total review:274747today:31
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/9(合計:82件)
うえだ真由 やしきゆかり
はるのさくら
ネタバレ
まさに切ない系の王道ではないのかしら。 受け様は、シルバーアクセサリー工房で働く優奈。 幼い頃に事故にあい、以来左足が不自由だけど、きちんと自分のペースで頑張ってる子。 攻め様は、優奈の兄、和紀の親友で幼なじみの克治。 事故の責任を抱き続けていて、何くれとなく優奈の世話を焼き続けてきた。 忙しい弁護士なのに、優奈の職場への送迎も欠かさずやっているくらい。 2人とも、相手への…
榊花月 やしきゆかり
窓月
すごく好きなお話です。これを読んで作家様にますます沼りました。何度読んでも泣けるところがあって。再読して、『月夜に気をつけて』シリーズに出てくるマリちゃんのお話だったんだと気づいて、さらに泣きそうになりました。だからイラストもやしき先生だったんだーと。こちら単体でも問題ありませんが刊行順どおりに、『月夜に気をつけて』→『セブンティーン』→『キケンな二人』だとわかりやすいです。 受け一人称で語…
『月夜に気をつけて』の続編。 相変わらず語り手の一人ボケツッコミは続きますが、前作よりは少し控えめ?になっていて読みやすくなっています。 尚之(受け)が独り住いする部屋の隣人・各務(攻め)との秘密の関係にも慣れが生じてきた頃。尚之の一学年下に超イケメンな帰国子女・島津が転入してきて、尚之と学内で出くわすたびに、自分のことを思い出さないのか?と問うてきます。ここでミステリアスな美しき当て…
なんて不条理なはじまりでしょうか。 受けの一人称で語られる、一人ボケツッコミ全開のギャグBL。 一人暮らしの高校生がある夜、ゴミ捨て場にあったダンボールを覗くと男が一人入っていて、目が合ってしまった…という出だし。 親切心から男に寝床を提供したらいきなり襲われて、翌日、痛いお尻をかばいながら新学期初日を迎えると、自分を襲った男が新任教師としてしれっと登場。以降、その教師との奇妙な…
菱沢九月 やしきゆかり
「萌×2」と「萌」の間くらいかな? ラブラブカップルが試練を乗り越えて、絆を深めていくお話です。タイトルがラブいっぱいな感じで、思わず和んでしまう。 大学生の隆文(攻め)視点で進みます。小学生の頃から親友の兄・遥司にずっと片思いしていた隆文。遥司がパティシエの勉強のために上京し、地元の洋菓子店「ディマンシュ」でケーキ職人として戻ってから、二人は付き合いはじめます。隆文が高校2年生の時で…
麻生玲子 やしきゆかり
ビブロスさんです。一時期、やしきゆかり先生イラストの小説を集めていました。線が細くてノスタルジックで可愛らしい。(本書同時収録「嘘になる」は雑誌掲載時、イラスト担当は別の方だったそうです) 「汚れてる余裕もないくらい…」「嘘になる」、最後に「キスしたあとの唇」が収録されています。「嘘になる」だけは全く別のお話ですが、テーマがチンピラなのは共通。 「汚れてる余裕もないくらい…」はソフトな…
登場人物 楠 (受け) 大浦(しーちゃん・攻め) 伊勢山(攻めの彼女) 大学生もの。日常的すぎるといえば日常的すぎるかも。でも、わたしは好きだな。 ドイツ文学の勉強会メンバー同士の恋。1年生の楠はゲイでカミングアウト済み。友人は華やかな女の子が多い。2年生の大浦は伊勢山と付き合っているのだけれど、一度、勉強会の延長の飲み会で酔い潰れた大浦を楠が自宅に泊めてから、二人の関係が怪…
菅野彰 やしきゆかり
nanao77
野蛮人との恋愛(3)とありますが、詳しくいうと、1が剣道部の大学生同士のカップル、と2&3がそのカップルの攻めの兄&受けの先輩のカップルの物語です。 私はこの2と3のカップルの物語が本当に本当に大好きで! 自分にとって、とても大切な物語です。 攻の守は剣道で日本一になったこともあり、剣道を愛してはいたものの、弟の方が本当は才能があると気付いてしまったが故に実家の道場を継がずに外科医になっ…
大学の剣道部の先輩であり医師でもある守×後輩でフリーターの貴彦の物語。 このシリーズ第1作は守の陰気な弟×アホで超絶ポジティブな弟の同級生、という組み合わせだったのですが、2作めの本作と本作の続編だある3作目の主役の二人はネガ×ネガの組み合わせ。 本来混ぜるな危険、の2人です。 守は体育会系部活に勤しみながら医者になった、もともと高い能力を持ちなおかつすべき努力を怠らず、なるべくして…
ましゅ
無慈悲BLで紹介されていたので読んでみました。 受け瑞の過去、背負ったものは壮絶です。 お金を工面するため高校を中退しバイト三昧。そんな中謎の火事で家族は死亡。自分一人だけが生き残ってしまったが絶望に負けず親の気持ちを継いで借金返済のため身を粉にしてひた向きに頑張る…。 本人の意識しないところで漂う微量な痛々しさはあれども、悲壮感や不幸さを感じさせないんですよね。 そんなアクのない…