ここまできたら、嫁になります!!

嫁いでみせます!

totsuide misemasu

嫁いでみせます!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神14
  • 萌×226
  • 萌14
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
15
得点
220
評価数
60
平均
3.8 / 5
神率
23.3%
著者
吉田ナツ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
鈴倉温 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
シリーズ
嫁いでみせます!
発売日
価格
¥640(税抜)  
ISBN
9784048709729

あらすじ

社長の嫁になる条件、①経験豊富なゲイになる、②温かい家庭を作る、③(イヤだけど)浮気は大目にみる。
 天然ぽあぽあ系王子様の大学生・陽介は、20年間、将来は温かい家庭を作ることを夢見ていた。ところがバイト先のワイルド系遊び人社長・藤沢に「お前はゲイだ」と言われた挙句、難なく美味しく頂かれ、それまでの人生が一変!!
 一夜で藤沢を好きになった陽介は、自分の将来を夫→嫁に変更し、彼に嫁ごうと奮闘して!?

(出版社より)

表題作嫁いでみせます!

藤沢直之,36歳,建築事務所社長
白石陽介,21歳,建築学科の大学生

その他の収録作品

  • 秘書・キョウコの報告書
  • あとがき

レビュー投稿数15

心のままに恋をするという事

書きたい事がありすぎてまとまらないくらい楽しませて貰った一冊。
完成度の高さがすばらしくて神評価を付けさせて頂きました。

あらすじだけ見ればなんてことない話なのに、それをここまでレベルの高いものに仕上げていてすごい。吉田ナツさんの作品はコメディ・シリアス問わずグサっと心を突いてくる感じがします。

私は「花嫁もの」とか「女装」とか、受けが女役を与えられる作品を嫌遠しがちで、滅多に読むことはなかったのですが、これは評価の高さから興味を持った一冊。でも読んでみればよく知る「花嫁」モノとは違っていました。

別に主人公が「嫁ぐ」というわけではなく、可愛いお嫁さんを貰って幸せな家庭を作りたいと願っていた主人公・陽介が、自分がゲイと自覚した事から、一瞬は悩むけど「それなら自分が嫁ぐ方向で家庭を作ればいい」と自分の夢を軌道修正して前向きに突っ走るお話です。
陽介をゲイに目覚めさせた張本人・藤沢は遊び人で自由人で恋人は一人に絞らない、勿論結婚やステディなんて自分を縛り付けるものは大嫌い…という人物です。

最初から互いの目的がすれ違っている上、アタックをしかけてくる陽介を藤沢は煩わしく感じています。
受けが愛される作品を読むことが多いので、ここまで一方通行、しかも受けがあしらわれる作品はちょっと新鮮でした。

陽介が本当に一途で可愛くて、藤沢のどこがそんなにいいのか、若干その辺が疑問に思わないでもなかったのですが…
「恋愛に自由でいたい」藤沢と「愛する一人と家庭を築きたい」陽介の人生の優先順位は真逆です。
その2つの「価値観」が最後ぴたりと一致する瞬間が来ます。
吉田ナツさんの書かれる文章とモノローグ、本当に完成度が高くて誰かにオススメしたくなる一冊です。

7

もっともっと評価されるべき

最高!

あーもー、このお話ぜんぶが好きで、どこから話したらいいかわからない。
タイトルで「花嫁ものか…」と敬遠される方がいるかもですが、ご安心を。花嫁ものが好きな方でも嫌いな方でも、関係なく楽しめる作品だと思います。

