兼守美行さんのレビュー一覧

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

展開早くてアクションもあるよ

なかなか不思議なお話でした。

犬神と人間のお話なのですが
攻めが犬神、受人間で
なかなか受けに無体を強いりまくってるように感じました。

そんで禍神と呼ばれていて、
仮にも人間ぎらい設定&従えたものは過去一度としていないと書かれているのに
主人公に心を許す理由が割と軽いなーと思いました。
おセックスも割と強引に勧められたり、最終的には獣姦もしちゃったり
色々広い心で受け入れら…

4

誘惑のエメラルド 小説

山藍紫姫子  兼守美行 

どちらのエメロードがお好みですか?

BL界耽美の女王様と私は山藍紫姫子先生を密かに呼んで崇拝していて
この作品もかなり楽しみにしておりましたよ。
先生の作品にしては、毒々しいまでのエロスが不足気味な気がしないでもありませんが
この作品は1997年に考えられたストーリーだそうで予定テーマは絢爛豪華な王宮もの
そんな依頼で考えられた作品なのだそうです。

絢爛豪華をとイメージしたものの本人曰それほどにならなかったと、
それ…

9

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

変態も極めれば潔し

基本的に私のBL傾向としては現代社会が舞台、好きな作家さんの場合はたまに時代物で、ファンタジー要素が入ってくるのは食指が動きません。
ですが、宮緒葵さん。
『渇仰』あーちゃんの宮緒葵さん(笑)
レビューでも高評価…数ヶ月の葛藤の末、読んでしまいました!始めてのファンタジー路線。

結果、ファンタジーや獣とのHシーンとか気にならないくらいの変態ストーカーっぷりに笑えました。
レビューでも…

6

トリプルルーム 小説

秀香穂里  兼守美行 

想いも濡れ場も濃厚でした。

新刊チェックで粗筋を読み、3Pモノに興味を惹かれて、
特典ペーパー付きということで、いつもの書店で予約して購入しました。

攻め二人の想いも、濡れ場も濃厚で、受けは大変だなと思いました。
読後は、何故か体力を消耗して肉体疲労を感じ、
おなか一杯で、もう食べられないっていう感覚になりました。

宮乃さんも伊織さんも向井さんも、三者三様に魅力的で好印象でした。

読んでいて、3Pモノ…

1

2013秋のときめきベストセレクション グッズ

薄いのから濃いのまで

シャレード文庫の9月刊4冊のスペシャル番外編集♪って事で、
西野花『白蜜花嫁』、海野幸『家計簿課長と日記王子』、小塚佳哉『マスカレード・ナイト』、秀香穂里『トリプルルーム』の番外編4本と、
おすすめ既刊紹介コーナーとして、
吉田珠姫『ピジョン・ブラッド』『鬼畜』、高尾理一『天狗の嫁取り』シリーズ、中原一也『愛してないと云ってくれ』シリーズ、花川戸菖蒲『年上マスターを落とすためのいくつかのマナ…

1

きみ、うた、そして幸福 小説

四ノ宮慶  兼守美行 

きっと誰だって探している

 愛していた恋人、田之上を事故で失い、落ち込んでいる秋ですが、田之上には家庭があり、秋とは本気の関係ではなかったことが分かります。田之上と秋は同じ病院で働いていたことから、秋は病院を辞職せざるを得なくなります。

 途方に暮れていたとき、彼の愛用していたガラムの煙草がふと隣から匂ってきたら、やっぱり靡いてしまうのですね(笑)

 ガラムのにおいのする青年、純也から同居を進められ、秋と純也之…

3

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

読んでて笑っちゃいました

BL読んでてこんなに笑ったのは久しぶりです。
作者の方はネタで書いたんでしょうか?

攻めの執着ぶりが凄すぎて面白いです。
別の人が同じことをしたら、ただの変態のストーカーだと思います…
でも、この攻めなら許されるんです!
だって受けを愛し過ぎちゃってるだけだから!

Hシーンもしっかりエロくてよかったです

6

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

オカルト?いいえ、ラブコメです。

犬神使いの名家に生まれたものの、ワケあって家督を継げず、探偵事務所を営む旭(受け)と、最強の犬神にして旭の僕・安綱(攻め)の人外ラブコメ。
一応、「わんこ攻め」というカテゴリーにも入るんでしょうか? ていうか、文字通り攻めが犬なんですけども(笑)
BLなので勿論二人の関係がメインなんですが、ストーリー展開の軸になっているのは、旭と、旭の弟で凶悪なパワーを持った犬神使い・律との対立。二人が従えて…

9

トリプルルーム 小説

秀香穂里  兼守美行 

全体としては「うーん…」なのですが

兼守さんの表紙からしていやらしさが滲み出ていましたがw

役者でなければならない、
脚本家でなければならない理由ってなんだろう…と
設定の時点で考えこんでしまいました;
いえ、『3シェイク』も業界ものだったし。
自分を表現する手段、それを認めてくれる周囲の目があり、
まるですべてを合わせ持つ魅力的な男、というのは
やはり俳優・モデルが手っ取り早いのかしらん。

そこから一歩引い…

3

トリプルルーム 小説

秀香穂里  兼守美行 

おいてきぼり

流行だという複数ものを友人から勧められて手に取った一冊ですが、やはり複数もののつぼが自分にはないと思い知らされました。

主人公の受けは、わりと淡々としたおじさん的なキャラだったので、どうしてこんなに攻め二人に執着されるのか、それが伝わってこなくて、後半、ああ、そうだったんだ、という流れはあるんですが、後付けすぎて無理があったような?

主人公の親友だった攻めのほうも、豹変しすぎ。
後半…

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