1」を読まないとさっぱり「?」
だと思います。

もしかすると、受がこんなに痛がるエロシーンって初めて読みました(汗)
杉本贔屓のわたしとしてはちょっと!そんなに痛がらないでよ!
杉本が下手みたいじゃん!!と汐野に怒ってやりたくなったし(笑)
でも、その行為自体を知らなかった杉本ですから・・・と一人でフォローしてみたりとか。
しかし、それも番外編…

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INVISIBLE RISK(1) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

予測のできない危険という意味です。

インヴィジブルリスクとは彼らのバンド名ですが、訳は予測のできない危険という意味
だと、作中に出てきます。

1巻から3巻(完)の作品です。
自分が続き物(シリーズ物やスピンオフがあるもの)にハマっていて手に取りました。

1巻では萌評価にしてますが、実はだんだん好評価をつけるつもりでいます。
個人的にヘタレ攻の杉本が結構好きだったりします。
イライラしちゃうんだけど、憎めないんです…

1

遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

何よりも、かわいすぎるでしょ♪

正直期待していなかったのですが、いや~つかまれました(笑)
何にって、座敷わらしのかわいさに!

千早は、妖怪として幼かったときの人間との思い出から、
座敷わらしになることを決意。
座敷わらしになるための修業に時間がかかり、
「わらし」というには、年をとってしまいました。
何とか座敷わらしとして、アパートに住みつくのですが、
そこに住人として引っ越してきたのが、大学院生の冬樹。

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遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

見事に先読みできたけど、それでも結構好き。

読む前は、タイトルからコメディかな、と思ったんですが、ほのぼので、かつ切ないストーリーでした。

私がもともとファンタジー好きで、数読んでるせいもあるのかもしれませんが、もう冒頭50ページくらいの山の話題が出た時点で、ラストまでの予想がついてしまって、しかも結局ほぼ想像した通りのストーリー展開でした。

ただ、だからがっかりというわけではなく、先が明らかに見えていても、丁寧な描写で飽きずに…

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インターバル・ゼロ コミック

渡海奈穂  鈴倉温 

鈴倉さんの『絵』で救われた。

原作の渡海さんが好きで、鈴倉さんの絵も結構好きなので、読みたいと思ったんですが、設定やあらすじ・レビューなどを見るにつけ、どうも私の苦手なタイプの作品のような・・・どうしよう、と悩んだんですが、気になって仕方ないので思い切って読みました。

読後の感想は、まず『大丈夫だった・・・』です。いや、これは鬼門かも、とかなり警戒しながら読んだので。まあ、渡海さんらしいストーリーでしたね。

ただ、…

4

また君を好きになる 小説

きたざわ尋子  鈴倉温 

再会した元カレが更生していたら・・・

同じ人と何度もつきあったり、よりを戻したりっていうことが
私の選択肢にはないので真幸の気持ちは到底解りませんが、
好きだからゆえ受入れてきたということでしょう。

千倉から嘉威が更生した様子をきいても実際に再会するまで
信じられずにいたが、仕事でその様子を目の当たりにし
それが自分の為に変わったとしたら・・・そんなの惚れ直してまうやろ!!
ていうかもう一回信じてもいいかな。と思わされ…

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