なにが好きって、キャラクターですね!
天然ぽわぽわ系の王子様受けと、自由でおおらかな遊び人の攻め。
攻めは受けをいきなりベッドに誘ってエッチしちゃうんですが、展開がユーモアたっぷりでカラッとしてて小気味いいです。「俺は公私混同する男だ」宣言されると、チン軽男でも微笑ましくて許せちゃう気持ちになるのはなぜでしょう。
自由人を豪語して、たくさんの男と好きなようにセックスするのが俺だとのたまう攻めですが、受けとの出会いによって少しずつ変わっていってしまいます。
明るく正直に好きになったことを告白し、「浮気は許します」と言ってぐいぐい押していく受けに、攻めはたじたじ。えらいもんに手を出してしまったと後悔して腰が引けるんだけど、キュートなお尻の魅力にはあらがえずまた手を出してしまう。
この攻めのアタフタっぷりを読んでたら、にやにやが止まらなくてさー。
受けのアホアホ天然っぷりもやたら可愛いし。

吉田ナツさん、しっとり切ない系もいいけど、こういうコミカル色の強い作品もいいなァ。
文章もいい。
あ、そうそうキョウコさんもいい!
改めてすべてが大好きです。

2

2011年のラブコメ

吉田ナツさんは、最近新作が出ていない作家。

2011年のちょっと昔の作品だけど、
日本語が正しく使われていて、読みやすかった。
挿絵が漫画調というか、棒が服を着ているようで下手。
それが少し残念だけど、コメディだから丁度いいのだと思う。

今世のBLは、ネタが出尽くしているというか、練れてないし、編集担当が居ないのか、校正もされていない。
なのでちょっと昔の作品のほうが丁寧に作りこまれていて、読んで苦痛にならない。

良い作品でした。面白かった。
暫く、ちょっと古い良作発掘を続けようと思う。

2

よく頑張ったd(⌒ー⌒)!

 爽快で、よし頑張ろうってポジティブな気持ちにさせてもらえる1冊でした(^-^)

 受け様は、大学生の陽介。
バイト先の社長である攻め様の男のフェロモンにあてられて、あれよあれよと気付いたら半分頂かれてしまう。

 おいしく頂いちゃった攻め様は、何よりも自由を愛している男、藤沢。
ただ1人に縛られたくない、いろんないい男と楽しみたい、というわかりやすい遊び人。
普段だったら、チャラくて軽くてあんまり好きではないのに、なんだか憎めない。
人たらし所以でしょうか。
ラテン系のいい男なんだよなぁ。

 陽介は、藤沢と出会って、自分がゲイであった事に気付く。
藤沢を本気で好きになって、頑張ってアタック開始。
藤沢に重いって思われるかな、とドキドキしながらも、それでも頑張りたい陽介のいじらしさ、健気さよ(*´ω`*)
そして、斜め上方向にチャンスを見出だす天然さよ(^o^;)

 藤沢も、ストレートに大好きを伝えてくる陽介がかわいくなり、陽介の喜ぶ顔が見たいと思うようになる。
でも、今までに自由を信条に生きてきて、そんな自分を認められない。
縛られる事をよしとしなかったのに、いつの間にか自分の決めたルールに縛られていた事に気付く。
自分の意思だ、と藤沢が陽介を取り返しに行くところがきゅんきゅんです。

 嫁ぐことができた陽介の前向きさや頑張りが、とても気持ちよくて大好きd(⌒ー⌒)!
藤沢は、恋人になったら、溺愛ですね。
2人の愛の巣を大事に育んでいってほしいです。


 イラストは、鈴倉温先生。
ホテルのベッドに座って、陽介にプレゼントを渡すシーンのイラストがめっちゃドキドキしちゃいました。
陽介は上半身服+パンツで、藤沢が真っ裸( 〃▽〃)
大事なとこだけ手に持った拭くでうまい具合に隠れてて。
えちシーンではないけど、受け様ではなく攻め様の真っ裸に、事後なのねーって雰囲気がとってもとっても感じられて、うきゃ〜( ☆∀☆)ってなりました。

1

テンポの良さが抜群でした!

