兼守美行さんのレビュー一覧

愛犬調教 小説

宮緒葵  兼守美行 

どいつもこいつも

愛犬志願では常に理性的で犬神使いに対しては無慈悲な態度をとっていた江雪。
安綱と旭の交わりも微笑ましいとしか思わず、少なくとも自分はそんなことはしないと旭に告げています。

そんな江雪の前に現れたのが女王様な犬神使い、篝!
2匹のお馬鹿な犬神を鞭でしばき、ヒールでぐりぐりしちゃう常にツンツンな子。

そんな篝に魅せられた江雪は今までのクールな姿はなんだったの?と言いたくなるほどに豹変し…

6

おやじ貸します!? ~兄弟屋顛末記~ 小説

夏乃穂足  兼守美行 

七三あたまの39才(受け)が色々とぼけてくれます

表紙の左、飄々としたメガネが本作主人公です。
思わずにやけてしまう程、兼守先生がドンピシャと表していますが、このおとぼけ感が最初から最後までずーっとで面白かったです。

双子の弟「伸」が子供の頃からモテまくる男で、華やかな弟の陰で主人公「尚」はその真逆でマジメで地味でじっとりタイプ。
この双子が始めたのが便利屋・兄弟屋で、『おやじ貸します!』は、そのアイ・キャッチなのでした。
苦しい経営…

5

Chara BIRTHDAY FAIR 2013 キャラ文庫創刊16周年記念 グッズ

番外編

3作品の番外編です。全作、既読です。

神奈木智「守護者がめざめる逢魔が時」
呪われた電車の除霊を依頼された凱斗。清芽を餌として、清芽が寝ている間に終わらせようとしますが…。大変な状況でも、清芽に愛の告白をするのはさすがです。

松岡なつき「FRESH&BLOOD」
ジェフリーが監獄に囚われて、拷問を受けていた時の話です。新しく世話するためにやってきたケリーとのやり取りに胸が痛…

0

二つの爪痕 小説

宮緒葵  兼守美行 

翻弄されてるのは誰なのか?

表紙に惹かれみなさんのレビューを拝見してお姉さんの件、大丈夫かなぁと思いつつ電子書籍でポチりました。
そして、しまったー!!これ紙で買えば良かったー!!と、この本でこういうの何回目か数えるのが嫌になるくらい好きでした・・・。紙書籍ポチりました・・・。

タキがすごく好きです。
めっちゃ好みです。
陽太にだけそっと甘えてるのがなんとも(*´ω`*)
本人はそんなつもりはないんでしょうが。…

0

二つの爪痕 小説

宮緒葵  兼守美行 

作者買い

この作者様の作品なら『読める』という安心感買い。

まとも(この場合のまともってどうなのかって思うけど)な不徳強引モノを読みたいと思ったらハズさない作品でしょう。
何がいいのかと聞かれると、やはり受けが犯される様です。
文章力があるからこその丁寧な描写は読んでてワクドキですv
その上、表紙を見たまんまの複数モノ。
色々な伏線を繋いで、どういう形でそうなるのか・・読み進める楽しみでした。…

3

禍神の夢と目覚め 「愛犬調教」書き下ろし特別ペーパー グッズ

寝ても覚めても

本編では24時間篝のことしか頭になかった江雪ですが、番外編でもそれは変わりありません。

何せ、千年生きてきて初めての恋ですから。自分の好きな服を着せて、自分以外は触れさせず、見させずに毎日抱きしめて眠りたいのですから。
番外編では、江雪の毎日の愛情が報われたのか、篝に寝起きから迫られます。江雪良かったね~と思ったら、それは執務中に見た白昼夢でした…とういうオチでした(笑)でも、妄想にふける…

3

愛犬調教 小説

宮緒葵  兼守美行 

犬+変態は一途?

前作「愛犬志願」で犬って素晴らしい!!と新しいドアを開けてしまったので、今作も楽しみでした。

今作では前作で登場した犬神「江雪」が主役でした。前作ではクールでカッコイイというイメージだったので、あまりの犬っぷりと変態さに良い意味で裏切られて萌えました。もうホント、江雪の「自分しか見てくれないとイヤ!」という言動や行動がおかしいやらキュンキュンするやら…。篝に好かれるために安綱に相談に行くとこ…

5

二つの爪痕 小説

宮緒葵  兼守美行 

似た者兄弟でした

最近宮緒葵さんの作品にハマってます。今回は大好きな3P!ということでワクワクしまがら読みました。

他の方のレビューにもありますが、みんな好きなら何でもしてもいいみたいな感じで、普通じゃない(笑)特に兄弟二人が陽太君を手に入れるためにいろいろ画策してるところがゾクゾクしました(私も普通じゃないのか!?)弟を手に入れるために姉との結婚を迷うことなく決める兄、兄の行動を監視するために兄の秘書になる…

1

司法の男 小説

水原とほる  兼守美行 

仕事ができるのに、恋愛べたが魅力

「防人の男」の続編ですね。
「防人の男」の時は、上からの圧力で、「礼一」は左遷されました。
一時は、自棄になりましたが、機密漏洩の事件で成果を上げ
「司法の男」では、 栄転になり。本庁に返り咲きます。
 仕事では、尊敬する先輩に認められ、引き上げられてたし
仲間からも認められ エリート路線に復帰。

今回の問題はプライベート。
左遷先で、出会った「大守」と離れたくない。
「大守」…

7

快楽刑 小説

西野花  兼守美行 

設定はとんでますが…

快楽を与え続けられるという社会的罰を受けることになった主人公…という飛んだ設定ですが、西野さんの作品なので問題なし。エロに特化した作品を書かれる作家さんで大好きな作家さんの一人です。

官能的なシチュエーションを多く盛りこめるお話を作る中で、よくこんな新しい設定を次々思いつくなぁといった感じです。
「罰」といっても主人公が「悪人」という設定でもないのでそこも一安心。(悪人なら悪人で面白いかも…

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