梨とりこさんのレビュー一覧

闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

心に穴が空いた2人

霊を引きはがすのが『呼児』、それを彼岸に戻すのが『戻児』で2人は対となるもの。
呼児の周は戻児だった薫を、戻児の西門は呼児だった六巳を失った2人の物語。
…なんですが、ラブ要素が殆どありません。
というのも、こちら続き物なんです。
知らずに購入し、ショックだったという。

とはいえ、内容は凄く面白かったです。
怪奇現象のシーンはドキドキしました。

周が西門に惹かれ、でも西門は六…

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闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

周と西門の救済の物語

 私はBL小説は凪良先生から入ったので、先生の作品はほぼ全部読んでいて、一番大好きなBL作家さんでもあるのですが……、今回は萌えきれずに、評価は星2つとさせて頂きました。
 ストーリーとしては、読みやすいしすごく面白いと思います。普通の人には見えない奇怪現象を扱ったものですが、怖さもそれほど感じませんでした。
 評価が低い理由は、シリーズ物で最初の1巻目にラブシーンがなくてもそれはそれでいいの…

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闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

ホラー部分だけならば「神」なんですが。

個人的に絶対外さない作家さんの一人が凪良さんですが、加えてホラー(大好き!!)のバディもの!
小冊子も目当てで、ウハウハ買いました。
話はたまらなかったです!
展開的には、「残穢」っぽい面白さでした。話が似ているという意味ではなくて、分類的に。
なのであまり怖くない(…………私は全然怖くなかったです。人によりますね)謎的系のホラーなので、一気に読んでいまいました。
そういう展開がほぼな…

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闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

続きが待ち遠しい

とっても良かったです。一気読みしちゃいました。異能力一族に生まれ対の存在である妹を亡くした受けは、実家の所有するマンションを管理しながら地味に生きている。そんな彼に父親が連れてきたのは一見だらしなく見えるおっさん攻め。二人が組んで対峙する事件の推移が面白く引き込まれました。BL要素は少なめですが読み応えがあります。受けと攻めの心情の揺らぎや変化の表現で最終的にこれから2人が惹かれあうの続編を楽しみ…

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闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

面白いけど、先生のあとがきが怖かった(泣)

追加です。17年5月に出た先生の「桃」の本と当作のPlatinum Ticketと
定額小為替500円を送ると「お菓子の家」「未完成」などの番外編が読める
書き下ろし番外編小冊子が応募者全員にもらえるとのことです。
たまたま気付いたのですが、凪良先生ファンの方は読みたい!と思うかなと
思ったので、追記してみました・・・締め切り2017/9/11で、
発送は2018年春頃・・・えらい先やな…

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渇命 小説

宮緒葵  梨とりこ 

サイコパスホラー?

「渇仰」続編ですが、未読でも大丈夫だと思います。

少し読んで閉じてを繰り返し、読み終えるのに時間がかかりました。
面白くないから…という意味でなく単純に続きを読むのが怖い!!

攻めの被害妄想が激しすぎて、
サイコパスホラーを読んでる気分です(;´д`)
渇仰読了後の高揚感が吹っ飛びました。

サイコパスの定義のひとつに「良心の欠如」があるそうですが
こちらの攻めは欠如なんて…

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渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

ハイスペック病み駄犬

渇仰・渇命を続けて読みました。

渇仰を読み終えた時点では気分高揚できて萌え×2評価でしたが
渇命まで読んでしまうと評価も感想も悩みます。


ワンコ攻めならぬ「犬」攻め。
まごうことなき「犬」という触れ込みにワクワク購入。

これはとても新鮮でした。
脳内では本物の犬が縋ってるように再生される!
攻めにとって最大のライバルはペットの犬なのも笑ってしまいました。

「あー…

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非BL作品

世界は2人を愛してる 非BL 小説

e子  梨とりこ 

共感できるか…できないか

勘違い…本屋でチェックすればよかった。 小説の短編集じゃないんだ…。 こういうのエッセイっていうの? 正直思ってた内容じゃなかったというか。 「Twitterでつぶやいてた」まさにそのまま! その人の呟きをただ本にしただけで、感情移入できるものでもなく、ただ読まされてるだけという感覚。 まだその呟きに共感できれば楽しめるのでしょうが、できない場合はただ梨さんの挿絵を楽しむだけの本。 申し訳ないです…

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草食むイキモノ 肉喰うケモノ 小説

今城けい  梨とりこ 

みんなが味方になっちゃう

頼れるカッコいいケモノ系の攻め x 純情で可愛らし〜い小動物系の受け。
というザ・BL王道設定。もう安心してドップリ浸かれます!
舞台は、粟津工業(株)さいたま工場。ガテン系。
受け牧野は、中学3年の時に家族全員が土砂崩れで亡くなり、中卒後寮のあるこの会社に入りました。今工務部調達課で働いています。攻め関目は、今は頼れる兄貴肌、かつてはヤンチャ系の生産技術課勤務。
そして牧野は部長からネチ…

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禁断の甘い鎖 小説

夏目怜央  梨とりこ 

生き別れた兄弟

「涙が止まらない!」の煽りは大袈裟ですが
空っぽのタンクが愛に満ちた時にジンワリするお話でした。

タレントとマネージャーという立場で、
幼い頃に生き別れた兄弟として、
否応なく強烈に惹かれる相手として、
大切に守り愛して愛して愛し尽くす。

受けの愛情は、時には兄・時にはマネージャー・時には恋人…と
いろんな側面を見せながら常に攻めだけを想ってます。
と、同時に誰にも言えない…

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