鈴倉温さんのレビュー一覧

INVISIBLE RISK(1) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

90年代初頭のバンドのお話

元は他社のノベルズで、99年に刊行したものでした。その文庫化初版が2010年。
つまり発行の約10年後に文庫化し、その約10年後に読書したことに。
90年度初頭、バブルの頃、バンドブームがあった頃のお話です。


著者のファンですが、文庫が出たときにすぐに買ったものの敬遠して読んでいませんでした。
ですがこのままではいかんと、続巻をこのほど入手し、満を持して読んでみたのです。
面白か…

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また君を好きになる 小説

きたざわ尋子  鈴倉温 

もうちょい反省ぶりが欲しいところщ(・д・´щ)

ロクデナシの攻め様が、受け様に愛想つかされて捨てられてやっと……、というお話。
攻め様ざまぁ大好物なので、好きなやつです(*^^*)


受け様は大学生の真幸。
攻め様は真幸の先輩になる嘉威。

真幸が高校生の時に嘉威に一目惚れして、玉砕覚悟で告白。
受け入れてもらえ、恋人となったけど。
大学1年になった今現在、嘉威から別れを告げられ、また戻ってくる、という事が7回目だという状況…

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間違いだらけの恋だとしても 小説

鳥谷しず  鈴倉温 

勘違いに翻弄される

受けの鈴原は子供の頃の経験もあり、大人になってゲイの自覚を持った刑事。
弟は既にゲイをカミングアウトしており、そのせいで両親が離婚に至るきっかけでもあったため、自分のカミングアウトはできなかった。

そんな折に弟から恋人を紹介される。
検事の友利。

最初は弟の恋人である事や前評判から避けていたが、あるキッカケから思いを寄せるようになる。しかし弟に恋人、であり中々認められない。。。

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お稲荷様は伴侶修業中 小説

小中大豆  鈴倉温 

やっぱりお守りが欲しい(^-^)

前作が好みだったので、続編があると知って喜び勇んで手に取りました。
うーん(^_^;)
恋人となった2人のらぷらぶぶりを見るのが大好きなのですが、この2人の続きは甘くなかったかなぁ。


最不ノ杜神社に祀られている、稲荷神の夜古と竜神の璽雨。
前作にて、晴れてらぶらぶ恋人同士となった2人のその後。
夜古は、力のない自分に自信がなくて。
また璽雨も、夜古は自分しか神を知らないだけだか…

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御曹司社長の独占愛は甘すぎる 小説

金坂理衣子  鈴倉温 

イケオジ連呼がどうも…

イケオジ連呼が気にかかる。
イケオジ=ダンディなアラフィフなイメージがあったので、39歳のスーツの似合うキレイな男性をオジサンとかイケオジとか連呼するのに抵抗を感じました。

設定も盛りすぎでしょう?というくらい錬の家族や学生時代の試練に、姉恵の離婚問題。
そして隆仁の婚約破棄や激務や心の中の何もなさ。

隆仁の激務でなかなか会えない二人だったようなのに、やっと後半にエッチへとなって。…

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白家の冷酷若様に転生してしまった 小説

夜乃すてら  鈴倉温 

好み

鈴倉先生おっかけで購入。お話は王道で覚えていそうにないですが、受けのキャラが大好き塩対応さんで嬉しかったので萌2よりの萌にしました。しかしアンダルシュさん、中に挿絵を入れてもらえないでしょうか・・。本編200Pほど+その続き100P超。クール塩対応受けがお好きな方でしたら楽しいと思います。

ほんの1週間前に夢を見て記憶を取り戻した碧玉(へきぎょく)。このままいくと周囲に裏切られ義弟に毒をもら…

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「白家の冷酷若様に転生してしまった」ショートストーリーシート 「好きな食べ物」 グッズ

喜んで欲しいので

本品は『白家の冷酷若様に転生してしまった』の
フェア店舗特典のイラストカードになります。

表面は中扉モノクロイラストに両作家のサイン、
裏面に番外SSを掲載しています。

本編幕間、碧玉の好きな物についての小話です。

とある昼下がり、
天祐に茶道を教えていていた碧玉は
好きな食べ物について訊ねられます。

碧玉はすました顔で
いいお茶にはめったに出会えないから
その…

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白家の冷酷若様に転生してしまった 小説

夜乃すてら  鈴倉温 

死にたくないので義弟との関係修復を図ります

今回は本家に養子に入った義弟と
前世の記憶を持つ義兄のお話です。 

受様が未来の死を逃れ攻様の恋人となるまでと
怪異が起こる村へ向かう番外編を収録。

受様は祓魔業を生業とする一族の惣領息子です。

受様には飛び抜けた祓魔業の才によって
養子となった義弟がいます。
彼が今回の攻様です♪

攻様は彼ほどの才の無い義兄に虐待さて育ち
怨霊はびこる戦場に送られるも凱旋
義兄…

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嫁いでみせます! 小説

吉田ナツ  鈴倉温 

こんなん好きになっちゃうよ!

わお!って感じのお話でした。
ワンコ受けが全力で攻めを落としにかかる。
ただ、前半はキャラが違うというか、急にキャラ変した受けにこちらも戸惑ってしまいます。攻め視点も入ってますので両方わかって良かったです。

主人公陽介は尊敬する父と兄のような建築家になること、両親のように温かい家庭を作ることを夢見る20歳の大学生。
王子様ルックスで来る者拒まず去るもの追わずで女の子にモテモテです。

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嫁いでみせます! 小説

吉田ナツ  鈴倉温 

2011年のラブコメ

吉田ナツさんは、最近新作が出ていない作家。

2011年のちょっと昔の作品だけど、
日本語が正しく使われていて、読みやすかった。
挿絵が漫画調というか、棒が服を着ているようで下手。
それが少し残念だけど、コメディだから丁度いいのだと思う。

今世のBLは、ネタが出尽くしているというか、練れてないし、編集担当が居ないのか、校正もされていない。
なのでちょっと昔の作品のほうが丁寧に作り…

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