やまかみ梨由さんのレビュー一覧

永遠(ねむり)につく前に 小説

榊花月  やまかみ梨由 

選ばれし当て馬

シリアスなDKもの。鬱エンドです。

舞台は中高一貫教育の男子校。攻め視点ではありますが、悲しいかな、語り手(恭一)は当て馬です。

恭一は、高校3年の新学期に同じクラスになった七海に一瞬で魅了されます。しかし、七海には幼馴染みの最上がいるから深入りするなと、彼らと同じ中学校だった親友・天音に忠告されてしまいます。

バスケ部の最上はプロはだしの才能で、中学時代から有名人。スポーツはそ…

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僕の中の天体 小説

麻生玲子  やまかみ梨由 

ひーっ、切なひ〜、、、

好きな作家様の再読なんですが、前に読んだ時は全然印象に残っていなくて。めちゃくちゃキュンキュンしまくってしまった〜!!

ピュア全開なタイトルもカバーイラストも真っ青のアダルトボーイズラブです!

始まりは中学生同士。中二でガンガンエッチしてます笑

曽根崎と宇野はクラスの腐女子受けに乗っかり、サービス・キスをしたのがきっかけでエッチまでするようになっちゃうんですけど、そこはもちろん秘…

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愛がなければやってられない 小説

菅野彰  やまかみ梨由 

攻めの試練

編集者と漫画家。

といえば、某作家様の某シリーズが大変有名なので、先のレビューにめちゃめちゃ賛同。また、最終話はいらない…とのご指摘もよ〜くわかるし、愛を確認するお話というご意見にも同感です。

表題作他「もっと愛がなければやってられない」、「さらに愛がなければやってられない」の全三話が収録されています。

語りは攻めの耕介視点。子供の頃、父親の従兄弟に預けられた彼と、その家の末っ子…

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だから保育士は苦悩する。 コミック

やまかみ梨由 

ズレた保育士可愛や

とても素敵なカップルじゃないか!
お互いを大切に想い合う姿がとても良く、
出会いから現在をじっくり楽しむことができました^^
3作もある短編なのに、それぞれ物足りなく感じませんでした。

ハードボイルド目指すズレた保育士に愕きましたが、
最終的にはそれさえもかわいく思えます。
これがギャグじゃなくて素でやっているところがすごい!
全体的にはコメディですが、漂う雰囲気は甘々です♡

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ココだけCOMICフォーカス!! EXTRA 2007 グッズ

二重螺旋のコミカライズ

二重螺旋のコミカライズを探しているのでget。CHARA文庫のリクエストあった部分をコミカライズした小冊子で全部で10編。他の小説は読んでいないので、評価は二重螺旋の部分に対するものです。

ここではどんな内容だったかというと。
びくついてフルフルしているナオを一生懸命なだめすかして、ひたすら可愛がってイカセようとしている初期段階のお話でした。禁断の兄弟愛臭、ぷんぷんです。この後どんどん溺愛…

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たからもの 下 コミック

やまかみ梨由 

「わからない」がもどかしい

上下巻合わせてのレビューです。

電気も通っていない島でおじいちゃんおばあちゃんに囲まれて育った尚之(中学を卒業した15)が「修行」の名目で育ててくれた祖母に東京へ送り出されます。
尚之が信号機に登る冒頭シーンからぶっ飛んでいるのですが、テレビも電話も一般家庭にはない、さらに子供は尚之ただ一人という環境で育ったら…と考えると、常識の枠を外して読まないといけない作品です。

尚之の野生児っ…

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ゆっくり走ろう 小説

榎田尤利  やまかみ梨由 

何年経っても素敵なお話

藤井沢商店街シリーズは各話イラストがそれぞれ違う漫画家さんなのが珍しいですが
登場人物がみんな温かくて人情に溢れていて
定期的に読み返したくなるシリーズです。

ハツダ自動車販売藤井沢営業所が舞台の第一弾、
商店街のみんなからカンちゃんと親しまれる頼もしい営業マンの立浪と
若いながらもお堅い営業指導の里見の出会いと恋のお話に
読み返す度じーんとしたりきゅんとしたりしてしまいます。

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今宵、眼鏡クラブへ。 小説

秀香穂里  やまかみ梨由 

心に傷を負った2人

秀香穂里先生の2006年作品。
秀先生は眼鏡好きという事で、本作の登場人物は全て眼鏡男性。
「キラ」という女性相手の秘密デートクラブの代表である椎堂(しどう)は、従業員全て眼鏡男性のコンセプトで大当たりを取っていた…
…という設定。
違法行為としての秘密デートクラブなので、代表の椎堂以下、従業員達は皆客の女性に望まれれば、店内接待、店外デート、果ては本番行為等全てをこなしているのです。(女…

4

ラノベ作家の不埒な日常 コミック

やまかみ梨由 

受け様が超愛されてます

1冊丸ごと表題作シリーズです。
タイトル通りライトノベル作家が登場しますが、実際にお仕事しているシーンは余り登場しません。
その代わり小説を書くために色々妄想するシーンが登場します(笑)。
主人公の2人は既に恋人になって長い年月を過ごしていて、もう家族のような関係じゃないかと思われるのですが、耀司はまるで付き合い始めた頃の様に七生を愛しています。
それに対して七生は冷静で大人な対応で耀司と…

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ゆっくり走ろう 小説

榎田尤利  やまかみ梨由 

読みやすくてホロリもあり 読んで良かった

受けが真面目で素直で仕事に一生懸命で
ちょっと天然で、でも凛とした所もあって可愛かった
そして攻めはかっこよくて、しかもスパダリ的な非現実的なかっこよさではなく、
人間的にかっこいいなーと思うようなリアリティのあるかっこよさで良かったです
二人の互いへの態度には好感がもてますし、それぞれ魅力的なキャラでした
二人が近付いて行くまでの流れがとても自然で読みやすかったです
途中起こる事件は…

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