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雲田はるこ
茶鬼
シトロンで読んでいた時は、二カ月おきという間隔が発生するため、その時のトキメキが持続しないのですが、やはり一冊にまとまるとこの物語の世界がとてもよく見えてきました。 6年の遠距離恋愛から、やっと同居にこぎつけたみいくんと恵ちゃん。 恋人になってからすぐ遠距離恋愛に入ってしまった為、二人の関係は友人に毛が生えた程度。 同居することで、はじめてお互いが見えてきて、そして改めて恋人を自覚してい…
ハイ爺
賛辞の多いなか、リアル四十路としての意見も書いておくべきじゃ、とヘンな義務感を持って記します。(勧めてくだすった方にも申し訳ないのですが;)。 すみません…感じ方はひとそれぞれなのだ、と、どうぞ怒らないでください…。 表題作の「野ばら」、子持ちの神田がアラフォーである必然性はどこにあるのだろう、とおもいました。 年齢に関して絵での表現も、目の下にシワがある程度のように思えてしまって(わた…
わか竹
表紙はちょっと昔の少女マンガ風の絵ですが、 口絵には釘パイプにロンスカセーラー服の男の子。 一体これはどんなとんでもマンガなのかと身構えたのですが、 シリアス、ギャグのバランスが絶妙で、 どのお話にも相手を放っておけない愛おしさが溢れていました。 おバカな男子のしょーもなさと可愛さには、 うっかりほだされてしまっても頷けるというものです。 喜怒哀楽の表情が豊かで、他愛もないやりと…
クレタコ
ネタバレ
帯『あなたの人生、俺にください。』 前作を読んだ時はふーんへぇーほーーとしか思わなかったんですが、え、同一人物作品だよね?って確認しちゃった位に良かったです。 自分の感性が変わったのか、今作から本領発揮なのかどっちだろ。 いやともかく良作短編集でした。 表題作はとりあえずモネとお祖母ちゃんが可愛い! 子供とお年寄りには勝てませんですねー、特にお祖母ちゃんはキュートでいて可愛くて孫…
前作のあとがきにてドエス&ロン毛萌えを 披露した雲田さんですが、 今作ではエプロン&天パの萌えを これまた控えめに熱ーく語っています。 エプロンのそこに萌えが!と驚きましたが 私的には「野ばら」最初のシーン、 後ろから見たギャルソンエプロンの 細い腰回りと、あの見えるか見えないかの お尻にムラムラしますね。 あれですよ、一回りしてもエプロンが 余ってしまう細さとか、ほんと憎…
サガン。
ものすごく独特の雰囲気があったような気がします。 絵もなんだろう。 少年マンガ…じゃないんだけども、少女マンガでもないし…。 なんか独特。 「悪童セヴンティーン」 結構好きかも。 いや、マキオの変態さ加減には正直ドン引きレベルでついていけないものを感じないでもなかったのだが(制服の匂いで間宮が誰の着てるか当てちゃうあたりとか) 間宮の強気な感じが結構好きなんだと思う。 間宮が女…
営多
前作「窓辺の君」を読んだ際に、 「絵柄は好きなのにストーリーにイマイチ魅力を感じない…」 と残念に思っていたので、新刊が出てもあまり読む気ではなかったのですが。 もっと早くに手にとっておけば良かった…!と後悔しました。 今回の作品で、急にストーリーに膨らみがUPしたというか。 最後まで飽きさせない。 自然に惹きつけられる魅力的なキャラクター達とその愛に、つい涙がこぼれてしまうほ…
しの
私にもうちょっと感受性があれば…; わ~ん;皆さんゴメンナサイ>< ここまでのみなさんとても高評価なんですが……、私は雑な絵といちいちオネエみたいな受けがどうしても駄目でした>< お話も設定も大好きなんですけどね。 子持ちのゲイとノンケのお話好きだし。 このお話も、可愛いお子様やばあちゃんなど、魅力的な脇キャラも居て、お話自体は好きだったんですが、受けを見るにつけ「そこでなよっとする…
縞々
前作『窓辺の君』では、尻すぼみ展開が多く目立っていたので惜しい作家さんだな…と感じてたのですが、本作ではその展開のアラがかなり改善しており、技術的に相当パワーアップしていたので大満足の一冊でした。 もともと作品の雰囲気やキャラクターの魅力を引き出す描写に長けている方なので、今後更に知名度が上がるのは間違いない作家さんだと思います(何やら上から目線になってしまいましたが;) 雲田先生の何が好きっ…
えみう
前コミックの「窓辺の君」も大変よかったのですが、さらに上をいく良さが「野ばら」でした。 「野ばら」の神田くんは奥さんに性癖のことで逃げられていますが、ここを境に武への態度が柔らかく(ふにゃ)なっているような気がします。 隠していたことを隠さずによくなったことの現れなのかとおも思いますが、そんな変化も“らしさ”で全く気にならない。逆に優しさがにじみ出ているようでした。 「ミミくんシリー…