既刊の「Home,sweet home. 」にチョイ役で出た攻め様が主役。
いですねぇ~この手の作品は大好きですね。
キャラ同士の会話のテンポが良くてとても読みやすい。
読み終わった後もニコニコ余韻が残っている感じでいいです。
女性にモテる王子様系の受け様はフェミニストでしたね。
女性に対するスマートで好感が持てる受け様ですが
微妙にブラコン、ファザコンが入っている天然さんでした。
それもどうやら素敵な男性に対してだけの天然さん
そんな受け様が大学教授の紹介でアルバイトをする事に
そこでフェロモン垂れ流しの攻め様と運命の出会いをします。
攻め様に見惚れてドキドキしちゃったりして・・・
そして攻め様から衝撃的なセリフ&誘いを受けるのです!
おまえはゲイだと!そして自分ももちろんゲイだから楽しもう
みたいな会話~そして否定する受け様ですが何故か耳元で
囁かれると腰砕け状態で攻め様の誘いを断れない(笑)
出会って即日エッチな関係に、でも攻め様は好みの男なら
いつでもどこでも楽しんで相手をする遊び人で恋人は作らない
常にハンターのようにいい男を口説いて楽しむポリシーの人
それを知っていながら受け様は本気で好きになっていくのですが
その攻め様へのアタック方法がかなり乙女的でした。
そして報われないと分かっているけれど好きだからアプローチ
しまくります宣言までしちゃう潔さもあって面白い。
普段、女性相手に振る舞う受け様の姿とのギャップも良いです。
攻め様に対する態度が好き好き全開で・・・
でも、攻め様はそんな受け様から距離を取ろうとするのですが
ついついさわり心地の良い尻に誘われて~~~
いつの間にか受け様の事をあれこれ考えてしまう自分自身に
戸惑いや不安が、攻め様は一人に囚われない博愛主義的な
自分のスタイルが楽しくて好きだったのにそれが崩れそうになって
とうとう受け様から逃げ出します。
受け様は完璧に振られたと落ち込みますが・・・やはり諦めきれない
そして今度は違う方向から攻め様に迫る事にするのですが
それは攻め様と同じような遊び人になってエロテクを習得し
床上手になる事で、ホント過激で極端な発想です。
この天然さんに攻め様は捕まってしまうのですよね。
受け様の花嫁妄想や新妻妄想も萌えどころでした。
コミカルな作品が好みの方にはお勧めの1冊だと思います。 
ショートの「秘書・キョウコの報告書」は止めの一発です(笑)

8

一味違う花嫁モノ

フリーワード"建築"で検索して偶然見つけたこちらの作品。
花嫁モノは普段あまり読まないのですが、受けが長身イケメンで、性格もオモシロ系らしい?
というところに興味を惹かれ読んでみました。

あらすじ:
建築学科の大学生・陽介(受け)は、教授の紹介で、建築施工会社の社長・藤沢(攻め)なの下でバイトとして働くことに。
藤沢に「お前はゲイだ」と断言され、抱かれたことで男に目覚めてしまい…

陽介は、身長186センチ(藤沢より4センチ高い)で、気品溢れる王子様系イケメン。
しかし素は意外と天然で、大型ワンコのような言動が大変愛らしいキャラクターです。
藤沢に抱かれたことで自身の性癖(=ゲイ)を自覚してしまい、
ついでに自分の嫁属性(家庭的で家事好き)にも気づいてしまい、
開き直って藤沢に猛アタックを開始。
超ポジティブで思い切りの良い性格に大変好感が持てます。

藤沢は、作業着が似合うワイルドな男前で、遊び人のゲイ。
最初こそ大人の余裕で陽介を翻弄しますが、陽介が開き直って以降は、彼の猛アタックに押されっぱなしなのが面白いです。
決まった相手は作らない主義だったのに、陽介の健気さ、可愛さにほだされ、いつの間にか彼のことが気になって仕方ない…
陽介視点と藤沢視点のエピソードが交互に入るため、藤沢の(内心の)動揺ぶりと変化をじっくり楽しむことができます。

この作品、陽介の藤沢大好きっぷりがとにかく目立ちがちですが、恋をして変わっていく陽介自身の成長もさりげなく描かれており、なかなか深いです。
偉大な建築家である父と兄の模倣ではなく、自分の本当に作りたいものを探求していくこと。
性役割に囚われることなく自身の幸せを追求していくこと。
それら全てに藤沢との出会いが関わっているため、陽介が藤沢にメロメロになっていく展開にも説得力がありました。

