兼守美行さんのレビュー一覧

アラビアン・ハーレムナイト ~夜鷲王の花嫁~ 小説

ゆりの菜櫻  兼守美行 

5作目

アラビアン5作目。前作までのカプが出てこられるので、読んでいた方が面白いと思います。今回の攻めはちょっとシンクロしにくかったので中立よりの萌にしました。最後の方や番外編ではゆりの先生通常運転!と感じて良かったんだけどな。本編250P弱+あとがき。

大手文具メーカー社長の三男である律。父の会社に入社して4年目、ある日、会社に戻ると「父のところへ行け」と長兄から言われます。社長室に行ってみると、…

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アラビアン・ロマンス ~摩天楼の花嫁~ 小説

ゆりの菜櫻  兼守美行 

ニューヨークが舞台

新刊が出たので積んでたこちらを読みました。
シリーズ3冊目。
既刊カプもちょこっと登場したりして嬉しい。

一晩過ごして甘く口説かれた翌朝に、お付きのものからお金を渡されちゃったことにより「お手当=愛人」だと思い込んでしまった直哉。

それは誤解だって〜!と読んでて歯痒く思うものの、自分の立場をわきまえなくては……と自制するようになった直哉の気持ちもすんごく良くわかる。
心が傾きかけ…

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アラビアン・ハーレムナイト ~夜鷲王の花嫁~ 小説

ゆりの菜櫻  兼守美行 

評価の難しい作品

アラビアンシリーズ第5弾とのことですが、このシリーズでは今作が初読みになりました。
感想を一言で言うと、「評価が難しい…」。

あらすじは、英国留学時代にアラブの王子(リドワーン)とその姉(アニーサ)と出会い、仲良く過ごした律は、帰国後アニーサと結婚してスピード離婚した過去があり…更に離婚後にアニーサは事故で亡くなって…というもの。

5作も出ているシリーズということはそれなりに人気があ…

4

アラビアン・ハーレムナイト ~夜鷲王の花嫁~ 小説

ゆりの菜櫻  兼守美行 

シリーズ5作目。

作家買い。
今作品はゆりの先生のアラビアンシリーズの5作目。順番としては、「アラビアン・プロポーズ」→「アラビアン・ウェディング」→「アラビアン・ロマンス」→「アラビアン・スウィートキス」、で今巻に続きます。

「アラビアンシリーズ」はアラブの「デルアン王国」の王族たちと、日系人との恋を描いたお話で、王族たちが兄弟だったり叔父(王の弟)だったりと繋がりはありますが、それぞれが独立しているお話…

4

アラビアン・ハーレムナイト ~夜鷲王の花嫁~ 小説

ゆりの菜櫻  兼守美行 

流されるにも程がある・・・。

架空の砂漠の国・デルアン王国の王族と日本人青年との恋を綴った「アラビアン」シリーズ、第5作目です。
単品で問題無く読めるんですけど、シリーズ中の他キャラがちょこちょこ登場するので、既読だとより面白いと思います。

で、こちら、個人的に大好きなシリーズでして、今作も発売を楽しみにしてたんですよね。
いつもの甘々コメディテイストやロマンチックテイストとは違いややシリアス寄りながら、切なくほろ苦…

7

籠の小鳥は空に抱かれる 小説

夢乃咲実  兼守美行 

なんでもない会話に萌えた

外界からその島に渡ることが出来るのは、1年のうち、湖が分厚い氷の床で覆われる冬の短い期間だけ。
どこか神秘的な雰囲気のある、湖の中に佇む孤島には、水の神を祀った寺院があるという。
そこには"生き神"と呼ばれる、美しい1人の少年が暮らしていた。

序盤の数十ページから、このお話は面白いに違いないぞと、何かをググっと掴まれたのです。
掴みが本当にお上手で、次々とページをめ…

4

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続く二人の未来

本編後、二人でリンチェンの実家を訪れるお話でした。

本編でタシからもらった青水晶によって、リンチェンの両親、村全体が少し潤い、ほっとしたリンチェン。一ヶ月ほど滞在とのことで、リンチェンは村で子供たちに字を教え、ナムガは、村はずれの打ち捨てられた僧院の建て直しを相談と、二人で村のために活動することになっています。
ナムガはもう無くなった自分の故郷のように感じているようで、2人で寛げる村になっ…

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籠の小鳥は空に抱かれる 小説

夢乃咲実  兼守美行 

チベット風

兼守美行先生大好きなので購入。「王の至宝は・・」「花は獅子に・・」などと同様、なんちゃってチベット舞台。表紙の左(生き神様)があまりにキレイで女性っぽく見えたのが気になりましたが、全体的に好きだったので萌にしました。本編280P超+あとがき。チベット好きな方だったらおススメしたいです!

湖のど真ん中に浮かぶ島、そこの僧院で「生き神」として過ごしているリンチェン。ようやく湖が凍り付き、それを待…

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籠の小鳥は空に抱かれる 小説

夢乃咲実  兼守美行 

異国情緒あふれる、ドラマチックなファンタジーです

「王の至宝は東を目指す」「花は獅子に護られる」に続くチベット風ファンタジー、第三弾になります。
世界観が同じだけなので、単品で問題無く読めます。

で、今回、孤島の寺院で「生き神」として存在していた主人公。
彼が一人の男と出会った事により、広い世界を知り、やがて血の通った生身の人間になると言う、壮大で感動的なお話なんですよね。
こう、異国情緒溢れる情景描写が素敵なら、ドラマチックなストー…

7

薔薇の下には 小説

バーバラ片桐  兼守美行 

キビシイ。

んぐぐぐ…
「萌」付けたけど…

元々オカルト大好き。
ムー系、古代宇宙飛行士説、オーパーツ、ミステリーサークル等々大好き〜な私には、このあらすじに大興奮しつつ、BLとどう融合させんのよ?という疑問と期待がありました。
そして…読んでみて。
こりゃキビシイと言わざるをえない。
エイリアン、アブダクションとBLの親和性…無いな…
大体どういう読者層を想定してるんだろう?
オカルト大…

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