鈴倉温さんのレビュー一覧

遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

何よりも、かわいすぎるでしょ♪

正直期待していなかったのですが、いや~つかまれました(笑)
何にって、座敷わらしのかわいさに!

千早は、妖怪として幼かったときの人間との思い出から、
座敷わらしになることを決意。
座敷わらしになるための修業に時間がかかり、
「わらし」というには、年をとってしまいました。
何とか座敷わらしとして、アパートに住みつくのですが、
そこに住人として引っ越してきたのが、大学院生の冬樹。

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遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

見事に先読みできたけど、それでも結構好き。

読む前は、タイトルからコメディかな、と思ったんですが、ほのぼので、かつ切ないストーリーでした。

私がもともとファンタジー好きで、数読んでるせいもあるのかもしれませんが、もう冒頭50ページくらいの山の話題が出た時点で、ラストまでの予想がついてしまって、しかも結局ほぼ想像した通りのストーリー展開でした。

ただ、だからがっかりというわけではなく、先が明らかに見えていても、丁寧な描写で飽きずに…

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インターバル・ゼロ コミック

渡海奈穂  鈴倉温 

鈴倉さんの『絵』で救われた。

原作の渡海さんが好きで、鈴倉さんの絵も結構好きなので、読みたいと思ったんですが、設定やあらすじ・レビューなどを見るにつけ、どうも私の苦手なタイプの作品のような・・・どうしよう、と悩んだんですが、気になって仕方ないので思い切って読みました。

読後の感想は、まず『大丈夫だった・・・』です。いや、これは鬼門かも、とかなり警戒しながら読んだので。まあ、渡海さんらしいストーリーでしたね。

ただ、…

4

また君を好きになる 小説

きたざわ尋子  鈴倉温 

再会した元カレが更生していたら・・・

同じ人と何度もつきあったり、よりを戻したりっていうことが
私の選択肢にはないので真幸の気持ちは到底解りませんが、
好きだからゆえ受入れてきたということでしょう。

千倉から嘉威が更生した様子をきいても実際に再会するまで
信じられずにいたが、仕事でその様子を目の当たりにし
それが自分の為に変わったとしたら・・・そんなの惚れ直してまうやろ!!
ていうかもう一回信じてもいいかな。と思わされ…

1

インターバル・ゼロ コミック

渡海奈穂  鈴倉温 

ほんとインターバル・ゼロだよ

う~ん、なんてしんどい家のお坊ちゃまなんだろうって素直に感じちゃう
こんな環境で暮らせる高校生なんて考えられないような設定ですわ。

スポーツ推薦で優秀な選手を集めて、更にその中でも優秀な生徒を自宅で世話する。
どこかで聞いたことがあるようなお話だけど、その世話をするのが監督の一人息子の
受け様なんですよね。
高校生にして炊事洗濯完ぺき&容姿端麗、でも母親はそんな父親に愛想を尽かせて

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インターバル・ゼロ コミック

渡海奈穂  鈴倉温 

結局とどのつまりは・・・

自分の事の他に人の世話をするのは大変だと思う。
働きながら子育てもするお母さんは、介護をする人は、本当に頭が下がる。
このお話の主人公は高校生。
彼は学業と他に家に下宿している同じ年齢の高校生達の食事とか身の回りの世話一切をやっているんです!!
最初、その設定で読み始めてなんで投げ出さないんだよー!どうして反抗しないんだよー!と、何だかかわいそうになってしまいました。
おまけにどうも過去…

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遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

座敷童が恋をしたなら

これを座敷童と言ってしまっても良いものかなんて設定の二十歳越えの座敷童さん。
それも狛犬さんを2頭従えてのご登場、妖怪としての能力よりも家事能力が高くて
まるで、ペットを連れてやって来た押しかけ女房見たいです(笑)

この受け様は妖怪の住む山での苛められっこで、昔人間の子供に助けられた事から
いつかその子に恩返しみたいに、幸せにしてあげたいと思った事から修業をして
ギリギリやっと座敷童…

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遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

座敷わらしというよりはお嫁さんに向いているw

海野さんの人外もの、”座敷わらし”ということで楽しみにしてました。
遅咲きと付いてるからには、きっとダメっこなのかな?なんてw
そういえば、その前は淫魔の駄目っ子で、その前は封印されちゃった狐でしたよね。
って、よく考えたら駄目っ子が多い!
ただ、読み始めてあああ、、、、これは、これは、、、
人間×妖怪である為に、きっとあるとは思いましたが、思った通りに全てが展開してしまって意外性が自分…

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嫁いでみせます! 小説

吉田ナツ  鈴倉温 

もっともっと評価されるべき

最高!

あーもー、このお話ぜんぶが好きで、どこから話したらいいかわからない。
タイトルで「花嫁ものか…」と敬遠される方がいるかもですが、ご安心を。花嫁ものが好きな方でも嫌いな方でも、関係なく楽しめる作品だと思います。

なにが好きって、キャラクターですね!
天然ぽわぽわ系の王子様受けと、自由でおおらかな遊び人の攻め。
攻めは受けをいきなりベッドに誘ってエッチしちゃうんですが、展開がユーモアたっぷ…

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愛の呼ぶほうへ 小説

水原とほる  鈴倉温 

ハッピーとは言い難いなぁ

やっぱり・・・どうしてもこの作家さんのお話は好みじゃないと思ってしまう。
エロエロなのは好きだけど、ただ痛いだけだと後味が悪いんですよね。
議員の息子とその秘書の息子、幼なじみのように子供の頃を過ごした二人
でも、思春期頃からは、会うことも無く過ごし、でも、受け様はその時期に
攻め様に憧れていた思いが恋愛的に好きなのだと自覚するが、既に接点は皆無状態
でも、攻め様が議員を目指していた事を…

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