嶋二さんのレビュー一覧

シガレットシュガー コミック

嶋二 

誰一人好きになれない

3組のCPの話なのですが…。
短編集や中編って、どれか1つでも「この人物は応援したい!」と思えるひとがいれば救いがあるのですが、誰も好きになれないまま、もやもやしたまま終了しました。

一番の地雷は表題作。
高校からの親友で、片方はゲイ。彼氏は途切れないものの長続きせず、ケンカをする度に親友の家に転がり込んで、ごはんと宿を提供してもらいつつエンドレスで愚痴る。
迎え入れる方は実はずっとそ…

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夜のページ コミック

嶋二 

おじさんが一番若く見える

出版社バイトの大学生と作家。
血の繋がらない弟と兄。
2組の話です。

何というか、いろいろ衝撃でした。
二葉の父親が一なんだろうなというのは早い段階で予想がつくものの、真っ直ぐで誠実そうに見える興充が二葉とそういうことをいたしているとか。
二葉の血の繋がらない弟が「みずいろの町まで」のかずくんの新しい学校でできた友達だったのかとか。
「みずいろの町まで」を読んだあとにわたしが勝手に…

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みずいろの町まで コミック

嶋二 

青春1ページで終わらないでほしい

小学校からの幼馴染が転校する。
毎日会えるのが当たり前だった。
何かあったら一番に話すのも当たり前だった。

つらい。
想像しただけでつらい。
何年生かははっきり書いていない(なかったですよね?)けれど、先輩がいるから確実に1年か2年なわけで、離れることがどういうことかまだ実感のないところまでしか描かれていないので、もうその後の妄想が止まりませんでした。つらい。

かずくんが引っ越…

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気になるあの子 コミック

嶋二 

シリーズでこのCPが一番好き

「小さな恋のメロディ」のスピンオフです。
メインの息子×息子よりも、父親×父親よりも、このCPが一番良いです。

脇野が縁を好きになる過程は「帰れない2人」に収録されていますが、そちらを読まなくてもこちらだけでも話は分かると思います。
ただこちらだけだと縁がただの泣き虫な先生というだけで終わってしまって、脇野に肩入れすればするほど「あまり愛せないキャラ」になってしまうかもしれません。
「…

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夜明けの犬 コミック

嶋二 

ワンコと言っても、指示待ちできる忠犬

この作品、好きなんですよね。
ワンコと言われると誰にでもコロコロと可愛がられて八方美人的な人物を想像してしまいますが、この作品の暁はみんなにも愛されるキャラではあるものの、ご主人様第一!のワンコです。
忠犬ハチ公とご主人様の話です。

フラれると同時に彼女と住んでいた部屋を追い出された暁は、高校の先輩だった明の家に居候中。
合コン三昧で新しい彼女を見つけようとするも不発。明ららも5年付き…

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ラブカフェモカ 2 コミック

嶋二 

一郎(30)←new!

1巻でメインCPの性格や設定にだいぶ熱り立ってしまったので、気持ちをリセットして挑んだ2巻。
2人の関係を構築していく1巻に対して、周囲に振り回される2人の話でした。

藤の母参上に始まり、一郎の両親の帰国、さらに藤の元カノまで登場します。
みんな癖のあるひとたちでしたが、わたしが一番驚いたのは一郎が30才ということでした。
院出て27才なので、非常勤1年目の28才を想定していたのですが…

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ラブカフェモカ コミック

嶋二 

講師になれるひと、ではない

カフェ!!と飛びついたものの…。

カフェのギャルソンと王子様風非常勤講師。
メインCPのどっちも好きになれませんでした…。
ギャルソンは「今風でモテそう」らしいのですが、表紙の雰囲気と本編が別人のようでした。髪が長いキャラは嫌いではないのになぜむさ苦しく見えるのかと思ったら、毛量。おでこも狭いし、とにかく圧倒的毛量でした。
非常勤講師はどうやら生命科学が専門らしいので大学の講師です。大…

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ドラマチックに落雷 コミック

嶋二 

続き物だった、、、

えっと、

「続き物かーい!!」

と、私も言わせてもらいたいです。

関係の進み具合がゆっくりしてるなぁと思いつつ読んでたけど、
休業した銭湯のオヤジの登場具合が謎だなぁと思いつつ読んでたけど、
ここへきての環の家族関係とか持ち出されてどうするのとか思いつつ読んでたけど、
そうよね、この1冊で何にも決着つくわけないわよね。
ストーリーの展開的としては全然納得できるし、続きも気…

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朝日奈怜一郎はいつも憂鬱 コミック

嶋二 

続編です

表題作、同録作ともに、以前に出版されている本の続編という事で、どちらの作品も、もうすでに付き合っている二人のお話です。
表題作は、付き合って、セックスはいっぱいしているけど、好きだとはっきり言葉にして確かめるのには躊躇している、そんなずるい大人の受けと、それに翻弄されている年下わんこ攻めのお話。
そもそも、二人が付き合うようになった、なれそめ部分が全くないので、この本だけ読むと、ちょっと唐突な…

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花と裁き コミック

嶋二 

ベッドで豹変する受けに萌v

なんか最近きゅん萌えパターンにはまってる!
切なくてきゅんきゅんさせられてます。

過去持ちの花屋と、さらに過去持ちの検事さんという、
暗くなりそうな配置なのに、
暗い、ではなく、エロかった‼︎

冬木のギャップがエロさ倍増vvv
普段の顔とベッドの上での表情が違いすぎて萌!
豹変というよりは、きっとこっちが素。
夏希くんも、寄り道しつつも結局は冬木の元へとたどり着く道のり。

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