絡みは約3回あり、それぞれの描写が少しずつ違うところもポイント。
同性と初めて抱き合うドキドキ感、
初挿入の衝撃、
そして恋人となったて初めてのセックス…
絡みのシーン毎に二人の距離感の変化が伝わってくるところに萌がありました。

花嫁モノが苦手な方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

8

王子さまは……花嫁志望?(笑)

吉田ナツさん初読み。
花嫁モノ好きの友人が、「これひと味違うから」と貸してくれた。
ふうん、花嫁モノツボじゃないんだけどな……と思いながら読んでみたら、
ほんとだ〜っ!
斜め上にビュンビュン行っちゃう!面白いっw!

何ともいえない味わいで、笑ってキュン、軽くサクサク読めます。
運動神経も頭もよく、柔らかな雰囲気の長身美形、
王子さまとして生きて来た大学生の白石陽介くん。

バイト先の何よりも自由を愛する遊び人社長・藤沢36歳に
「お前はゲイだ」と押し倒されて、気持ちよくなっちゃって
自分の性癖に気がついちゃった。
その上、カッコいい社長をどんどん好きになってしまい
なんと社長のヨメになりたいと夢見て、猛然とアタックする……


この王子さまが、なんとも面白いキャラ。
素直で明るく前向きというか天然というか……
一歩間違うとうざいキャラになりそうなところが、
健気で楽しく、クッキー作ったりしているのに
女の子じゃないキャラになっているのが、この作品のうまいところ。
この可愛さにすっかりほだされちゃう社長の気持ちがわかっちゃう。

と、予想外に面白かった〜!
嫁モノだけれどひと味違うところに敬意を表して、ちょっとオマケで評価は「萌×2」。

5

受けの乙女でぽわんぽわんな天然っぷりがツボにハマればかなり楽しく読める作品だと思います。

久々にツボにハマる作品でした!
なんだろう、このほわんとする読後感!と、いうか読んでる間中ほわんとした気持ちが続いていました。

天然受け、良いですね!

悪い人が出てこないことや大きな波風が立たないのでハラハラドキドキ感が無い、安心して心穏やかに読めた作品なので、ガツンと来るものはありません。
その代わりと言っては何ですが、ポリシーを持って恋愛していた攻めの世界観がガラッと受けによって変わっていく様がとても面白かったです。

ゲイ人生を謳歌している手強い遊び人年上社長が、美味しそうな好みの男が目の前に現れたので、ちょっかい掛けて攻略しちゃおう!と受けに手を出してまんまと美味しく頂きました!までは良かったのだけど。
ノンケだと思ってたのに、攻めに「お前ゲイだな」と言われて美味しく食べられちゃったことで、本当の恋に(ついでに自分がゲイってことにも)目覚めた天然ぽわぽわ王子(思考が乙女成分入り)は柔らかいのに手強くて。
ポリシーを持って遊び人として生活していたのに、いつの間にやら天然に毒され落とされてしまった攻めというお話です。

受けの陽介のキャラが良かったです!
本当にぽわぽわした青年で、天然っぷりもうまく表現されていました。
あくまで天然です。不思議ちゃんではありません。
なので、常識人ではあるけれど、やっぱりちょっとどこかズレている、という部分が読んでいて堪らなくツボでした。
藤沢の秘書キョウコが弟のように思っているという表現が出てくるのですが、こういうキャラに懐かれるのは悪い気はしないでしょう。

藤沢は先にも書きましたが遊び人のゲイ。好みの男とセックスしてゲイライフを楽しんで何が悪い?的な考えがある様子。
なので、陽介の事も好みだしちょっと遊びで寝てみたいなんて思っていたのだけど、体の相性が抜群で、大きな体も(攻めより受けのが大きいのです!)抱き心地良くて最高。
なんだか、やたらと可愛くて。

