市川けいさんのレビュー一覧

インディゴブルーのグラデーション コミック

市川けい 

インドアの似合うふたり♡

来月第3巻が発売されるコミックス『ブルースカイコンプレックス』シリーズ番外編。

「お母さんが出かけた」という寺島からの知らせと同時に、すごいタイミングで彼の家に到着した楢崎(出待ち…笑)。これからセックスするんだなと母親に思われたらイヤだという、気にしぃな寺島がかわいいのです。ふたりともTシャツにパンツといういつもの楽そうな感じ、しかし寺島は鎖骨が目立つ服がよく似合いますね。

ベッドで…

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ブルースカイコンプレックス コミック

市川けい 

優等生と不良

ローテンション優等生(ちょっと変わってる)と、不良(本人は平和に生きたい)の話。

ローテンションな楢崎君目線が前半、不良っぽい寺崎君目線が後半。
前半で寺島君に振り回されている楢崎君が、後半では寺島君を振り回していたり。お互いがお互いに表面上は見せないまま動揺している展開がすごくわくわくしました。

また、市川先生の作品はいつもそうなのですが、小さなコマの一つ一つ、ちょっとしたセリフの…

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こっち向いて笑って コミック

市川けい 

浅野で良かったね


結論から先に言います。
・好きになったのが浅野(攻め)で良かったね。
浅野以外だったら、めんどくさがって恋に発展しなかったと思う。

更衣室で脈絡もなくいきなり告白しておいて、
その後、意図がはかりかねる浅野がチラチラ見ても赤面どころか、チラ見するのやめてもらえます?!とキレる始末。

浅野が一緒に帰ろうと誘ってくれて、チャンス!と思いきや、毒舌吐いてる。
電子書籍のスマホ画面…

2

それを恋心と呼ぶのなら コミック

市川けい 

どう見ても男にしか見えないのが致命的。


市川先生の描く男子高校生が好きなので、読みました。

・・・・が!
古賀(攻め)が高校入試の日に皇城(受け)を見て、
「性別間違って」一目惚れして告白した
という設定がどうも納得いかず。

すんごい美人さんとか可愛い系ではなく、どう見ても普通の男にしか見えない。
皇城はちっちゃい頃は目がでかくて女みたい、と言われていたみたいだけど、
高校生の皇城は、目を細めていて(細めている…

1

ブルースカイコンプレックス コミック

市川けい 

空白が語る

つねづね、本当に、市川さんは「間」を使う魔術師だなーと思っている。
小説なら三行〜五行使って説明するようなところ、
市川さんは1〜2コマで表現してしまう。しかも、セリフナシ、本当に微妙な表情の変化(例えば口元、目元)だけで。
なんかもうそれって才能です。お手上げです。という気持ちになりながら、
その微妙な変化に胸を鷲掴みにされる。

個人的な趣味だけど、BLだから男を好きになるのは当然…

9

ブルースカイコンプレックス 2 コミック

市川けい 

ギャップ萌えとはこのことぞ。

一巻では二人が恋人になるまでを丁寧に描かれていて、この二巻では恋人になってから始まりますが…
一巻にはなかった萌えが私の中を駆け巡りました!!
一巻最後の告白のシーンで男らしくはっきり好きだと告げたり、そういうことはまた今度と寺島をいさめたりする姿を見て楢崎が攻めかな?なぁんてぼんやり考えてましたが、がっつり攻めでした(笑)
普段の二人はまったくの対等でそのやりとりが好きなのですが、初めて致…

7

こっち向いて笑って コミック

市川けい 

浅野はいい漢。筧は愛すべきツンデレ。

市川先生の初読み作品です。何度も何度も読み返しています。
市川先生の作品らしく普通の日常が淡々と描かれているのになぜか飽きもせず読み返してしまうのは、ひとえに浅野の人柄に私が惚れてしまったから(笑)

ほとんど話したことのない人、しかも男にいきなり告白をされたにもかかわらず、気持ち悪がることもなくきちんと受け止め、何も知らない筧のことを考えようとする浅野。
筧のことをもっと知りたいと、一緒…

7

ハローアゲイン コミック

市川けい 

定番、だけどどっちも可愛くて好き

家族ぐるみで超仲良しだった幼なじみに、突然避けられるようになり何年も話していない。目も合わせてもらえない。なのにその理由がわからない、表紙左の黒髪の子。家族からはケンカしたのかと心配されるが自分でもわからないから困るわけです。一方右の彼は、ある夜の出来事以来、ひとりでぐるぐる悩んでいます。自分は女の子が好きなんだ。違うはず、と…。

悩んだところでどうしたらいいかわからない、おバカで一生懸命な…

3

ナチュラチュラリィ コミック

市川けい 

短編とは思えない深さ

色んなパターンの読み切りでした。
個人的には最初の二つが好きです。
最初の双子のお話は、最後が私的にはどんでん返しで、え?!あ、そーゆーこと?!と驚かされました。なので、皆さんにも同じ気持ちを味わってほしいです。
二つ目のお話は、ベランダに出るとどういうわけか幽霊みたいなものがそこに座っていて、でもその幽霊だけじゃなくて、その幽霊の部屋のベッドの端くらいまでも見えるという変わった現象のお話な…

3

ナチュラチュラリィ コミック

市川けい 

受け攻め不明多めの短編集

市川さんの商業作品は全て読んでいるのですが、これまでに読んだ市川さんの「エロなし」作品よりも萌えの少ない作品が多かったように思います。

短編集で、作品数が多いので、それぞれ簡単に。

表題作『ナチュラチュラリィ』
いつも一緒にいる高校生の男女の双子。好きになるもの、嫌いなもの、全部一緒で、今後もずっと一緒にいると思っていたのですが、ある日兄に上級生男子が告白してきて…というお話。
エ…

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