total review:274746today:30
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/4(合計:34件)
西江彩夏 葛西リカコ
みざき
「私は主に、お客様に恋愛を売る商売をしています」 口元に薄く笑みを浮かべそう語る、やたらと綺麗な見知らぬ品の良い男。 リョウという恋愛屋を名乗る男と、そんな男に突然話しかけられた、彼女に振られたばかりの大学生・鈴木。 全編攻め視点で綴られるなんとも奇妙な出会いから始まる物語。 恋愛屋と傷心中の大学生が擬似的恋愛関係になったら? 出版社あらすじ通りのお話なのですが、始まりが始まりなもの…
西江彩夏 松尾マアタ
ふばば
ネタバレ
電子短編。 表紙絵からわかる通り、触手もの。 そして、ちょっとホラーの香り… 主人公は、銀行員の米倉。 特に趣味もなく、家と銀行の往復。規則正しい生活。そしてゲイ。 今日は帰りに同窓会がある。 そして、その同窓会で高校の時に恋していた細川に再会するのだが…というストーリーです。 当時告白したが返事は無くそれっきり。今久々に会っても他の人に対しての態度と全く同じ。 米倉はそん…
西江彩夏 加東セツコ
電子短編。挿絵の加東セツコ先生推し。 内容は… 作品紹介で記されているあらすじとはちょっと…いやかなり、印象が違います。 短編だけど、これどうなるの?どう進んでどう決着するの?と先の見えない読書体験となりました。 主人公は、OA機器営業主任の仁坂。 自分で自分のことを「精悍な色男、間違いなく見栄えのする男」なんて自覚してる。 部下の大江は、真面目で気が利いて、時間厳守、身なり清潔、…
西江彩夏 金ひかる
fiona0109
西江さんは初読みの作家さんでした。 文章は落ち着いていて好みでした。 主人公の2人は社会人で大人な恋愛物語かと思いきや、攻め様が容姿端麗、仕事も出来る自信家なのに人と付き合う事につけてはなんともちぐはぐな感じで、かなり変わっています。 受け様がゲイということは序盤ですぐに分かるのですが、人当たりが良くちょっと人が良過ぎるくらいで、攻め様とは対照的です。 最初は攻め様がこれ以上ないほど嫌なキ…
fandesu
初読み作家さんです。葛西リカコ画伯のイラストに惹かれて購入。 攻めの鈴木剛は、失恋、それも二股をかけられていることに気づいた後、勝負をかけて誘ったサーカー観戦で完全に振られてしまうという最悪な状況の中で『恋愛屋』を名乗るリョウという美しい男性に声をかけらます。 なかなか不思議な味わいで始まるお話です。 設定はとてもトリッキーなのですけれど、お話は淡々と進む感じ。 でも、興味はそそる…
西江彩夏 七海
マキヲ
初めての恋と肉欲に溺れる10代の3年間を描いた「Blue Season, Diary」(川本視点)、再会した20代の二人を描いた「Bagwor's Ivory Home」(谷村視点)、そしてその後の二人を描いた「Red Cherry」(再び川本視点) の三部構成から成る作品です。 第一部「Blue Season, Diary」は、西江彩夏さんのクールな筆致で語られる川本の暴走ぶりが…
西江彩夏 麻生ミツ晃
ちぃみな
あまり『萌え』がない渋い話ですが、とてもよかったです。 あらすじから受けるありがちな印象と、中身はかなり異なっていて、 どちらかと言えば、痛い系の作品です。 あまり華美な描写は使われませんが、 状況説明だけに終始するような芸の無さもない。 構成も無茶な展開はなくしっかりしていて、人物造形も薄っぺらさがなく、 地に足のついた、読み応えのある作品でした。 ただ、文章と同じで、 キャ…
M+M
カレンダーイラスト、番外編SSなどが載っています。豪華で盛り沢山の内容でした。 ・12ヶ月カレンダーのイラスト 1月「幾久しくお願いします。」小説:夢乃咲実 イラスト:みなみ遥 2月「マフィアの真摯な熔愛」小説:桂生青依 イラスト:明神翼 3月「発情」小説:岩本薫 イラスト:如月弘鷹 4月「マハラジャの愛妻」小説:加納巴 イラスト:桜城やや 5月「ファインダー」シリーズ イラスト:…
宮原きの子
前半は話が重くて書き方も堅くて読み辛いという印象です。 最初は10代から30代まで同じ人と付き合う? 切なさとか葛藤とか色々ありそうで面白そうという点から手に取りました。 川本の頭が堅くて、学校は勉強するところというのはわかるけどクラスの中で急に怒り出す人がいると…この人、大丈夫…?ってなるような? 面白くなって来たのは43ページの谷村が電車の窓から振り返るかもわからない川本に…
「恋愛・教師~Color of Snow~」に収録されている表題作の続編、「One Side, Narration」の続きになります。 本編は井瀬崎の目線だったのですが、番外編SSは佐々井の目線で語られます。 信号を渡った後、二人はレストランに行きます。 料理を注文し、ちょっとした会話をして気がほぐれたところで、井瀬崎が渡したいものがある、と小箱を差し出します。佐々井の予想と違わず、…