梨とりこさんのレビュー一覧

あなたが教えてくれた色 小説

安西リカ  梨とりこ 

愛すること

年下攻め・受けを溺愛に攻め視点という好きな設定だったんですが、攻め(高良)に感情移入してしまい最後までずっと苦しかったです。

初めて人を好きになり、身体を重ねるたびにもっと好きになっていく。
ただし好きな人は、自分への愛とは違う『愛』を他の人にも持っているという…。

受けの環紀の気持ちも理解できるんです。
どうしょうもない時に支えてくれた宇津木。
高良への愛情は確かなものなのに、…

3

神の囲い人 小説

沙野風結子  梨とりこ 

トロリとエロく、サラッと楽しめます。

何気なく読んでみたところ、なかなかおもしろかった一冊。エロメイン…と言いますか、目指すエロシチュエーションのために組み上げられた設定&ストーリーなんだそうです。
でも無理なく読ませてしまうし、3カップルも出てくるのに理解が追いつかないなんてこともなく、飽きずに楽しめました。

舞台は文化が違い、敵対関係にある2つの国なのですがなかなかに練り上げられた設定。ファンタジーとしても悪くない…

0

あなたが教えてくれた色 小説

安西リカ  梨とりこ 

複雑な愛の形

ちるちるさんの作家インタビューを拝見して、読んでみたくなり購入。ネタバレ含んでいます。ご注意を。






個人的に安西さんの作品てホワンホワンとして可愛らしいお話、というイメージが強いのですが、この作品はそのイメージを覆す作品でした。

主人公は医大生の高良。
実家は開業医で、絵にかいたように裕福で、優しく穏やかな家庭で育ってきた、いわゆる良家の子息。
中学生のころから自…

12

あなたが教えてくれた色 小説

安西リカ  梨とりこ 

あまあまペーパーが欲しい

当本の発売を知った時に「買います!」と正座して叫んだぐらい
大好きな安西先生と梨先生。
うきうきで購入したものの、カプたちの心情についていけず?
いや、理解したくなく?辛かった(泣)。すいません、萌でお願いします。
本編230Pほど 書下ろし+安西先生のあとがき2P。

先に挿絵話。
カラー口絵は、笑えます。(肌色図とかではない)
本編読み終わってから見た方が笑える気がします。梨先…

7

ぱんつを穿きたい3日間 小説

宮緒葵  梨とりこ  青山十三  黒岩チハヤ  雪路凹子 

こちらも濃いです。

『渇仰』『渇命』と読み、こちらを読みました。
順番的にはその2作の間のようですが、渇命で「うひぁあ…」となった後だったので、今作のアホらしさで少し浮上できました。

アホらしい…とはいえ、達幸の「あーちゃん」熱は変わりません。
やりまくりで、明良のお尻の頑丈さに感心してしまいます。
精液を腹にためたまま・繋がったままでの排尿シーンがありますが、尿だけ?腹は下さないのか!?…と思ったり。

3

闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

次作待ってます。

個人的には とっても読みやすく 好きな作品でした。改めて凪良先生の文章って好きだなぁ~
と心から思う作品でした。
ストーリーの好みは人それぞれだと思いますが
早く 次作が読みたいです。

3

泣かせて、おしえて 小説

義月粧子  梨とりこ 

受けも含めて魅力的な人物が一人もいない

他のレビューの方が書いてあるように、どうにも感情移入出来ないキャラが多すぎます。
受けは恋愛脳ですし、それが周りを侵食していって気持ちが悪い。好きな人に他に好きな人がいても気持ちは抑えようがないってなら理解も出来ますが、泥棒猫していても友人なら責めるなって、浮気をテーマにした話の回答としては最悪の部類だと思います。作家なんだからもうちょっと言い繕いましょうよ。
攻めはただただ嫌悪感が湧きます。…

1

闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

心に穴が空いた2人

霊を引きはがすのが『呼児』、それを彼岸に戻すのが『戻児』で2人は対となるもの。
呼児の周は戻児だった薫を、戻児の西門は呼児だった六巳を失った2人の物語。
…なんですが、ラブ要素が殆どありません。
というのも、こちら続き物なんです。
知らずに購入し、ショックだったという。

とはいえ、内容は凄く面白かったです。
怪奇現象のシーンはドキドキしました。

周が西門に惹かれ、でも西門は六…

1

闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

周と西門の救済の物語

 私はBL小説は凪良先生から入ったので、先生の作品はほぼ全部読んでいて、一番大好きなBL作家さんでもあるのですが……、今回は萌えきれずに、評価は星2つとさせて頂きました。
 ストーリーとしては、読みやすいしすごく面白いと思います。普通の人には見えない奇怪現象を扱ったものですが、怖さもそれほど感じませんでした。
 評価が低い理由は、シリーズ物で最初の1巻目にラブシーンがなくてもそれはそれでいいの…

2

闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

ホラー部分だけならば「神」なんですが。

個人的に絶対外さない作家さんの一人が凪良さんですが、加えてホラー(大好き!!)のバディもの!
小冊子も目当てで、ウハウハ買いました。
話はたまらなかったです!
展開的には、「残穢」っぽい面白さでした。話が似ているという意味ではなくて、分類的に。
なのであまり怖くない(…………私は全然怖くなかったです。人によりますね)謎的系のホラーなので、一気に読んでいまいました。
そういう展開がほぼな…

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