市川けいさんのレビュー一覧

それを恋心と呼ぶのなら コミック

市川けい 

クセが強いんじゃ

【ブルースカイコンプレックス】はお兄さんになりすぎちゃったの
でね 高校生の こうピュアと言うか すきとキライを行ったり来たりする初々しい感じが欲しくなるとここにたどり着く


入試会場で天使に出逢い勢い余って告白するも手をとっていたのは学ランの男
顔だけを好きになって突っ走った結果そこからはもう 揶揄うようなホモ呼ばわり


市川けいさんて男の子同士の会話がね なんともこうアホな…

1
非BL作品

市川けい 画業10周年ファンブック 「K」 非BL コミック

市川けい 

市川さんファンなら垂涎の1冊。

市川先生の画業10周年を記念してのファンブック。あたしゃ、てっきり「画集」だと思い込んでいたのですが「画業」だったのですね。

市川先生のデビューコミックは2012年に刊行された「スロースターター」なので、その2年前からレーターさんとして活動されていたってこと?なんでしょうか。

まあ、その辺の細かいことは気にせずに。

めっちゃ良かった!
表紙からお洒落です。黄色い背景に、市川作品…

2

ブルースカイコンプレックス 6 コミック

市川けい 

蛇足感がすごい

5巻から思ってましたが、風呂敷を広げすぎではないでしょうか。正直なところ、2人以外の話はスピンオフか何かでまとめてほしいです。
家族に会うっていうのも引き伸ばされたし、最後はまた新しい人物を匂わせて終わったのは残念です。
合間合間にある二人のやりとりは素敵なのですが、それを凌駕する脇役のオンパレードで、読めば読むほど疲れます。綺麗な記憶のままにしておきたかったので、買わなければ良かったと思いま…

7

ストレイバレットベイベー コミック

市川けい 

一皮むけば、可愛い大人

可愛いんですよ、この作品。
BLハマりたての頃に読んで、表紙のイメージと全然違う内容にときめきました。
数年ぶりに読み直しても、やっぱり可愛い作品です。

外側のイメージと伝聞で憧れていた本名に、酔ってキスされた邑上。
衝撃的な一夜から、突然会社にやって来た本名に振り回される日々が続いて…。

表紙では気怠げ美人な本名ですが、その実、片付けられない男であり、自分本位なわがままで邑上を…

5

ハローアゲイン コミック

市川けい 

そういうもの?という疑問

男同士だとそういうこともあるのかどうなのか。
タイミングがズレると、「まあ、いいか」となるものなのかどうなのか。
ずっと疑問が頭の中を渦巻いていました。

家族ぐるみで仲が良くて、幼馴染みでずっと一緒にいたのに、高校入学と同時に疎遠になった寛人と晄希。
口も聞かない、目も合わせない状態で2年半が過ぎて…。

ずっと仲良かった幼馴染みと疎遠になったら、みなさまならどうします?
一方的…

2

ブルースカイコンプレックス番外編 インディゴブルーのグラデーション コミック

市川けい 

後日談や、断片的ないろいろ

本編の後日談的なものだったり、本編では描かれていない大学の入学式の後のことや、楢崎家御一行と夏生でムッキーがいる夢の国に泊まりがけで行った話などなどが収録されています。

えろす率が高めです。

一個だけ悲しかったことを書いてもよろしいでしょうか。
夏生が髪の毛を切ってきた回のえろすシーンで、楢崎が後ろから何度か夏生の後頭部を押さえつけるところがあるんです。
あれがどうにもわたしには愛…

1

ブルースカイコンプレックス 6 コミック

市川けい 

読みたいのはソコジャナイ感

楽しみにしていた6巻ですが…。
4、5巻が良すぎたせいか、つなぎの巻に思えてしまいました。残念。

知羽の過去のことや、春ちゃんのことの割合が多過ぎて、「読みたいのはソコジャナイ」感しか残らず。
5巻の春ちゃんの件は「そういう人の方が多いんだよなあ」と考えさせられるという意味があったものの、ここまでメインの話になるほど正直春ちゃんに興味が…。

それよりもとうとうチカが家族にカミングア…

7

ブルースカイコンプレックス 5 コミック

市川けい 

すべてがどこまでも神すぎる

この巻、大好きなんですよ…。
何度読み返したか分からないほど読みました。
でも変わらず好き。毎回変わらず感動を目一杯もらえます。

楢崎の家庭教師先の女子高生にモヤモヤする夏生。
一方の楢崎は、何の心配もないくらいに夏生にめろめろ。
そんな中、共通の友人・春ちゃんに2人がキスしているところを見られていて…。

この巻では「男同士で恋愛関係にあること」がメインテーマとして扱われていま…

4

ブルースカイコンプレックス 4 コミック

市川けい 

お互いを想う気持ちに痺れる

連載途中で「神」はつけない主義です。
途中で「神」をつけてしまうと、それ以降の基準が上がりまくって公平な評価ができなくなるからなのですが、その主義に反してつけざるを得ないときがあります。
こちらもまさに、つけざるを得ませんでした。

番外編から始まるこちら。
それぞれの家族と2人の関わりが描かれていて、「彼氏」という認識の寺島母とお線香をあげに来た楢崎の会話も、「友人」という認識の楢崎兄…

7

ブルースカイコンプレックス 3 コミック

市川けい 

卒業式の日の2人が…

誠に色っぽいです。

高校3年生になって、進路をはっきりさせないといけない時期。
楢崎家の事情、寺島家の事情。
自分たちだけではどうにもできない事情で、選択肢が狭められる現実。
問題がクリアされて明るい未来が見えたと思った瞬間に、一転して別々の道しか先にないのが分かるって、どんな気持ちだろう。気持ちが最高潮に上がっていただけに、楢崎の心中を察して余りある失望感というか、絶望感というか。

4
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