鈴倉温さんのレビュー一覧

星屑と初恋 百年荘恋物語 コミック

鈴倉温 

家事当番の謎

「百年荘」と名付けられた、古い洋館の下宿館を舞台にした三つの恋の物語。
ってことで、同じ家の中で、3組のカップルが出来上がるお話なんだけど、なんだかなぁ、
絵がかわいらしくて、全体の雰囲気がフワッとしているのでサラッと読んじゃうけど、細かいツッコミどころが多々あって、微妙に萌えきれないというか、読後の印象が薄いというか、
出来上がるカップルの3組中2組が片方高校生だし、絵の雰囲気からいっても…

2

愛されたがりなウサギですが。 小説

小中大豆  鈴倉温 

動物好きな方にはオススメ

すずくら先生の愛らしい表紙から見て「私は対象年齢外かも・・」との恐れを抱きつつ、兎と猫が表紙にいるので、絶対動物ものだと思い込み(笑)、購入。当たりでした。私としては、主人公は兎(コムギ)と猫(サバちゃん、コモモ母さん)という気分です。それで萌。軽妙な語り口で動物の思いを楽しめるので、動物好きな方にはオススメです。書下ろし220P弱。地雷は、ちょっとだけ出てくる女子 というものがありますが、攻めは…

2

愛されたがりなウサギですが。 小説

小中大豆  鈴倉温 

可愛いだけのお話じゃ無いですよ

ちょっぴりファンタジー風味のほのぼのラブコメディ。
・・・ーかと思いきや主人公成長ものでした。
いやもう最初はかわいいだけのかなり考え無し主人公が、ウサ耳を付けてイタい事をやってる・・・。そこにハイスペの攻め登場と、それこそまさにかわいいだけのラブコメかと思いました。
失礼ながら「小中先生、こんな無難なお話が書きたかったのだろうか・・・。やっぱ3冊連続刊行となると、こんな薄っぺらい作品になっ…

6

きみの知らない恋物語 小説

李丘那岐  鈴倉温 

受けが好きになれなかった

主人公がまったく好きになれなかった。子供に対しても自分勝手でイライラ…
攻めが執着するような理由がわからない。

2

嫁いでみせます! 小説

吉田ナツ  鈴倉温 

乙女のくせに男前なんて格好良すぎる

電子書籍で読了。挿絵有り。

トンチキ本として「答えて姐さん」でご紹介いただいたお話ですが、藤沢に好かれようと頑張る陽介の発想があまりにも真っ直ぐすぎて「そう来る?」という部分は多々ありましたが、『ぶっ飛んでいるトンチキ』という感じはしませんでした。『花嫁もの』としてはかなり外れていますが、ハートウォーミングないい話だと思います。

面白かったのは、藤沢に抱かれることで陽介が普通に考えてい…

2

独り占めバックステージ 小説

市村奈央  鈴倉温 

キラキラアイドル


仕事にやりがいや目標を見いだせないまま、ただ与えられた仕事を最低限こなしていたアイドルが、いかに自分の今いる場所がかけがえのないものかに気づき、仕事に前向きになる話です。

万澄(受け)はアイドル5人グループの一員です。グループ内では1.2を争う人気を誇りますが、他のメンバーのように仕事に一生懸命ではありません。そんな万澄にいつも苦言を呈してくるのは同じグループの愁(攻め)です。クラスメイ…

1

恋の病に甘々トラップ 小説

月東湊  鈴倉温 

とんでもなく鈍感な受け

ヘリ運行会社でドクターヘリの営業をしている草哉(受け)は、勘当されていた兄が突然やってきて甥っ子を置いていってしまいます。母親が妖狐である風太は狐耳尻尾がついている子供で、容易に他人に預けることができません。まだ3歳なので留守番をさせるわけにもいかず困った草哉が頼ったのは、近くの保育園で保育士をしている親友の誠一郎(攻め)でした。恐縮する草哉に誠一郎は「いくらでも甘えていい。風太がいる間に惚れさせ…

1

恋の病に甘々トラップ 小説

月東湊  鈴倉温 

ケモ耳甥っ子がとにかく可愛い

保育士の攻め×営業マンの受けの物語。

同級生で学生の頃からの知人。攻めは学生時代から受けの事が好きで、告白するもはぐらかされて疎遠になる。
兄の子でケモ耳という不思議っこな甥を預からなければいけなくなったから、保育士である攻めを頼り、攻めはそれにかこつけて受けを口説いていく。

ケモ耳な甥っ子が普通に人間じゃダメだったのかなと思ってしまいました。どうしても攻めを頼りにしないとというので…

3

恋の病に甘々トラップ 小説

月東湊  鈴倉温 

ちょっと無理やり感

高校時代の親友同士の再会話です。

一人暮らしの受けは、ある日のっぴきならない事情により兄の3歳の子供を預かることになる。その子供には狐耳と尻尾があり、おいそれと他人には預けられない。仕事もあり進退極まった受けは、保育士をしている高校時代の親友を頼ることに。かつて告白のようなことをされ、その後付き合いの途絶えていた攻めは、子供を預かる間にもう一度受けを口説くと宣言して…。


鈴倉温さん…

4

ダイヤモンド王の甘い策略 小説

浅見茉莉  鈴倉温 

架空の国の王子様

通訳と架空の国の王子様、というお話です。名前はファンシーなのですが、きっちり仕事のお話です。
でもお仕事してる描写はほぼなくて、幹也は仕事の通訳なのに王子の観光に付き合わされてるという感じです。

あんまりのめり込めなかった理由は2つあります。
1つは、幹也はずっと思い続けている女性がいるのですが、ヴィルフリートに恋をするのが早すぎる気も^^;
もともとゲイではないのに、その女性のことを…

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