兼守美行さんのレビュー一覧

親友とその息子 小説

中原一也  兼守美行 

これは良いオヤジ

中原さんのオヤジは群を抜いてインパクトがありますよね。
淫乱な受けと、それに豹変するオヤジ攻めのHシーンに興奮しました。

息子にはもうちょっと粘ってほしかったです。
色々引っ掻き回して嫉妬に狂うオヤジもみてみたかったような・・・。

顔の厳つい攻めって個人的に好きなんですよね。
なまはげ攻めという新しいジャンルに萌えです。

それにしても、なまはげバイブってイイですね!!
そ…

2

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

あっぱれ変態!

ここまでくると、いいなぁもう。
相変わらずの犬ですが、これはコメディです。
爆笑。

犬神使いの名家の長男として生まれた旭。
幼い頃に突然霊力が衰え、以降落ちこぼれとして冷遇されて16年。
長じて家を出て探偵となり、彼について来た下級の犬神と暮していたところに、
ある日、これまた突然
実家の祠に封印されているはずのド超級犬神・安綱が三つ指ついて現れて……

この安綱は、勿論変態…

6

月夜の晩には気をつけろ 小説

愁堂れな  兼守美行 

始まったばかり

昼間はレトロな喫茶店、夜は会員制女装バー…
実際は、今、巷で噂の「Love is Justice」(愛こそ正義だ)という
窃盗団のアジトだった。

何故彼らが盗みを働くのか…
研究者であった父親が幼い彼らを残し、会社のお金を2億横領し姿を消した。
そんな彼らの面倒を見てくれたのが窃盗団のリーダー龍王。
父親が横領した2億を肩代わりしてくれた龍王に返済すべく
彼に従いお金を盗む。

0

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

正真正銘犬(神)!!

良いですねぇ~
やはり宮緒先生の書かれる犬は一味も二味も違います。

犬神使いの悪行は許せないしシリアスな場面も多いのに最終的には全て安綱にもっていかれます。

変態でストーカー、旭に可愛がられている行光には嫉妬心丸出しで対抗します。
幼い主人公の足を泣くまで舐めまわしたり特殊な空間から24時間監視していたりパンツを盗んだり・・・・・・この犬のヤバさは挙げるときりがありません。
だが…

5

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

展開早くてアクションもあるよ

なかなか不思議なお話でした。

犬神と人間のお話なのですが
攻めが犬神、受人間で
なかなか受けに無体を強いりまくってるように感じました。

そんで禍神と呼ばれていて、
仮にも人間ぎらい設定&従えたものは過去一度としていないと書かれているのに
主人公に心を許す理由が割と軽いなーと思いました。
おセックスも割と強引に勧められたり、最終的には獣姦もしちゃったり
色々広い心で受け入れら…

4

誘惑のエメラルド 小説

山藍紫姫子  兼守美行 

どちらのエメロードがお好みですか?

BL界耽美の女王様と私は山藍紫姫子先生を密かに呼んで崇拝していて
この作品もかなり楽しみにしておりましたよ。
先生の作品にしては、毒々しいまでのエロスが不足気味な気がしないでもありませんが
この作品は1997年に考えられたストーリーだそうで予定テーマは絢爛豪華な王宮もの
そんな依頼で考えられた作品なのだそうです。

絢爛豪華をとイメージしたものの本人曰それほどにならなかったと、
それ…

9

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

変態も極めれば潔し

基本的に私のBL傾向としては現代社会が舞台、好きな作家さんの場合はたまに時代物で、ファンタジー要素が入ってくるのは食指が動きません。
ですが、宮緒葵さん。
『渇仰』あーちゃんの宮緒葵さん(笑)
レビューでも高評価…数ヶ月の葛藤の末、読んでしまいました!始めてのファンタジー路線。

結果、ファンタジーや獣とのHシーンとか気にならないくらいの変態ストーカーっぷりに笑えました。
レビューでも…

6

トリプルルーム 小説

秀香穂里  兼守美行 

想いも濡れ場も濃厚でした。

新刊チェックで粗筋を読み、3Pモノに興味を惹かれて、
特典ペーパー付きということで、いつもの書店で予約して購入しました。

攻め二人の想いも、濡れ場も濃厚で、受けは大変だなと思いました。
読後は、何故か体力を消耗して肉体疲労を感じ、
おなか一杯で、もう食べられないっていう感覚になりました。

宮乃さんも伊織さんも向井さんも、三者三様に魅力的で好印象でした。

読んでいて、3Pモノ…

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2013秋のときめきベストセレクション グッズ

薄いのから濃いのまで

シャレード文庫の9月刊4冊のスペシャル番外編集♪って事で、
西野花『白蜜花嫁』、海野幸『家計簿課長と日記王子』、小塚佳哉『マスカレード・ナイト』、秀香穂里『トリプルルーム』の番外編4本と、
おすすめ既刊紹介コーナーとして、
吉田珠姫『ピジョン・ブラッド』『鬼畜』、高尾理一『天狗の嫁取り』シリーズ、中原一也『愛してないと云ってくれ』シリーズ、花川戸菖蒲『年上マスターを落とすためのいくつかのマナ…

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きみ、うた、そして幸福 小説

四ノ宮慶  兼守美行 

きっと誰だって探している

 愛していた恋人、田之上を事故で失い、落ち込んでいる秋ですが、田之上には家庭があり、秋とは本気の関係ではなかったことが分かります。田之上と秋は同じ病院で働いていたことから、秋は病院を辞職せざるを得なくなります。

 途方に暮れていたとき、彼の愛用していたガラムの煙草がふと隣から匂ってきたら、やっぱり靡いてしまうのですね(笑)

 ガラムのにおいのする青年、純也から同居を進められ、秋と純也之…

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