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12/62(合計:611件)
木原音瀬 梨とりこ
カレル
初レビューを大好きなこの作品に捧げます。 月に笑うに登場した惣一が主役ということで、軽い気持ちで読んだこの作品。 まさかこんなことになっているとは想像もしてなかった。 とにかく暴力描写が容赦ない! 目をそむけたくなるシーンから始まり、最後の最後まで辛い・痛い・苦しいとしか言えない内容。 こんなに胸が苦しくなった作品は初めてで、かつこんなにもエロイと思った作品も初めてだった。 …
渡海奈穂 梨とりこ
みざき
ネタバレ
これはまたタイトルが良いですねえ。 噛み合っているようで噛み合っていない、とんちんかんなやり取りにクスリと笑ってしまいました。 本人達はごく普通に真面目なところがなんとも奇妙で、淡々と進むシュールさが面白いお話でした。 この作品は両視点の良さが光りますね。 そして、文章が読みやすくスルスルっと読めてしまう。 攻めの組木も受けの森吉も、どちらも周囲からはハイスペックで完璧な男に見えるん…
0758
世間一般で見たら完璧といえる出来る男たちの不器用な恋の話。 リーマンもので同じ職場の先輩後輩のお話です。特に職場でのトラブルや人間関係のややこしさはなくてそこは安心して読めます。 受けの森吉は知らないことを知らないと言えない見栄っ張りな性格です。周りから高く評価されるのを、自分はそんな人間じゃないと過小評価。ただ実際には本当に仕事が出来る有能な男です。 そんな受けから本物だと称される攻め…
あーちゃん2016
梨とりこ先生の挿絵目当てで購入。リーマンもの、ゆっくり焦れ焦れ話かと思っていたらめっちゃ面白かった!レビューのタイトル「ポンコツ」ってしたいけどネタバレかな、と思い我慢。とにかくポンコツなリーマンがお好きな方、めっちゃおススメしたいです!雑誌掲載分の本編160P弱+その続き60P弱+あとがき。すっごく好きなんですけど、何か強烈な残るものがあるかと言われると?だったので萌2にしました。 人事部…
てんてん
本品は『完璧な恋の話』のフェア書店特典ペーパーです。 本編後、庸介が慧の恋人について探りを入れられるお話です。 森吉家の双子は長男である慧を尊敬できる兄と思っていますが、三男 である庸介は慧を胡散臭い男だと思っています。 今も双子の兄姉は、最近しょっちゅう帰りの遅く、泊まりもある慧に 彼女ができたのではと話し合っているのを、庸介は聞こえないふりで スマホをいじっていました。…
今回は中途採用された後輩社員と有能と評判の先輩社員のお話です。 見栄っ張りな受様が自分の理想とする男である攻様の恋人になるまでと 恋人になってからの続編短編を収録。 受様は入社5年目で人事部に所属する会社員です。いつも穏やかで誰にでも 親切で、優しく、頼りがいがあり、ついでに見栄えも良いという、およそ 非の打ち所の無い男だと、周りから評価されています。 それは両親が供働き…
ぷれぱーる
もしかして、こんな感想を持つのは自分だけかもしれないと思いながらレビューをさせて頂きます。 内実は潔癖のスパダリ×見栄っ張りのポンコツ 渡海先生は、このつもりで書かれたのですよね。 でも、私は全く逆の印象を抱きました。 努力で完璧な男を演じている森吉は、誰もが認める本物の完璧男・組木に告白されてーー…というお話。 ノンケの森吉が、ゲイの組木に惹かれていく様子が丁寧に描かれています…
夏蜜柑◯
側から見たら容姿も整い仕事もできる完璧な受けと攻め。 でもその内情を知ると、なんてポンコツ!なんて不器用! 受け攻め両視点で進むので一方の視点では見えなかった人柄が、なるほど実はこんな人だったのね!と。今回は受け攻めどちらもスマートじゃない恋模様が描かれています。 しかしそれこそが2人の魅力ですね。好きになれば痘痕も靨。自分だけに見せる完璧じゃない一面にキュンとこない恋人はいません。むしろそ…
ぴれーね
どうでもいい話ですが、一人「渡海月間」で、既刊を片っ端から読み返してる真っ最中だったりします。 渡海先生ですが、こういう普通だけど普通じゃない恋を書くのがとてもお上手ですよね。 どこか欠けた完璧では無いキャラを、滑稽に、でも愛おしく描くのが巧みと言うか。 タイトルが「完璧な恋の話」ですけど、裏テーマとなるのが「完璧じゃ無い貴方でも愛してる」になると思うんですよ。 人って、相手が完璧だか…
ひみた
受攻情報間違ってませんよ。ビックリ… ヤクザものは映画でもなんでもどうしても興味が沸かず、今回も路彦と山田は好きでもどうも熱中できず、いつも木原さんの作品は一気読みなのに休み休み読んでいました。 再会涙ラストか、はたまたそのままジ・エンドなのか⁉︎(怖いので何となく最後あたりのページをうっすら確認したりした)結局わちゃわちゃラストか〜と読み進めたら、最後には圧巻のラストが待っていましたね。流石…