兼守美行さんのレビュー一覧

快楽刑 小説

西野花  兼守美行 

こんな刑なら喜んで!!!w

罪を償う方法が快楽に溺れる事だなんて、考えた事もなかったです!
瑞希は自分の為に男たちからお金を騙し取っていたわけでもなく
たった一人の妹の為にも
そうせざるを得なかったわけなので嫌な気持ちにはなりませんでしたw
しかも、引き取った叔父夫婦がわかりやすい悪者なので
逆に安心できたというか…。

偶然遭ってしまった事故をきっかけに
高梨三兄弟(一鷹、清治、類)との距離が縮まり
いい…

8

月夜の晩には気をつけろ 小説

愁堂れな  兼守美行 

分かっちゃいるけどつい見守ってしまう

最初の部分を読んでキャッ○・アイを思い出してしまったけれど、大抵の怪盗・義賊ってわりと派手なのに対して、この話に出てくる「Love is justice」は地味目に感じる。
だけど、個人的に怪盗もの・義賊ものは結構好きなので楽しめたし、この話は受けのほうが義賊って設定に惹かれたのが手に取ったきっかけ。

海、陸の兄弟が義賊として活躍している理由は行方不明となった父親の消息を掴む為。
義…

0

二つの爪痕 小説

宮緒葵  兼守美行 

リアルとファンタジーの融合

宮緒作品の3Pというと、「悪夢のように~」と「蜜家族」を思い出すのですが、これはそれらよりも毒控えめで、読みやすかったです。

基本路線は王道なんですが、宮緒スパイスがちゃんと効いてます。つまり、まごうことなくファンタジーです。ん?と思うようなことがさも当たり前のように書かれていて、クレイジーさをより隠し気味にしてありました。

とはいえ、みんな頭おかしい(笑)
お母さんに似たのか、唯一…

2

これでも、脅迫されてます 小説

いおかいつき  兼守美行 

軽く読めるヤクザモノ

元高校の同級生再会もの&共にヤクザと言う設定のお話です。
二人の関係はドロドロした雰囲気が一切なくて、ベタに攻め受けの女性的な甘さも
あまり感じられなくて、最後まであっさり読める内容だと思います。

裏設定があるならば、主役二人の背景は結構シリアスだと思うのですが、
そこに焦点を当て過ぎていないのでどんよりした作品にはなりえない気がしました。
タイトルでも解るように、脅迫されて関係を持…

4

快楽刑 小説

西野花  兼守美行 

濡れ場の言葉選びって大事

正直タイトル負けだと思いました。
確かに設定とかもほんとにエロ重視なはずなんですが。
ストーリーがほぼない。それでもエロが充実してればよかったんですけど、エロも中途半端。いろんなプレイは出てきますが、一つ一つが意外とあっさりしてるんですよね。
うーん、受けがその環境に慣れるまでの心情もいまいちよくわからなかったせいでしょうか。

エロに特化するならそれでいいんで、いっそ官能小説か!という…

6

快楽刑 小説

西野花  兼守美行 

タイトル買いです。

タイトルに引かれて購入。だって「快楽刑」ですよ?!どんなエロエロな展開が待っているのか、届くまで妄想が膨らむばかりでした。
そして、届きました。
読みました。
結果、大満足!!
サクサクっと読めるのに、エロも満載で読後はある種の清々しさすら感じました。4Pもエロエロなのに、ドロドロとした感が無く、ご馳走様です。主人公の生い立ちは悲しいものもありましたが、最後には主人公とその妹も救われて良か…

4

快楽刑 小説

西野花  兼守美行 

快楽刑は溢れんばかりのエロ愛でした

タイトルを見るだけでもエロ度が高そうだと感じますが読んでみればどこぞの
ブラック文庫かと感じるほどのエロエロ作品。
でもさすが西野作品ですよね、エロだけで終わらないものをしっかり描いてる。

今回登場する受けの瑞季はかなりお可哀想な身の上で、強欲な叔母夫婦に
ハイエナのように妹を人質にされるように売春をさせられる青年です。
実の叔母は瑞季の亡き母親への歪んだ嫉妬からかなりつらく瑞季に当…

11

快楽刑 小説

西野花  兼守美行 

まさにやおい

西野作品らしい、エロたっぷりな一作でした。
割合的に全ページ数の1/3以上はHシーンのページだと思われ。

内容的には、受け様をお仕置きと称して可愛がっちゃうパターンで正直目新しさはないのですが「快楽刑」というタイトルから期待する通りの内容だと思います。
やまなし、おちなし、意味なし。エッチはたっぷり。という印象です。
プレイ内容も、ここでこれをやっちゃったら、次のエッチは多分あれかな……

10

和菓子よりあまい求婚 小説

水瀬結月  兼守美行 

はんなり甘い和菓子の世界

和菓子屋の息子でミステリ作家の六華は、幼なじみで和菓子職人の桂心のことが好き。
ある日、桂心が妹の果菜へのプロポーズの意味を込め、新作和菓子に取り組んでいると知り…。


京都の老舗を舞台に展開される、はんなりコミカルな世界。
口の中に和菓子の優しい甘さが広がるような柔らかな読み口です。

メイン二人をとりまく、個性的な脇キャラたち―ズケズケものを言う編集者や、おっとり京言葉だけど意…

5

和菓子よりあまい求婚 小説

水瀬結月  兼守美行 

和菓子が食べたくなる優しい甘さ

甘い作品ですが洋菓子のようなクドイ甘さと言うより口解けも優しい和菓子の甘さ
京都を舞台にしているのではんなりした方言もハマっていてかなり楽しめます。

幼馴染同士のラブは、受けになる作家の六華の過去のこだわりが自分自身への
過小評価に繋がっていて、片思いの気持ちと家族愛が心の未消化状態に感じます。
和菓子職人の義父を持ち、自身も子供の頃から大学進学くらいまでは菓子職人を
目指して幼馴染…

4
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