でも、惚れられてしまうととたんに引き気味になってしまう。
でも、目の前の体は美味しそうで食べたくて、食べちゃって。
いかん、相手は自分に惚れている。ひとりの男に囚われて縛られるなんてまっぴらだ。
だから、手を出さないようにしよう。
やっぱり美味しそう、手を出しちゃう。
・・・の藤沢のループが面白く。

藤沢のポリシーを理解している、好きですアピールしすぎると引かれる可能性も分ってる。
でも好きという気持ちが抑えられないので、できる限りのアピールはしていきます!
・・・という柔らかいのに、妙にメンタルの強い陽介。
この妙に強いメンタルのおかげで二人が決定的にくっつく切っ掛けのエピソードが発生するのですが、どうしてそういう考えになったのかな(ありえないことではないが)?というのがまた天然の天然たる所以かと思われました。

その後の短編が、これまた甘々で幸せそうでなにより!なお話です。

受けの乙女思考が許せる方、甘いお話がお好きな方にはお勧めな感じです。

3

自由を愛する遊び人ゲイ×ほんわか大型ワンコ受け

攻めの「せっかくゲイに生まれてきたのに」という考え方が斬新で面白かった。
「ゲイだから家庭が持てない」と悲観するのはたくさん読んできたけど、「家庭とか子供とかに縛られない人生を送れるゲイでラッキー」というキャラは記憶にないなぁと。

攻めは、何よりも「自由」を愛していて、きれいな男たちとたくさんのセックスを楽しみたいという遊び人のハンター気質。
ハニーはたくさん欲しいけど一人に決めるなんて真っ平ごめん!という主義です。

対する受けはスポーツ万能な王子様キャラで女の子にモテモテのノンケ……だったはずなのに、攻めに「お前はゲイだ」と言われて抱かれて目覚めてしまう。

この子、ほんわかポジティブ天然系なんですね。
いずれ両親みたいな愛に溢れる家庭を築きたいと思っていたのに、ゲイだと判明した自分には無理だ……とちょっぴり落ち込むんです。
だけど、夫じゃなくて嫁になればいいんだ!と気づき、攻めの嫁の座をゲットするべく奮闘するというお話で楽しかったです。

2

こんなん好きになっちゃうよ!

わお!って感じのお話でした。
ワンコ受けが全力で攻めを落としにかかる。
ただ、前半はキャラが違うというか、急にキャラ変した受けにこちらも戸惑ってしまいます。攻め視点も入ってますので両方わかって良かったです。

主人公陽介は尊敬する父と兄のような建築家になること、両親のように温かい家庭を作ることを夢見る20歳の大学生。
王子様ルックスで来る者拒まず去るもの追わずで女の子にモテモテです。

だけどバイト先の社長藤沢に出会いお前はゲイだと言われ美味しくいただかれ、180度人生観や将来設計が変わってしまって。
藤沢の言葉で本当の自分を自覚し、やりたいように生きようとするのは良かったです。
こんなに強力な体験と言葉をもらったら好きになっちゃうよ!

陽介が遊び人の藤沢に振り向いて欲しくて頑張るあたりから、え?こういう子だったの?とちょっとついていけない感がわいて。

自分のポリシーに縛られつつも陽介が可愛くて葛藤する藤沢。まずい、絶対にもう止めようと思うのにぽわぽわ陽介の可愛いお尻を見てるとつい抱いてしまって。

陽介の喜ぶ顔が見たい自分に愕然とする藤沢。陽介すごい!あんな年上のワイルド遊び人藤沢を変えちゃって!

最後の方はもう甘々で。すっかり生き方を変えた藤沢に、陽介良かったね!です。

秘書キョウコさん視点の短編も良かったです。

なんだろう、自分は攻めが受けにメロメロでなんとか口説き落として追いかけて手に入れるのが好きだったのかな?
でもぽわぽわワンコ受け陽介が正攻法で全力で攻めにぶつかるのも、ほだされていく藤沢もとっても良かったです。

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