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櫛野ゆい 九重シャム
大葉バタ子
ネタバレ
櫛野先生の獣人、大好きなのです…とにかく不器用なくせに一回ハマるととことん甘く、腕に乗せたり膝に乗せたりと絶対に嫁を放しません。 自国のお家騒動で命からがら生国を抜け出し、生き別れた兄を助ける為に獣人族の国を目指すルシュカ。 乳母日傘で大事大事に育てられたため、物価の相場や生きていく知恵など皆無だけども、なんとか獣人族の長、ディオルクのところまでたどり着きます。ゆーてもディオルクの方から協…
九重シャム
アキタ
荒廃した地の王の息子・ミスラと精霊の力を借り命を植物に作りかえることができるアラニャーニー・ダラフ。 キャラ紹介が載っていたので、続編なのかな?と思いましたが違いました。 独特の世界観なので説明はありがたくて、ダラフのミスラへの矢印にはちょっと笑ってしまった。 一冊まるっと表題作、お話し運びが秀逸で、異種族のふたりがそれを超えて、すれ違いながらも何よりも深いお互いへの愛情を感じることがで…
gecko7
余韻に浸ってしまった。 素敵なお話でした。 私的にはBL的要素もエロも無しで、 全人類が読めたらよかったのに… と思ってしまいましたが、 それでは九重作品ファンは物足りないのかな?
アンジー
初めて読んだ九重シャム先生の作品です。 人間×人外CP アガスタの王子 ミスラとアラニャーニー皇子 ダラフのお話。 人間が始めた戦争でアーリア大陸は人々が暮らすのも困難な土地になりました。 「命を植物に変える能力」を持つアラニャーニー一族も戦火で土地を追われ、クリシュナの森に隠れ住んでいます。 戦争が終わり、アガスタのスカンダ王は幼い王子 ミスラを伴い、アラニューニーのダーキーニ…
まるごと
今回も購入させて頂きました。 ですが、個人的には先輩に繭~やMOMOの方が好みだったかなと思います。 煽りにあったエロの部分(性獣)に関しては、ねちっこくもなく、しつこくもなく、そういう場面はあっさり過ぎて、物足りない印象を受けました。 ストーリー重視の作品としても、一巻で終わらせるには勿体ない設定の作品なので、詰め込み過ぎな感じが否めません。 ただ、絵はとても綺麗で書き込みも多い…
ぷれぱーる
感動で胸がいっぱいです。 九重シャム先生らしい人外ファンタジー。 シャム先生史上最高傑作だと断言させて頂きたい! (あくまでも、個人の見解です) とにかく美しくて優しくて温かい作品で、初っ端から涙が止まらなかったです。 緑の絶えた過酷な環境になった外界。 王族の末息子・ミスラと王である父は、〝命を植物に変える能力〟を持つアラニャーニーに助けを求めます。 王の求めに応じ、皇…
藻とカレー
絵もお話も、正直なところ、微妙でした。 獣種設定というのはまあおいておいたとしても、モモも流星もその他のキャラも皆、一面的に感じました。 分け隔てなく接してくれるから、流星を愛しているというモモも、それだけ?という感じだし。 流星もモモが好きだけど、モモが思ってくれるほどでない、でも応えようとする。うん、それで?と思ってしまいましたw 流星のドジっ子設定も、走ったらこけるとか、グラ…
ダラダラ
2人の世界にやってきた王子様 九重さんの描く、独特の雰囲気が好きです。 リアルとどこかファンシーさを併せ持つキャラの肉付けも好み。 ナルシストがメインカプとして登場するBLは個人的に初めて読んだ気がします。 しかも筋金入りのナルシスト。 BL界ナルシスト大会に出場したら表彰台確定かと思われる。 あそこまで我とポジティブさを見せつけられると尊敬の念すら抱きます。 でも実はそ…
すごいお洒落! ツインしか生まれなくなった世界で、その片割れが獣人?なのですが、その子たちの服が可愛くて驚いた‼︎ パンツ見せながら長ズボン引っ掛けてるっていうのが、最高に素敵でした。 そして、世界観が素晴らしい。 双子同士の共感覚とか、もう発想が素晴らしい! ただ、ラブストーリーとしては、ちょっと物足りなかったです。 心から惹かれ合うようになったんだよね?とは思ったけど、兄弟…
kaya。
この物語の世界の人類は 「寄生型」と「無変化型」に二分されています。 〝繭〟と呼ばれる寄生虫が〝菌糸〟で体を包みこみ、 寄生された人々は異形へと姿を変えます。 そして、一年に一度の誕生日に糸が作り替わるため、 その一日だけ本来の人の姿に戻ります。…シンデレラかな。 寄生型が多くを締める中、無変化型の人間は稀少で人気があり、 性的な犯罪に巻き込まれることも少なくありません。 …